口笛吹いても独り

~チンパンジーの地平線~

予想してる時が一番楽しい時

2017年02月24日 | サッカー
そんな訳で今週末にはサッカーが開幕する
これでTOTOビックを買ったらバイエルンとチェルシーとマンチェスターが全て負けか引き分けになっているという絶望から、やっと解放されるのだ
だからと言って6億が当たる訳では決してないのだが

トリニータは金曜日以降に練習が非公開になるので木曜に見に行こうかと思ってたら木曜も非公開になったので結局見学は行かずじまい
日曜の福岡戦はテレビで放送があるし、その日の夜には仕事上がりのじゃじゃさんと夕方から飲みに行く約束をしたので、今回の遠征は見合わせる事にした
まあ、日曜はテレビで見て月曜は練習試合を見に行く事でアビスパのダブルヘッダーを楽しむことにしよう

九州の盟主アビスパは監督は井原
戦力も良く外国人も入りDFも2CBとボランチが底堅そう
だが、どちらも実戦で動かしてみないと巧く行くかは分からない
井原の性格からして、開幕はきっちりプランを準備してスケジュール通りにやるんでは?
中途半端に変化してバタバタして崩れるのでなく、きっちりプラン通りのサッカーをやってスケジュール通りに試合を進めることを目指すはず
極論で言えば初戦は勝てればソレに越した事はないが、今までキャンプで準備して来た事を「らしくない事」や「やりなれない事」、「慌てた状態」で台無しにしてしまう事の方が「2戦以降に響く」という事で嫌うのではないだろうか
戦力的にもそこまで慌てる必要は無いし、逆に上記のように慌てて崩れるよりは1試合目という事で「勝つに越した事はないが、見の要素の強い試合」になるのではないかと思う
奇襲やゴリ押しも無い、正統的な「今年は取りあえずこの布陣をベースに行きます」という正統的なスタンダードな構成で試合自体も難しい事はせずにベースを大切に基本的にシンプルでハッキリとした「今年どんなサッカーかという意思表示」みたいなサッカーをやってくるように思えるし、ソコを重要視してくるのでは?そして勝利も「できれば良いがそこまでチームを崩してまで取りに行く」試合にはならないと推測する
そういう部分では、大分は割と読みやすいと思う
何より大分がやるべき大切なことは「自分たちのサッカーをする」以上に、相手のやりたいサッカーを先ずやらせない、絶対に『今日はお前らのやりたいようにはできない』という部分こそブライトネスを当てて(変な日本語だが)相手に主張させていきたい
上記の予想なら相手は恐らくそうなると「方法を変えて、でも同じ方向性の事を」やってくるだろう、全く違う方向性に後半から変えてくるという確率は低いと思う
そういう部分では何度待書くが恐らく読みやすいと思う、ただそこで大分が相手を越えられるかとなるのだが

大分は逆に競馬で言うところの「使いながら仕上げる」タイプで今はまだ固まってないので、どうとでも柔軟にできる部分はある
色々な意味でピークは中盤以降に持ってきている、外国人を開幕に揃えなかったのもそうだろう
まあだからと言って序盤でつまずくと難しく昇級チームなので序盤の早い段階で勢いが欲しいのは大分のほうだろう
福岡以上に「今年はどこまで出来るか」みたいな評価の基準みたいなものを、この試合で付けられるだろうが必要以上に構え過ぎずに行ける気楽さはある
なるべく早く勝ちたいが戦術面では割と大上段に構える必要は無く柔軟に行ける
今年の福岡は中々の戦力だが、その分だけ福岡に対して全く相手にならないとは思ってない

以前も書いたようにJ3は降格が無くJ1は上と下とのクラブ規模の差が大きすぎる
そういう部分でJ2は恐らく昇降格が有りクラブの差も少なく試合数が多い上に4チームのプレーオフがあるので最後まで中間層もガチで戦うというアップセット、ジャイアントキリングは日常茶飯事のサッカーだけでなく日本スポーツ界でも屈指の過酷なリーグ
今年はまあ湘南はガチガチの軸
松本が長く続いた反町体制がどうでるか不安があるが対抗でこの2チームは自動昇格有力でプレーオフはガチ

ここから動かしてみないと分からないチームばかり
名古屋は監督も変わり外国人も見てみないと分からない
岡山も戦力は良さそうだが守備がどこまで底堅いか
そういう部分では福岡は底堅そうだが逆に攻撃の部分でどこまで外国人に爆発力があるか
ここまで5チームはプレーオフ圏内

開幕前に不安要素があるが最終的に訳のわからんチームが1つはプレーオフ圏内に入るのもJ2
京都は平均的に戦力は悪くないが「コレ」という爆発力のある目玉が無くシーズン途中で恐らく使われないJ1の選手か外国人の加入が必要で監督の交代も少し様子を見る必要のある部分で、また「昇格で勝負弱い京都」を見せるのか
町田は昨年からの継続性のある部分と安定性が強み、ただ外国人とかで「決定的な強み」が無いのが泣き所
山形や愛媛のように監督交代のあったチームは暫く様子見が必要だしベルディや千葉のように外国人監督を入れたチームが爆発するかもしれない
J2の監督を見ると歴戦の名将あり、野望高い若手あり、外国人ありと本当に監督で見ても素晴らしい環境のリーグだと言える
長崎のようにちょっとした外国人投資をしたチームもある、J2は接戦で多試合なだけに相手が上位チームでも外国人一人の個人能力だけで勝敗を決してしまうケースのある「ガンダム状態」のリーグでもある
モビルスーツ1機とパイロットの能力だけで戦局を変えてしまうのがJ2なのだ
最近のJ2はそこまで突出した外国人が出てないと言うか新しい外国人の獲得も鈍いが、ダゾーンマネーでの途中補強も期待したい
1人の外国人が上位チームをキリキリマイさせるのもJ2の面白さなのだから

まあこうやってシーズン前に予想している時が一番楽しい時だ
子供の頃にプロ野球が大洋ファンだったので、梅雨が終わる頃には今年のシーズンは諦めて来年の外人助っ人の話をしているのが普通だった
トリニータを応援するようになってからは、あまりにも毎年のアップダウンが激しすぎて少し困惑しているが

まあ5試合くらい終わったら、かつては毎年恒例だったが最近3年くらいはずっとやらなかった今年のJ2予想をやろうと思う
さて、ここまで
次は日曜の飲み屋の画像で投稿予定

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