故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

削っても時間

2017-05-02 02:51:11 | プロジェクトエンジニアー

苺の花が、「おはよ」と言ったような気がしました。


短距離走が中距離走になり、マラソンになってきました。
初めは、コーヒーセットと紅茶セット(飲み物にケーキかパンを付けたセット)だけでした。
それでも20人を超える来店客の対応は、多忙を極めました。
慣れないせいもあったでしょう。

約1か月が経過しました。

裏メニューのお好み焼きも売れるようになりました。
これは、テレビの影響が大きかった。
福島中央テレビの石井アナウンサーが大仰に「これは旨い」と言ってくれたからです。
福島テレビの菅家アナウンサーが、コーヒーセットへのこだわりを伝えてくれました。
普通は、付けるものの名前が先に出ますよね。
コーヒーを先に出すとはコーヒーにこだわりがあるんですね。
とスタジオのアナウンサーが、突っ込みを入れていました。

身を削るような働き方を言われる方がいらっしゃいます。
今日のタイトルは、「削っても時間」です。

削ることで、品質が落ちたんでは意味がありません。
不慣れなゆえの至らなさは仕方がないでしょう。
いずれは改善されます。
しかし、効率を追求するあまり、手抜きをしたんでは客は離れていきます。
我がカフェのお客は、好きなことを言って帰られます。
コーヒーが冷めていた。
甘い、辛い。こうしたらもっと美味しくなる。
全部、真摯に受け止めます。
改善に継ぐ改善となります。
そのうち、「ああ、そうだったのか」となります。
皆さんの知恵を具現化するのが、私達の役目です。

品質は削りようがありません。
削るのは時間とわが身です。
削ったからと言って、時間の長短は変わりません。
智慧と工夫だけが、品質を押し上げサービスの向上につながります。
結果として、実りある時間として、皆さんの懐に落ちます。

時間に追われる毎日です。
けっして効率を追わない。
何かを削ったとしても、長い時間の中のほんの一コマです。
工夫を重ねれば、要領もよくなるし、出来映えも上がるはずです。
削ったとしても、大事なものを失うようでは、時間は後戻りしてくれません。

失敗を恐れない。
多くの失敗と少しの習得です。
こんな体験をさせていただけるなんて、幸せなことです。

我儘なお客様、大歓迎のカフェです。
一人のお客の満足が、結果として大勢のお客を呼ぶことになります。
肝に銘じて働きます。

一粒の 米が立つから ほわほわに

2017年5月2日
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 隠れ家 | トップ | マーケットリサーチ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

プロジェクトエンジニアー」カテゴリの最新記事