宮尾登美子の『仁淀川』を読みはじめました。
満州から命からがら引揚げて、嫁ぎ先の農家にかえってくるところからはじまる、作者の自伝作品です。年をとって読むのがとても遅くなりましたが、登場人物をメモしなくても読めます。読むにつれて、登場する人たちが立ち上がってくる筆致。分厚い本ですが、最後まで読めそうです。
「これ読んだかなあ」と思案するような、どうでもいいミステリーは読まないことにする。読むなら、引き込まれる、骨のしっかりした本を。
満州から命からがら引揚げて、嫁ぎ先の農家にかえってくるところからはじまる、作者の自伝作品です。年をとって読むのがとても遅くなりましたが、登場人物をメモしなくても読めます。読むにつれて、登場する人たちが立ち上がってくる筆致。分厚い本ですが、最後まで読めそうです。
「これ読んだかなあ」と思案するような、どうでもいいミステリーは読まないことにする。読むなら、引き込まれる、骨のしっかりした本を。