ウクライナ、ロシアで。言葉は嘘をつける。真実はどこにあるのか。
京都大学元総長、ゴリラ学者の山極壽一先生に伺った話が忘れられない。
「言葉は不完全なもの」「言葉は嘘をつける」
そのとおりだ。
ウクライナ戦争での報道は、どこまで真実なのか。
ロシア国内での報道はどこまで真実なのか。
両国ともに先方の報道をプロパガンダという。
我々日本では欧米諸国側の報道がそのまま
鵜呑みされた状態で報道されている。
結局僕たちは体験も場の共有もしていないので
すべて言葉と、電子的な映像でしか知らない。
たとえば第二次世界大戦中の日本人は、
徹底的な報道規制と、植え込まれた道徳規範の中で
どこまで真実を知っていたのか。
ひょっとして真実などないのだろうか。