春の内から異例が多く、「あれまー」、「何と!まー」、と驚きつつ、≪それでも夏になれば落ち着くのでは・・・≫と思っていたのだったが、その後のものごとの進み具合は、振り返りたくもないような出来事が多かった。仮にまー、自分につらく当たられても、そこは大人のことだから、多少動揺することはあっても、対処の仕方はいろいろある。それが、ことが社会全般、あるいは弱者世界が対象となると、心の置きどころを見つけるのが難しい。この酷暑の夏に、自分には出来ないかもしれない苦難の道を、大勢の人々が歩まされている。遠くに在っては、祈るのみである。その七月がようやく終わる。月が替わって少しでも、いい方向に向かうことが出来ますように。
ヤブランの花
フロックスの咲き残り
ヒオウギの色冴える
安全地帯で枝を広げるタケニグサ
藪のなかの捕り物