山里から ・写真と短い文で綴る田舎の生活

山里の自然と生活の一端を、短文と写真で記録しています。健康に感謝しつつ、日々、世界の平和と安全を願っています。

俄かに荒れる

2016年02月29日 | 野・山・自然

 

 北海道を中心とした爆弾低気圧は、どうやら日本の年中行事の一つとして定着したようだ。それまで暖かい日になったとばかり思っていたら、山里でも急に氷雨の洗礼である。《かなわんなー、まったく》。

 春よ来い。早―く来い。吉報を、みんなで待ってるよ。

 

 

 アセビがようやく、まだ一花のみではあるが

 

 

 

 

 手水鉢の波紋

 

 

 

 

 氷雨に襲われ、閉じる暇なく濡れる

 


花びら燃える

2016年02月28日 | 

 

 地に、幹に、秘められていた花たちが燃えている。強い日差しと陽気に誘われ、さらにこれから本格化である。そっと眺めている時が過ぎ、出かけて行って直に接する花の季節は、皆の表情をおのずとなごませる場を、等しく広く提供してくれる。

 

 

 マクロで花を

 花びら燃える

 

 

 

 

 白く淡く

 

 

 

 

 

 秘めたるものあり、希望と願い

 


霜で真っ白

2016年02月27日 | 近辺の風景

 

 きつい冷え込みの朝、真っ白な霜が木々の枝先で凍っている。土日は暖かくなるような予報が出ていたような気がしたが、勝手解釈だったかな?

 せっかくの休日である。一寸離れた道の駅まで足を延ばし新鮮な野菜を購入し、ついでにモーニング。

 

 

 山懐に抱かれて春を待つ家、屋根まで真っ白。

 

 

 

 照ればポカポカ暖かいのだが。瑠璃色の花鮮やかに。

 

 

 

 物想うジーコ、春待ち顔。

        

 


春へと導く福寿草

2016年02月26日 | 山野草

 

 福寿草は山里の人々を春へと導く花である。新年に、鉢植えが、床の間や玄関で目出度い春を謳い、冷たい風が吹く2月の野においては、誰にも分け隔てすることなく、希望の光を思いっきり振りまいてくれる。夢や希望は明るい空に満ち溢れている。

 

 

 福寿草1

 

 

 

 福寿草2

 

 

 

 福寿草3

 


クロッカスには南風が似合う

2016年02月25日 | 

 

 クロッカスが咲いている。気温が上昇しすぎると、短時日のうちに成長してしまい、花期が短くなるのが分かっているからなのだろうか。我が家のこの花は、必ずと言って良い位、寒気の居座るような日に咲きだす。寒がりだし、努力するのも、耐えるのも苦手な質を自認する身には、とうてい真似できないことである。「可憐なのに、芯が強いんだなー」とつい比べてみる。誰と?、何を?などと、野暮な質問は無しよ。

 

 

 クロッカスⅠ

        

 

 

 

 クロッカスⅡ

 

 

 

 忘れられそうな所に取り残されて、クロッカスⅢ