会した双方が喜びを交わす、四人に間に交歓の余韻が尾を引いている、一同が目を合わせる、少しのあくぃだ和んだ。
ハニタスが一同に声をかける。
『オキテス殿にオロンテス殿、始めましょうか』
『はい、ハニタス殿、私たちは承る準備はできています。納入に関する要望を言ってください』
『注文主の皆さんは、自分たちの港で新艇を受け取りたい。そのように言っています。納入に関しては、自走、曳航のいずれでもかまわない。そのように言っています』
『艤装、添付、予備品等についての要望はいかがでしょうか』
『注文主の要望では、偽装については現状でよろしいそうです。添付、予備品については、帆を一枚づつ計四枚を予備にほしいそうです。それから、櫂を1セット、サービス添付していただければというのが、注文主の要望です。帆については、できるだけ出精価格で願いたいそうです』
『納入期限についての要望はどうでしょうか?』
『それについての要望は向こう一か月以内であればということです』
『これらについてのハニタス殿へ五日以内に返答申し上げたい考えていますが、それでよろしいでしょうか?』
『それでよろしいです。いま、言いました、これらを承諾いただきたいというのが当方の希望です』
『解りました。これらの要望を持ち帰り、検討して、先ほど申し上げてように五日以内に返答いたします』
『解りました。私どもとして言えることは、テムパキオは陸上ではそんなに遠くありませんが、いざ、海上を航走してパキオテ殿の港に行くとなれば、西の岬の先端を迂回して南下、そして沿岸に沿って東への航路となればかなり遠くなります。検討のほどよろしくお願いいたします』
『解りました。我々として、最善を尽くして、この仕事と取り組むことを約束いたします』
『そう言っていただけるとは心強い!ありがとう。ご両人よろしく頼みます。大体のところ、話は以上です』
『了解しました』
オキテスとオロンテスは、話を終えて集散所の詰め所をあとにした。
『おう、オロンテス、スダヌスが昼を一緒にしようと言ってくれている。それでどうだ!』
『おう、いいな。馳走になってもいいかな、スダヌスも俺らとともにこの仕事に取り組んでくれた。すじから言えば、俺たちが彼にすべきところなのだがーーー』
『そうだな、スダヌスに感謝だな。今日は馳走になろう』
ハニタスが一同に声をかける。
『オキテス殿にオロンテス殿、始めましょうか』
『はい、ハニタス殿、私たちは承る準備はできています。納入に関する要望を言ってください』
『注文主の皆さんは、自分たちの港で新艇を受け取りたい。そのように言っています。納入に関しては、自走、曳航のいずれでもかまわない。そのように言っています』
『艤装、添付、予備品等についての要望はいかがでしょうか』
『注文主の要望では、偽装については現状でよろしいそうです。添付、予備品については、帆を一枚づつ計四枚を予備にほしいそうです。それから、櫂を1セット、サービス添付していただければというのが、注文主の要望です。帆については、できるだけ出精価格で願いたいそうです』
『納入期限についての要望はどうでしょうか?』
『それについての要望は向こう一か月以内であればということです』
『これらについてのハニタス殿へ五日以内に返答申し上げたい考えていますが、それでよろしいでしょうか?』
『それでよろしいです。いま、言いました、これらを承諾いただきたいというのが当方の希望です』
『解りました。これらの要望を持ち帰り、検討して、先ほど申し上げてように五日以内に返答いたします』
『解りました。私どもとして言えることは、テムパキオは陸上ではそんなに遠くありませんが、いざ、海上を航走してパキオテ殿の港に行くとなれば、西の岬の先端を迂回して南下、そして沿岸に沿って東への航路となればかなり遠くなります。検討のほどよろしくお願いいたします』
『解りました。我々として、最善を尽くして、この仕事と取り組むことを約束いたします』
『そう言っていただけるとは心強い!ありがとう。ご両人よろしく頼みます。大体のところ、話は以上です』
『了解しました』
オキテスとオロンテスは、話を終えて集散所の詰め所をあとにした。
『おう、オロンテス、スダヌスが昼を一緒にしようと言ってくれている。それでどうだ!』
『おう、いいな。馳走になってもいいかな、スダヌスも俺らとともにこの仕事に取り組んでくれた。すじから言えば、俺たちが彼にすべきところなのだがーーー』
『そうだな、スダヌスに感謝だな。今日は馳走になろう』