感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

木材加工場でカーテンボックスの加工

2014-06-03 22:42:03 | モノづくり挑戦物語
曇り空が広がり風が吹く比較的、過ごしやすい本日の岡山・倉敷。

今朝は岡山市南区庭瀬で玄関までのスロープを作って欲しいとの依頼を受けて現地調査に向います。

今回はお客さんのおばあちゃんが脚が不自由ということで玄関までの段差が危険だとのこと。

私たちには何でも無いような段差も、おばあちゃんにとっては危険な場所、特にお年寄りの転倒事故は後々に響くことになりますので、こうした危険な場所は取り除いてあげたい。

私自身の祖母もやはり転倒してから寝たきりの状態になった為に長い間、ベットの上での生活を余儀なくされたのは悔いる所。

そうした想いはして欲しくないと思うのが自分の正直な気持ちで、おばあちゃん本人にとっても周りの家族にとっても元気でいて欲しいと強く願います。

こちらの計画も早急に進めて参りますので、もうしばらく転ばないように注意して生活していてくださいね。

その後は会社に戻りデスクワーク、期日が迫った住宅のゼロ・エネルギー推進事業の申請書を作成。

期日一杯で予断のない状態ではありましたが、ここまで申請書類に添付する計算書を作成してくれた方、無理を御願いして設計図を描いていただいた設計の先生の為にも何としても提出せねばの一心。

そんな想いで何とか無事に書類の作成も完了して、6日必着の書類ということで、夕方に郵便局にて速達にて御願いして任務完了。

何かと小難しい文字の並ぶ書類作成だけに、作業完了したときには本当に安堵。

しかし、次の仕事が待ってくれる訳でもなく、いそいそと夕方からも再度、事務仕事に専念。

写真は会社に併設している木材加工場で大工の「まっちゃん」が、明日から現場作業が再開される岡山市南区浜野での店舗改装工事に使用するカーテンボックスを加工している所。

メーカーからの規格品などが増え、段々と木材加工場で加工する頻度が減った最近の家づくり事情ではありますが、やはり木材加工場が賑わうと会社の雰囲気も変わりますね。

さて本日、加工した木材を持って明日からは造作工事に入る「まっちゃん」。

岡山市北区田益で大工工事を進める「小野くん」に、今日も県内を走り回っている「しんちゃん」。

明日も彼らと共に全力で目の前の家づくりの瞬間に立ち向かいます。

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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