巷間に秋の気配が漂い始めると、住民は、秋の味覚:この地方代表といっていい、栗きんとんをそれとなく心待ちにする。誰も決して「食べたいのー」と口にするわけではないが、ちゃんと顔にはしっかり書いてある。
最近は、「出来ました!。今年もいついつから新発売!」といった宣伝文句も耳に届いて来る。だが、そこはそれ、みんな伊達に山里に住み、いたずらに年を重ねたわけではない。しばらくは材料が、どうしても早生を使用してあり、”通“に近い自分たちには、いくらかものたりない事を知っている。「どこそこに送っておけ。」となるのである。
ヤマトシジミとイノコヅチ
朱いアカソ
ママコノシリヌグイ、まだお呼びでない、あらそーなの
てんこ盛り
ビロードでーす、グズの新葉