古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

テニス応援のこころが変ってきました。

2018年09月09日 02時30分35秒 | 古希からの田舎暮らし
 期待していた錦織圭は準決勝でジョコビッチに負けました。
「今度こそ勝つだろう」。何度も何度も、勝つ場面をいろいろと想像してきました。しかし14連敗。
 もう駄目。錦織圭のグランドスラム優勝は無理です。グランドスラムどころかマスターズ1000の試合でも優勝は無理です。
 ジョコビッチとの準決勝戦では、「惜しかった!」とか「すごいスーパープレイが見られた」という場面は全然なかった。リピート放送で見たくもない、不甲斐ない、試合ぶりだった。「また、いつものミスだ」というプレイが随所に見られた。
  日本の選手で他に勝ちあがる選手がいたらいいけど、錦織だけ。それが優勝できないとしたら、応援もあまり熱を入れないようにしよう。

 ところが女子に大坂なおみが出てきました。こちらは決勝戦に勝ちあがり、なんと、絶対的に強い女王=セレナ・ウイリアムスと対戦します。
 20歳。このたびは負ける(だろう)にしても、前途洋洋の選手です。錦織がプロとして10年活躍して、一度も手にしていない「マスターズ1000」のタイトルを今年3月にとったし、将来必ずグランドスラムで優勝します。
 応援軸をそちらにシフトします。年寄りだから、勝つ試合を見たい。
 艱難辛苦とか臥薪嘗胆とか、そんな苦労する場面は見たくない。馬鹿げた『水戸黄門』とか『暴れん坊将軍』とかを見て喜ぶ年寄りだから。
 
 
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全米オープン・テニスの観戦中心の生活です。

2018年09月08日 00時42分01秒 | 古希からの田舎暮らし
 膝が痛くて外仕事ができないし、家でゴロゴロしています。こんなときは、イスにすわってできる「片付け」をすればいい。
 と思って、やりかけた。しかし「片付け」が手につかない。WOWOWテレビで、大坂なおみ/錦織圭/の勝った試合を、何度も何度も放映するので、そのたびに見てしまいます。
 こういう時は今しかない。歴史の瞬間に立ち会えた。スッポリつつまれるとしよう。
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夜中に起きて朝までテニスの試合観戦。

2018年09月06日 11時48分05秒 | 古希からの田舎暮らし
 台風・地震と日本は大変ですが、いまテニス界に凄いことが起きています。
 全米オープン・テニス大会で、男子の錦織圭・女子の大坂なおみが勝ちあがり、準決勝戦に臨みます。
男女とも準決勝に勝ちあがるのは、日本にとって有史以来はじめてのことです。
 その試合は見逃すわけにいきません。
 夜中の12時に起きて、朝の7時までテレビで応援観戦しました。
 4回戦で男女ともに勝った試合を見て「よかった。生きてるうちにこんな試合を見られて」と思いました。
 さらに、準々決勝でも男女ともに勝った試合を見て「よかった。男女とも勝ちあがる試合を見られて」と思いました。

 これからさらに、準決勝で男女ともに勝ちあがり、決勝戦で男女ともに優勝する試合を見られたらうれしいけど、あんまり欲深いことは言わんとこ。
 
 明日の晩も、もちろん応援観戦します。ほかのことが手につきません。
 膝はいいあんばいになりつつあります。
 
 
 
 
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夜中から朝までテニスの試合観戦。

2018年09月04日 09時33分21秒 | 古希からの田舎暮らし
 昨夜は夜の11時に起きて、朝までテレビでテニスの試合を観戦しました。黙って応援しながら。
 全米オープン・テニスは先週はじまり、男子の錦織圭/女子の大坂なおみ/は1回戦 ⇒ 2回戦 ⇒ 3回戦 ⇒ 4回戦 と勝ち進みました。次は準々決勝戦です。生きてるうちに「こういうこと」が起きてうれしい。
 あと3試合勝ち続けたら優勝です。むずかしいけど不可能じゃない。あれこれ空想してみます。
 ま、今日のお昼は、寝ることにします。台風も来ることだし。
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畑の土は頑張っています。

2018年09月03日 01時45分58秒 | 古希からの田舎暮らし
 日曜日、大志くんのお父さんが畑の手伝いに来てくれました。ありがたい。イチゴ・ネットハウスの片付けと通路と遊歩道の草刈りをしてもらいました。

 畑の中央の通路は「畝間」というには広過ぎます。トラックでも通れる。草が伸びて歩きにくくなっていましたが、きれいに刈ってもらいました。
 台風で葉が「ヤツデ」のようになっていた小芋は、もう新しい葉が出ています。

 わずか10日でこんな立派な葉が出てくる。「土の働き」で小芋はこんなに元気いっぱい。土と太陽と水と小芋の生きる意志に感謝です。
 夕方畑に出てみました。杖を突かないでゆっくり歩いて。
 写真のイスにすわって、畑の作物や草のつくった酸素を吸い、しばらく景色を眺めていました。いい気分です。

 イスのまわりの雑草も元気です。のびのび。ここは空き畝でした。黒マルチを掛けるつもりでした。「耕運して、畝を整形して、近いうちに …… 」と思っていました。しかし草がぼくらの思いを追い越しました。
 元気な草を眺めていると「これでいい。畑の土にはたくさんの草の種が生きているんだから」。
 それにしても雑草の種はすごいもんだ。感心します。
 道子さんがサツマイモを「試し掘り」してみました。

 バイオ苗のナルトキントキです。もう十分なサイズ。安納芋は10月がいいけど、ナルトキントキ/紅はるか/は掘り頃です。一株掘ってみませんか。
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『日本軍兵士』(吉田裕・著)を読みながら思う

2018年09月02日 00時54分22秒 | 古希からの田舎暮らし
 いま吉田裕の『日本軍兵士』 ーアジア・太平洋戦争の現実ー (中公新書)という本を読んでします。著者の吉田裕は昭和29年生れ(64歳)の大学教授です。
 戦後生れの人が書くと、「あの戦争」は「歴史」なってしまう。
 なんというか「庶民の痛み・苦しみを感じて、読者がヒリヒリする」感じが遠いのです。
 吉田裕氏は学者ですから、戦時中の当事者の文献を多く調べて、キチンと引用した事実を書いています。インパール作戦の項を引用してみます。


 実際の兵士の記録を見てみよう。 …… 独立工兵の曹長だった西地保正は、インパール作戦の記録を残しているが、そこには自殺した兵士の状況が繰り返し描かれている。  ……

 「今日は体調がいいから先に行くぜ」と出ていった兵が、道の真ん中で自決していた。あとからこの道を(戦友が)通るから(自分の遺体を)始末してくれるとやったことだ。まだ歩けるのに早まったことををしてくれたと一同は残念だった。分隊の足手まといになることは彼の性格から許さなかったのだろう。この様子を近くで休んでいた病兵が、足の親指で引金を引いたと話した。(『神に見放された男たち』)

 目撃していた「病兵」によれば、この兵士は、小銃の銃口を口にくわえ、あるいは自分の頭部に向けて、足の親指で銃の引金を引いて自殺した。
 インパール作戦は、1944年3月に開始されたインド北東部のインパールに対する進攻作戦だが、補給を無視した無謀な作戦を強行した結果、日本軍が英軍に完敗した作戦である。多数の餓死者や戦病死者を出したことでも有名であり、日本軍の退却路は「白骨街道」や「靖国街道」などと呼ばれた。


 書いてあることは事実でしょうが、読んでスーッと通り過ぎていく。心に波風を立てない。
 あの戦争は、戦後生れの人たちには「歴史」になってしまったんだなあ。


 

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