口笛吹いても独り

~チンパンジーの地平線~

今年の選手まとめ、最後

2016年12月17日 | サッカー
こんな事を書いても分からない人には全く分からないだろうし、こちらももう詳しく説明するつもりは無い
ただ明日のミスエルテの扱いをどうすれば良いのか結論は出ないまま、いたずらに時は過ぎていくのだ
うぐぐ、ここは落ち着くんだ
落ち着くために素数でも数えるかの如く書きかけのブログを徒然に書いてしまう事にする

そんな始まりのトリニータ選手評の今日がこんどこそ最後の予定

FWの残りであり今季稼働してくれた5人
先ずは大津、この選手は序盤のチームが苦しい時に良く引っ張ってくれた
タイミングの悪いケガさえ続かなければもう少し出番もあったと個人的には思っているし、まだできたという印象はある
まだ若い選手だが、そろそろ本格的に体を完成させながらも今しか徹底的に時間を掛けれない「止める蹴る」や体幹のビルドアップ、FWとして一番基本的な部分を如何に徹底的にレベルアップできるか
そこから今年の鹿児島の藤本のように来期にまずJ3でブレイクするような事があれば、まだまだ成長スパンは期待できるのではと考えている
所属元のグンマーの状況もウチと同じで中々出入りが激しく来期の所属がどうなるのか未知数だが、個人的には先ずJ3にレンタルで一年中試合に出させてブレイクさせる事を最初に期待したい部分はある
ポストプレイの戦術的な部分での成熟も含めて来期はドップリとサッカーに浸かって欲しい

伊佐、大分の男臭い部門代表選手は今年の成績にはあまり異論は無い
来期は選手としてのピークに入り始めるので先ずケガを少なくして充実した一年を迎えて欲しいところ
ヘディングの強さが最初に出るが、ここから2~3年の間は低い位置のクロスでも入り込んでからのダイレクトのボレーで強く叩けると思う
頭に加えてもう少し左右の両足でのシュートパターンが今年より増えるのではと個人的には推測している
今年最初に契約更改して「最強の助っ人を連れてこい」と表明したらしいが、恐らくこれから始まる数年の黄金期を輝かせてくれるような助っ人に出会えることを祈ろう
先ずは来季の開幕を万全な状態で迎える事が大切だ、そしてここから数年は選手としてのピークを迎えるので大分を引っ張って欲しい

吉平、この選手に関しては少し厳しく書けば「もう少しできたはず」だ
今シーズン、もう少し何かできたはずだし、もうだけ少し出場機会をもぎとれたはずだ
辛口に言わせてもらえば不甲斐ないにも程がある
能力ではなく貪欲さという部分で、「そんなものか?お前はそんなものなのか?」という感覚がある
他の先輩もこの辺りで出始めたから自分もこの時期あたりにみたいな雰囲気で、のんびり構えているような感じでいないか不安になる
この選手は確かアンダーからの練習参加で見た時に「計算のできそうな選手、体はこれ以上の成長はなさそうだがその分だけ作りこみが早くできるので早くデビューできるかも」と記録したのを覚えている
まだ2人残ってるのにまた長くなるので具体的にグダグダはもう書かないが、唯一今年の選手の中で彼だけはハッキリと辛口で記録しておく、今年の彼は自分が思っていたのに比べて全くの期待外れだったと
期待しすぎるつもりはない
坂井のように前評判は高くない、岩田のようなスケールの大きさも無い
そこまで「超大物」ではない
だが、こんなものではないはずだ
そしてミスター・トリニータといわれる選手は、恐らくこういう選手が我々と時間をかけて成長していった先になるべきだ
彼はスーパースターではない、ただ我々のヒーローの卵だ
次に大分の13番をつけるのは彼しかいないのだが、この調子ではソレすら叶いそうにはない
ちなみに今年の終盤は少し体が太くなっているような気がしたが実際はどうなのか分からない
もし来期に向けて体を大きくしている途中なのなら、まあ来期のフィジカルは期待したい
周りが昇格に湧く中でも彼は自分は今年もっとやれたんだという悔しさを密かに持って来季に挑む事を期待したい
俺はこんなもんじゃないと

後藤、バンビと言われた男も優勝後のテレビ発言では「言うようになったな」と思わせるし試合中でも「ふてぶてしさ」を相手守備陣に見せるなどメンタル面で「太くなった」と感じる一年だった
あと昨年の途中から上半身の大きさと腰回りの強さがフィジカル面で外面的にも見え始め、更に今年の開幕では太腿の裏の出来がガッチガチでバッチリだったので「仕上がってるねぇ、パンパンだねぇ」と開幕当初から期待しつつ見ていた
ただ一方で毎年その期待を裏切られ続けていたのもあり今年の開幕では「彼にはもう期待しない」と記録したように記憶している
結果は途中でケガなどもありながら優勝の原動力となった
昨年途中から見られていた事だが、今年の彼の活躍の最大の要因は「トラップ」、この一点に尽きる
今年見せた変態的な数々のトラップはゴール前だけでなく中盤のボールの収まりや落ち着きどころ、速攻の基点としてチームを大きく助けた
ゴール前での受けどころの巧さは、得点にはならなくても決定的なシュートシーンに入って来ている事でポジショニングの良さとして出てきていたしコーチとの丁寧な鍛錬の結果でもあるだろう
トリッキーでテクニカルなシュートも何本かあった
だが、そういったものを支える大きな部分に多少の球でも受けきる「変態的なトラッピング」というものがあったと個人的には思う
来期はJ2の寄せのスピードやパワフルな守備の個人能力の中でも「あのトラップ」でボールを受けれるのかが彼が来期も活躍できるかの最大のパラメーターになると思う
そしてソコさえブレなければ日本を離れる直前のちょうど彼くらいの年齢の大迫のように1トップでも2トップでもお構いなしにできるようになるだろう
今季の活躍は素晴らしかった
でも自分が個人的にFWには厳しい感想を持つのも含めて、引き続き来期も期待はしない、とジンクスで書いておく

最後に三平
昔、レアルからライバルのバルサに移籍してきながらルイス・エンリケは最後には「バルサの魂」と呼ばれるまでになった
もし「大分の魂」と呼べる選手がいるとしたら、それはエンリケのように生え抜きではないが彼だと個人的に思っている
ケガで出場機会は少なくなったが、その中でもキッチリゴールはチーム2位の数字を示した
長く大分を愛し、チームに貢献し、チームの雰囲気を作り、最近では前線での戦術的部分での貢献度も非常に大きい
これから少しずつ年齢的に下り坂になるとコンディションが更に難しくケガとの付き合いになるだろう
だが昔のジュビロの中山みたいに30過ぎてもまだ成長してるよと言われるように、まだまだ毎年少しずつでいいからサッカーが巧くなって欲しい
来期はケガの少ないシーズンである事を祈っている

これで多分全員
ちょっと最後は駆け足であっさりだったが、これでおしまい
まあ来週は気が向いたら更改が進んでいる選手とチームの事
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