北海道を中心とした爆弾低気圧は、どうやら日本の年中行事の一つとして定着したようだ。それまで暖かい日になったとばかり思っていたら、山里でも急に氷雨の洗礼である。《かなわんなー、まったく》。
春よ来い。早―く来い。吉報を、みんなで待ってるよ。
アセビがようやく、まだ一花のみではあるが
手水鉢の波紋
氷雨に襲われ、閉じる暇なく濡れる
北海道を中心とした爆弾低気圧は、どうやら日本の年中行事の一つとして定着したようだ。それまで暖かい日になったとばかり思っていたら、山里でも急に氷雨の洗礼である。《かなわんなー、まったく》。
春よ来い。早―く来い。吉報を、みんなで待ってるよ。
アセビがようやく、まだ一花のみではあるが
手水鉢の波紋
氷雨に襲われ、閉じる暇なく濡れる
地に、幹に、秘められていた花たちが燃えている。強い日差しと陽気に誘われ、さらにこれから本格化である。そっと眺めている時が過ぎ、出かけて行って直に接する花の季節は、皆の表情をおのずとなごませる場を、等しく広く提供してくれる。
マクロで花を
花びら燃える
白く淡く
秘めたるものあり、希望と願い
きつい冷え込みの朝、真っ白な霜が木々の枝先で凍っている。土日は暖かくなるような予報が出ていたような気がしたが、勝手解釈だったかな?
せっかくの休日である。一寸離れた道の駅まで足を延ばし新鮮な野菜を購入し、ついでにモーニング。
山懐に抱かれて春を待つ家、屋根まで真っ白。
照ればポカポカ暖かいのだが。瑠璃色の花鮮やかに。
物想うジーコ、春待ち顔。
福寿草は山里の人々を春へと導く花である。新年に、鉢植えが、床の間や玄関で目出度い春を謳い、冷たい風が吹く2月の野においては、誰にも分け隔てすることなく、希望の光を思いっきり振りまいてくれる。夢や希望は明るい空に満ち溢れている。
福寿草1
福寿草2
福寿草3
クロッカスが咲いている。気温が上昇しすぎると、短時日のうちに成長してしまい、花期が短くなるのが分かっているからなのだろうか。我が家のこの花は、必ずと言って良い位、寒気の居座るような日に咲きだす。寒がりだし、努力するのも、耐えるのも苦手な質を自認する身には、とうてい真似できないことである。「可憐なのに、芯が強いんだなー」とつい比べてみる。誰と?、何を?などと、野暮な質問は無しよ。
クロッカスⅠ
クロッカスⅡ
忘れられそうな所に取り残されて、クロッカスⅢ