ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
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”プチ”アドレスホッピングしてみた 1 印象

2020年10月31日 14時38分14秒 | DIARY
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”プチ”アドレスホッピングしてみた 1 印象

 
 
 

僕はなぜだだろう、以前から放浪系、永遠の旅人系に憧れてきた。理由はわからない。ウォールデンの「森の生活」のような田園、脱都会指向はなくて都市の方が好きだ。
映画で言えば、世界中を出張して回って家を持たない「マイレージ、マイライフ」にも憧れた。
https://www.amazon.co.jp/マイレージ、マイライフ-字幕版-ジョージ-クルーニー/dp/B01FD6ME8G

ミュージシャンで言えば永遠のツアーのようなものだ。PMG時代のパットメセニーも年に数日しか帰れないとインタビューで言っていたし、トランペッターのクリス・ボッティはツアーが日常で家を持っていない。そういえばホリエモンもホテル住まいだそうだ。
興味を持っていたところ、アドレスホッパーの高校教師、よしかわけいすけさんにインタビューする機会にも恵まれた。やってみたい気持ちが少しだけ具体的になった、

で、実は今回、よんどころない事情で家を出て都内のビジネスホテルに数日滞在することになった。なので、これをミニアドレスホッピングのつもりで過ごしてみたのだった。

まず端的に印象だけ言えば

1.GO TOの効果もあり、今ならビジネスホテルでも経済的にはいける気がする。というか、一人だけで暮らしているならホテルのほうが安く上がるかもな。電気光熱費もなくて、掃除もしてもらえて、生活道具も全てある。

2.家から歩ける距離なのに不思議と日常感が一気に吹き飛んで、旅に出ているようにワクワクして楽しい。仕事は一人でホテルの部屋にいるとめちゃくちゃはかどる。集中度が違うし、飽きたら瞬時に風呂に入れる。気分転換に外にでても商業地域なのでいろいろあって楽しい。

3.ただし基本的にはすべてが一人で、仕事などで人と合わない限り、会話する機会はない。寂しいといえば寂しい。これがよしかわけいすけさんのようにゲストハウスのようなところに泊まるのが本当はいいんだろうなと思った。
もしくは教師のよしかわけいすけさんにとっては「学校」という職場が貴族場所になったと言っていたが「会社」などの帰属場所と仲間がいることはある程度必要かもしれない。もしくは本当に人生そのものが単独でのアルプス縦走のような旅だと考えるか。

4.個人的には楽器が弾けない、吹けないのは辛い。2泊ぐらいでもつらい。でもアドレスホッパーでギターやベース、トランペットを持ち歩く人はいるだろうか。個人的には衣服とかは最小限でいいし、音楽もBluetoothスピーカーは持ち歩くのでサブスクで十分なんだが。

つづく。


私ではなく、あなたが死んだのはたまたまのこと。

2020年10月22日 23時59分59秒 | DIARY
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私ではなく、あなたが死んだのはたまたまのこと。

 

先週もいっしょに仕事をし、そして今週末もいっしょに仕事をする予定だったカメラマンであり、友人であり、写真の心の師匠であり、お互いにジャズ好きであり、ECMマニアであり、キース・ジャレットファンであったカメラマンのMさんが急逝した。亡くなる前日にも普通に仕事のやりとりをメッセンジャーでしていた。

Mさんと私なら、お互いにまあ元気に楽しく仕事できるぐらいに健康だったし、不摂生にまつわる健康上の問題なら私のほうが多いだろう。

神様が気まぐれに撃った「突然死」という流れ弾が私にではなく、あなたに当たったのはたまたまのこと。そう痛感している。

「サヨナラだけが人生だ」とはいい過ぎだと息子がいった。たしかにサヨナラだけではない。出会いがある。

出会いとサヨナラが人生だ。そしてすべてのものとの別れが、死ぬこと。

そして死ぬことは避けることができない、自然なことである。次はあなたかもしれないし、私かもしれない。

これからは

・少しでも体にいいことをしよう。質のいい食事を食べ過ぎない。適度な運動をする、ストレスをためないように。流れ弾の確率が下がるように。

・ひとと共有できる時間を大切にしよう。Mさんとの最後にあったとき「メシでもいく?」と言われて、今度にしましょうと別れてしまった。すぐにまた逢えるとあたりまえのように思っていたから。でもいつでもあるものなんてない。これからはそれぞれの人と共有できる時間が持てることに感謝し、その機会を大切にし、一期一会を心に刻もう。

・モノとのわかれ、身仕舞い、始末はどんどんはじめていこう。

・自分が好きなこと、周りの人が幸せになることをどんどんやろう。それが人生を豊かにするはずだから。


近藤等則さんのご冥福をお祈りします

2020年10月19日 20時55分48秒 | DIARY
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近藤等則さんのご冥福をお祈りします

 
 
 

エレクトリックトランペットの近藤等則が急死した。私が生涯見たライブで音楽人生が変わった10本を上げるとしたら、その上位に法政大学祭の徹夜ライブでみた近藤等則のチベタンブルーエアリキッドバンドが入る。

あれは凄かった。その後でた暗黒大陸ジャガタラがMCで「あんなステージみたらやってらんない」的な事を言いつつ猛烈な演奏を繰り広げたのを覚えている。

その後IMAになってからも何度も観に行った。大泉学園の東映のスタジオでも見たし、立川昭和記念公園での屋外ライブもすごかった。RECKのパンキッシュなベースとあくまで重い山木秀夫のドラムが素晴らしかった。オノセイゲンがライブPAをやっていたはず。オノさんとはその後仕事することになるんだが、なぜかその時は初見だったのに話しかけてくれた。

また近藤等則が白髪鬼になった近年も町田のライブハウスまで黒田征太郎のライブペインティングとの即興演奏を観に行って、終わりのトークショーでは質問もさせてもらったのだった。たしか渋谷でズンジャカのライブをやった後だったはずだ。エレクトリックトランペットをやってみたいと思った(数回やった)のも近藤等則のおかげだ。

YouTubeのインタビューでも元気そうだった。原因は報道されていないが急死であることはまちがいないだろう。ご冥福をお祈りします。


1日を3時間で暮らすいい男

2020年10月17日 14時28分26秒 | DIARY
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1日を3時間で暮らすいい男

 
 

珍しくHackの話題。そして出典は「一年を十日で暮らすいい男」だ。

メルマガか本だったか忘れたが、勝間さんが「一日の仕事は3時間にしている」というのをきいて、私も実践しようと思っている。とはいえ私の仕事の単価はそんなに高くない。

そこで私が考えているのは「仕事に集中する時間を3時間とる」ということだ。できればひとつながりの3時間、途中どこかに移動もせずメールもネットもみない。電話も出ない(最近は電話は少ないが)。ここをコアタイムとして一番負荷の高い仕事を済ませるようにしようと試みている。

さすがに長年仕事をしてきて年も取ってくると、適当な集中力でもこなせるタスクも増えているので、そちらは緩いテンションでやる。それでいいとして、一番集中を要求されるものは、コアの3時間でやるように行う。この区分けをすることで少し仕事のはかどりや精神衛生上、少しいい感じだ。

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一番大切なものは健康と人間関係、特に今、そしてこれからは健康。

2020年10月15日 11時53分05秒 | DIARY
ホリエモンと勝間さんが対談で「一番大切なものは健康と人間関係」と言っていたが、それは確かにそうだなと思うのだった。人間関係は日頃の積み重ねで邱にどうこうってことではないが、健康については特にステイホーム、リモートワーク時代の今、適度な運動と適切な食事の価値こそが「金」(きん)だ。
 
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オーストラリアのピーター・ノーマンという素晴らしい男に献杯する。

2020年10月13日 10時09分43秒 | コンサートレビュー
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オーストラリアのピーター・ノーマンという素晴らしい男に献杯する。

 
 

昨日はオーストラリアの1968年オリンピック、メキシコシティー大会でのオーストラリアのピーター・ノーマンのストーリーに泣いた。棺の先頭を担いだのは表彰台でブラックパワーソリュートを行ったトミー・スミスとジョン・カーロス。像を造るときに断り、そこには誰でもが載れるようにしたいと言ったそうだ。


https://www.ssf.or.jp/ssf_eyes/history/olympic/20.html

 
 

明日世界が終わるとしても、 私は林檎の木を植えて今日も打席に立つ。

2020年10月12日 14時08分18秒 | Works
人生、打率ではなく、打席数だと思う。
打てないかもしれないけど、打席に立つ。
もちろん日頃から素振りはしておく。

明日世界が終わるとしても、
私は林檎の木を植えて今日も打席に立つ。

だから若者も、打席に立て。できるだけ若いうちから。
立てるようになったらすぐに。
 
 
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