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文具の認知心理学」

2017-04-26 | わかりやすい表現
文具の認知心理学」
0)文具を考える3つの基本視点

 [機能性]
(いつでも、どこでも、すぐに) 
     
        
[デザイン性]        [思惟駆動性]
(持っているだけ/    (文具が思惟
あるだけで楽しい)     を駆動;絵具、筆)

1)文具または文具を介してのコミュニケーションにおける21世紀のトレンドとキーワード
○文具フリー
 コンピュータへの音声や手書きによる直接入力が便利になり、従来型のペンや鉛筆を使っての紙への思惟世界の外化の機会は減少する。
○機能性からデザイン性重視へ
 文具依存が相対的に弱まるのに対して、デザイン性が重視される。
○思惟駆動性は、ますます特化してブランド化する。

2)文具の可能性 
○文具依存場面(試験など)と文具フリー場面(コンピュータなど)との領域分けが厳しくなってくる。
 例 ワープロ使用が、文具による思惟支援   を代替するようになると、鉛筆を使っ   た試験が不利になる。
○コンピュータ機能を持った文具の開発
 たとえば、書いた内容が記憶されていて、簡単にコンピュータに移せる。

3)筆記具/その他の文具で気になる商品
○絵の具や筆・墨の思惟支援機能
 絵を書く、書を書くとき、絵の具や墨が描きたいことに微妙に影響する。
○なかったことにする文具
 鉛筆には消しゴムがあるが、ボールペンには機能性の高い「消しゴム」がない。

4)日本の文具。筆記具メーカーの強みと弱み
○機能性とデザイン性は高いレベルだと思うが、思惟支援という点で特化したものが少ないか
○メーカーの姿を意識することがほとんどない。日常性のなかに埋もれてしまっているからか。





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