午後になって雨は降ったが、これまでにカラカラに乾いてしまっている畑土には、ほんの気慰み程度にしかなっていない。庭の一部で、どうしても枯らしたくなくて、毎日水をやっている花がある周りの草花たちの勢いがとてもいい。こちらの元気を移植してやっているような気がするくらいである。
ススキが穂をひろげる
ツリガネニンジン
オトギリソウ
ガンクビソウ
「もうカラッから」葉が萎れそうなマツバギク
最近さんまが獲れなくてと、ついこの間まで、世間の魚好きを嘆かせる台詞が巷に流布されていたと思うのだが、この秋を前に唐突に、「獲れて獲れてよ、安くなるよ」の報が流れ始めた。大いに結構、嬉しいことである。
それにしてもいささか不思議。この頃のマスコミは、常日頃の取材活動を、ちゃんとやっているのかしら。ながらニュースを聞いていると、何だか≪子ども新聞≫を読まされているような気がして来るよ。
しあわせ色に包まれて
猛 進
ダイエットしなきゃーね
まだ夏の空の残りが
稲刈り一番乗り
9月のカレンダーを見て見ると、三連休が2週続いている。休みの日ということは、休養を取れということであるので、誠に嬉しい限りである。普段の流れのまま行くと、１００パーセントあなた任せの生活だから、お達しがなければ変えられないのだ。、
小さな幸せ
あたしだけスポット当たって悪いはね
スベリヒユ再見
満開のボタンヅル、例年になくきれいに咲いている
お化粧上手、「ヨメナなんかに負けられないわ」
まだ8月のうちではあるが、野辺に咲く花たちは、すでに秋の準備を整えている。人がまだ、暑い暑いと言ってる間に、草花たちは、風を読み、湿気を探り、気温に応じて時を選び、それぞれにふさわしい、登場の仕方を決めるのだ。
ノアズキ
野菊の季節
ツルボ
光に輝くアキノタムラソウ
ムラサキカタバミ
作物を作っている場合の、畑の手入れは、土づくりに始まって収穫まで、これまでの習慣どうりにやればよいので、多少労力は要するけれども、さして苦労するほどのことはない。それが、「もうあんな面倒なことはやりたくない」と、作物を作らなくなったら大変だ。アレッと思ったら草が生えてる。レレッと目を吸い寄せられた先には、ものすごい勢いで伸びはじめた雑草がある。こっちが何もしなければ、敵はすぐさま戦闘開始なのである。かくて担当のおなごしたちは、ため息をつく暇もない。
ノブキ
今が時かと思ったのよ、タマアジサイ
虫喰われ、芯はダメよ
アゼムシロ
日焼けを嫌う、タカサゴユリ
