ほぼ週刊イケヤ新聞ブログ版

コピーライター・ミュージシャン池谷恵司の公式ブログです。
私的メールマガジン「ほぼ週刊イケヤ新聞」のブログ版です。

映画「万引き家族」を見た

2018年06月30日 12時17分35秒 | Movie Review

 

良い映画だった。今の日本の精神風景をよく映している。

俺自身、何十年か後に見ると

あの時代はこういう気分だったな、と思い出すと思う。

 

家族、ファミリーバリューというものは、人間にとって本質だが、

それは血縁的に家族であれば、成立、維持できるものではない。

それを逆説的に語れば、こうなるのだろう。

この万引き家族の中の唯一の血縁の二人は、

映画の終わりぐらいで、実は家族として成立していなかったのかもしれないという反証もでてくる。

 

私個人は弟を早くに亡くしてしまったこともあって、

他人だった子ども2人が、兄妹となっていくところ、

そして妹のために自分が犠牲になるところが泣けたし、

それが大きな物語としては、全ての虚構を暴いてしまうという構造が

実に良くできていると感じだ。

 

それと、役者が全員すばらしい。

子役は天才的だし、安藤さくらが特に良かった。

そして樹木希林は日本の宝だろうな。


6月29日(金)のつぶやき

2018年06月30日 02時52分02秒 | tweet

AIの話は面白い。ーデジタル産業革命の時代ー

2018年06月29日 18時01分08秒 | DIARY

ーデジタル産業革命の時代ー

AIの話は面白い。
これから取材する予定の方のyoutubeの講演をまとめて見ている。
データサイエンスとその教育、日本の状況に関わる話だ。

現在はAI,ビッグデータの時代であって、それは産業革命に次ぐ、大きな変革期。それをデジタル産業革命と言っておく。
産業革命には3つのフェーズがあった。
デジタル産業革命にもおそらく3つのフェーズがある。
今のデジタル産業革命も、AI ビッグデータが見出されたという第1フェーズにある。

第1フェーズに関しては日本はまったく乗り遅れていて、
データサイエンス人材自体がまったく育っていない。
イメージ的にはバッターボックスに出る前にコールド負け。
アメリカ、中国がすごい。
比喩としては黒船を見ている和服の日本人。

しかし第2フェーズ、第3フェーズで日本は戦える可能性がある。
それは産業革命から、クルマ、トランジスタラジオ、新幹線で
日本が買った図式と同じ。

ここでダメであれば日本は中進国、それ以下になる。


照明の色と美味しい光

2018年06月29日 10時12分52秒 | Photo&エッセイ

 

スーパーとドラッグストアが併設された店で気づいたんだが、

食品はタングステンの黄色い光でないと美味しく見えないし、

薬などの生理的なもの、あるいは病院などは青みの強い光でないと

清潔さが出せないのだなと初めて気づく。

写真ではうまく表現できないが、照明の光の色(温度)がちがうと

まったく別の空間のように感じられるのだった。

 


6月27日(水)のつぶやき

2018年06月28日 02時55分15秒 | tweet

6月26日(火)のつぶやき

2018年06月27日 02時49分36秒 | tweet

6月23日(土)のつぶやき

2018年06月24日 02時50分16秒 | tweet

6月21日(木)のつぶやき

2018年06月22日 02時49分33秒 | tweet

6月20日(水)のつぶやき

2018年06月21日 02時51分26秒 | tweet

アポロワークショップセッションでサックスの達人津上研太さんに教わったこと。

2018年06月20日 15時07分35秒 | Jazz Talk

下北沢の素敵なジャズハウス、アポロは、素晴らしいライブをやっているだけではなく

セッションも定期的に行われている。

最近あまりセッションに出かけていないが、先日津上研太さんが参加して、

しかもセッションで演奏した後にダメ出しをしてくれるという

ワークショップセッションがあったので遊びにいってきました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

下北沢「アポロ」 ワークショップ・ジャムセッション 津上研太(sax)岩崎壮平(pf)金澤力哉(bass)出射利幸(ds) start 14:00〜

※一曲ごとにディスカッションを行います。
セッションについて(曲全体、奏法、合図の出し方、バースの回し方、リズムの感じ方 etc…)、第一線で活躍されている津上研太さんはじめ、ホストメンバーのコメントやレクチャーは非常に実戦向きで役立ちます!

下北沢アポロ
https://ameblo.jp/430416apollo


というやつでした。

 

そこで、アポロワークショップセッションで津上研太さんに教わったことを

忘れないうちにメモしておきます。

・ソロになると急にジャストになるが、できるだけリズムのポイントを後ろに置いた方がお客様は気持ちがいい。
モーターボートがリズム隊で、それに牽引される水上スキーのイメージ。


・デクスター・ゴードン。コルトレーンも遅い。キャノンボールは早い。

・曲が始まる前に余計な音は出さない.テーマの練習とかしない。

・大きな音は要らない。バランスを考える。

・アイディアは大事。でもたくさんはいらない。平坦な平原の美しさを目指す。

・曲を始まるのは簡単(カウントすればいい)終わるのが難しい。アイコンタクト、ジェスチャー。

・テーマは作曲者に敬意をもって、丁寧に吹く。

・できない曲は吹かない。セッションでも知らない曲を断る勇気。

・音色が良ければ85点はとれていて、合格。

・「こんなもんでいいか」という演奏を減らし、丁寧に意識を持って演奏する。

・ソロの音が多すぎる。

・バラードなどでリズムはできるだけ細かくとる。

・バラードでブラシでリズムをキープするという決まりはない。
美味しいところだけ、風景を作ればいい。


・コンピングはフロントを「プッシュ」する。

・アーティキュレーションが大事。発声でスイングさせてグルーブさせるべし。

・ソロは、フレーズ(だけ)ではなく、タイミングと発声をコピーする。


6月19日(火)のつぶやき

2018年06月20日 02時55分36秒 | tweet