メロンのおいしさをフルーツセレクターという名の非破壊糖度計(クボタ㈱)を使って調査しています。アールス系のネットメロンは、一般に開花から55日で成熟します。広農大産メロンは,これまで収穫時に一部の果実を抜き取り,その果汁を(つまり果実を切って,学術上は「破壊」という表現になってひどいことをしているみたいですが…)屈折糖度計(明るい方向にかざしてみる安い機械)で測定し,「同じ開花日の果実はほぼ同じ糖度である」と判断して販売していました。しかし,この方法ではその糖度に達していない果実もままあり,「あんまり甘くなかったでえ」と優しくですがクレームがくることもありました。そこで、おいしいメロンを今まで以上に自信をもって販売できるように本機の利用について検討を始めました。卒業論文のプロジェクトでも取り上げます。糖度は収穫した果実だけでなく,まだ樹になっている状態でも測定できるため,「樹が元気なのでもう少し置いとこう」という判断にも使えます。ただ,高価で約百万円もする機械なので広農大にはありません。近くの県立高校から連携の一貫で借用しています。農業も新技術を活用してこそ,今の安全・安心の時代を切り抜けていけると思います。ああーひゃくまんえん欲しい!。
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