■台風21号豪雨と古参74式戦車
有名な戦車軍歌Panzerliedには“嵐も雪も太陽燦々たる灼熱の日も凍てつく夜も驀進するは我等が戦車”とありますが、今津駐屯地では超大型台風接近下でも動じません。
今津駐屯地創設65周年記念行事、日曜日に撮影してまいりました。台風21号接近下、戦車部隊は悪天候に強いとはいえ流石に中止となるであろう、と前日の豊川駐屯地創設67周年記念行事の豪雨を思い出しつつ、楽観視していたらば今津駐屯地HPは実施するという。
NIKONのKeyMission80カメラを今回は活用しました。豊川駐屯地ではEOS-7Dmark2とともにサブカメラとしてEOS-M3を併用して撮影していましたが、いよいよ台風が九州に到達する状況化では防水機能を持たないEOS-M3は使用不能、メイン機種のみを使う。
EOS-7Dmark2を完全防水カバーでレンズと共に覆い、レンズ先端部分を別のカバーで撮影直前まで覆うとともに水滴が絞り値の関係上で目立ちにくい望遠ズームレンズ一本に特化し撮影しましたが、暴風圏迫る横殴りの雨では同時にもう一台撮影するのは困難でした。
KeyMission80は特殊なカメラです。画質の面では新鋭コンパクト機種やスマートフォンには対抗できないもののルート撮影機能として30秒から9分30秒の任意設定で自動撮影する機能が備わっており、防水1m&耐衝撃1.5mという全天候運用性能が付与されています。
74式戦車が第3戦車大隊と第10戦車大隊という2個大隊が駐屯する今津駐屯地祭、撮影にはEOS-7Dmark2を駆使しつつ、少々出遅れた関係上、前列の方にお願いして小型のKeyMission80だけを最前列に置かせてもらいました、そこから観閲行進を自動撮影する。
台風21号接近下、防水防滴に豪雨に見舞われました富士総合火力演習2016総合予行の教訓から導入したゴアテックス製雨衣を上下着用し、カメラバックはレインカバーとその上にビニールの二重防護で臨みましたが、台風の豪雨はゴアテックスにしだいに沁みてきた。
豊川駐屯地創設67周年記念行事では式典最中に全般的に本降りでしたが、訓練展示の際には雨煙に視界不良となる程の豪雨でした。しかし、今津駐屯地創設65周年記念行事では部隊整列の時点で式典会場の一部が池になっているような程の最初から豪雨だったわけですね。
湖西線は無事か、京阪神地区では琵琶湖西岸を通る湖西線が全線で最初に悪天候の影響を受け徐行や運休となります。しかし、台風接近下、夕刻から部分運休と夜間全面運休がJR西日本により発表されていましたが、早朝では台風接近下も運行に支障などはありません。
近江今津駅到着は0951時、かつてない程に出遅れましたが今津駐屯地へ到達しますと驚く事に満員御礼、荒天ながら多くの来場者で溢れていまして、駐屯地司令登壇に合せ、やっとの事で撮影位置を確保し、知人を見つけ聞いてみますとなんと晴天行事で実施中という。
豪雨豪雨で、指揮官訓示は短縮版となり、高島市長の祝辞の後、豪雨である為に来賓紹介と祝電披露を割愛し、ほぼ30分前倒しで観閲行進準備の号令が入りました。訓練展示では雨煙の中に空包射撃の発砲焔が閃光を走らせる情景とともに迫力の行事を繰り広げる。
訓練展示まで一通り行い、こちらはEOS-7Dmark2で撮影しましたが、74式戦車発砲焔も明瞭に撮影でき、装備品展示も散策の後に1200時前にはバスで駅へ。駅前で鰻丼を頂き長浜城を観光、長浜駅で湖西線運休の一方を聞きつつ北陸本線と東海道本線経由で帰路に。
台風21号更なる接近情報と共に衆議院総選挙投票へと歩みを進め、主権者の一票を投じ、一息つきました。豊川駐屯地祭と今津駐屯地祭、豪雨に見舞われ特に今津駐屯地祭は凄かったですが最新器材により撮影を完了させ、荒天ながら充実の週末を過ごす事が出来た次第です。
北大路機関:はるな くらま
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
有名な戦車軍歌Panzerliedには“嵐も雪も太陽燦々たる灼熱の日も凍てつく夜も驀進するは我等が戦車”とありますが、今津駐屯地では超大型台風接近下でも動じません。
今津駐屯地創設65周年記念行事、日曜日に撮影してまいりました。台風21号接近下、戦車部隊は悪天候に強いとはいえ流石に中止となるであろう、と前日の豊川駐屯地創設67周年記念行事の豪雨を思い出しつつ、楽観視していたらば今津駐屯地HPは実施するという。
NIKONのKeyMission80カメラを今回は活用しました。豊川駐屯地ではEOS-7Dmark2とともにサブカメラとしてEOS-M3を併用して撮影していましたが、いよいよ台風が九州に到達する状況化では防水機能を持たないEOS-M3は使用不能、メイン機種のみを使う。
EOS-7Dmark2を完全防水カバーでレンズと共に覆い、レンズ先端部分を別のカバーで撮影直前まで覆うとともに水滴が絞り値の関係上で目立ちにくい望遠ズームレンズ一本に特化し撮影しましたが、暴風圏迫る横殴りの雨では同時にもう一台撮影するのは困難でした。
KeyMission80は特殊なカメラです。画質の面では新鋭コンパクト機種やスマートフォンには対抗できないもののルート撮影機能として30秒から9分30秒の任意設定で自動撮影する機能が備わっており、防水1m&耐衝撃1.5mという全天候運用性能が付与されています。
74式戦車が第3戦車大隊と第10戦車大隊という2個大隊が駐屯する今津駐屯地祭、撮影にはEOS-7Dmark2を駆使しつつ、少々出遅れた関係上、前列の方にお願いして小型のKeyMission80だけを最前列に置かせてもらいました、そこから観閲行進を自動撮影する。
台風21号接近下、防水防滴に豪雨に見舞われました富士総合火力演習2016総合予行の教訓から導入したゴアテックス製雨衣を上下着用し、カメラバックはレインカバーとその上にビニールの二重防護で臨みましたが、台風の豪雨はゴアテックスにしだいに沁みてきた。
豊川駐屯地創設67周年記念行事では式典最中に全般的に本降りでしたが、訓練展示の際には雨煙に視界不良となる程の豪雨でした。しかし、今津駐屯地創設65周年記念行事では部隊整列の時点で式典会場の一部が池になっているような程の最初から豪雨だったわけですね。
湖西線は無事か、京阪神地区では琵琶湖西岸を通る湖西線が全線で最初に悪天候の影響を受け徐行や運休となります。しかし、台風接近下、夕刻から部分運休と夜間全面運休がJR西日本により発表されていましたが、早朝では台風接近下も運行に支障などはありません。
近江今津駅到着は0951時、かつてない程に出遅れましたが今津駐屯地へ到達しますと驚く事に満員御礼、荒天ながら多くの来場者で溢れていまして、駐屯地司令登壇に合せ、やっとの事で撮影位置を確保し、知人を見つけ聞いてみますとなんと晴天行事で実施中という。
豪雨豪雨で、指揮官訓示は短縮版となり、高島市長の祝辞の後、豪雨である為に来賓紹介と祝電披露を割愛し、ほぼ30分前倒しで観閲行進準備の号令が入りました。訓練展示では雨煙の中に空包射撃の発砲焔が閃光を走らせる情景とともに迫力の行事を繰り広げる。
訓練展示まで一通り行い、こちらはEOS-7Dmark2で撮影しましたが、74式戦車発砲焔も明瞭に撮影でき、装備品展示も散策の後に1200時前にはバスで駅へ。駅前で鰻丼を頂き長浜城を観光、長浜駅で湖西線運休の一方を聞きつつ北陸本線と東海道本線経由で帰路に。
台風21号更なる接近情報と共に衆議院総選挙投票へと歩みを進め、主権者の一票を投じ、一息つきました。豊川駐屯地祭と今津駐屯地祭、豪雨に見舞われ特に今津駐屯地祭は凄かったですが最新器材により撮影を完了させ、荒天ながら充実の週末を過ごす事が出来た次第です。
北大路機関:はるな くらま
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YouTubeでも見れますよ、その強靭なシステムが。
K70なんか、値段を考えるとお得です。
そこに55-300㎜ WR PLMを付ければ、ブログ主様のご要望を満たせると思います。
確かに、FullSizeとは画質が違いますけど…。
PENTAX-K70,防水とのことですが、仮に本体が防水であってもレンズが防水でなければ豪雨時の撮影にはやはり難点があるように思うのですが・・・
当方主力機種のEOS-7Dmark2は防水ではありませんが防滴で防塵性能も高いです、レンズですが、豪雨時にレンズを換装するのは現実的ではありませんので、55-300㎜ WR PLMよりもEF28-300mmISが、基本的に一本で大半の状況を撮影でき、また広角時でも張り付いた雨滴が目立たない利点があります
降雨時だけならば、陸上に被写体がある場合は防滴カバーで確実に対応できるのですが、台風接近下ではレンズに真横から叩きつける雨滴が目立ちますので、レンズの防滴性能こそが重要になります。しかしこの点もカバーで対応できるでしょう
ただ、今回厄介だったのはサブカメラです。当方は経験的に信頼するCFカードをメイン機種用として活用していますので、PCに直接接続できるSDカード仕様のサブカメラを速報用に重宝しています。そして、一眼レフを操作しながら同時並行で撮影できる機種が求められます。PowershotG-12の時代から用いている手法は、一眼レフを操作しつつサブカメラを小型三脚上に搭載し、レリーズを接続、一眼レフのレンズを操作する左手の小指と薬指でレリーズシャッターを押し、”二台同時撮影”を行っています、PowershotG-16,FUJIFILM-X20,EOS-M3とサブカメラを転換しているのですが、このサブカメラの防滴が厄介な課題です
防水コンパクト機種は市場には多く発表されていますが、レリーズ接続可能な防水コンパクト機種は残念ながら存在しません、スマートフォン接続でレリーズ代用とする機種は存在しますが、一眼レフを操作しつつ片手の指二本だけでスマートフォンを操作する事は出来ませんでした、一定間隔でシャッターを自動操作するアプリも、探してみましたが無いのですよね
KeyMission80はNIKON社製ですが、元々は静止画を撮影できるウェアラブルカメラです、登山等の際にザックのスリングに装着し風景を撮影する用途にもちいられるもの、動画用のウェアラブルカメラは多数ありますが、静止画用となると非常に少ない、そのなかでKeyMission80にはルート撮影機能として、一定間隔で自動静止画撮影を行う機能が標準装備されています、ウェアラブルカメラですので防水耐衝撃性能があり、台風21号くらいならば平気でした
KeyMission80は、一眼レフを操作しながら別のアングルで静止画像を勝手に撮影してくれる防水耐衝撃性能を持つ、という、正直無茶な要求を果たしてくれる、ほぼ唯一のカメラだった訳です
教えて頂き、ありがとうございます。
Mark2は強靭でいい画を叩き出すカメラですよね。
Canonレンズも28-300㎜なんて凄いレンズを持っておられるんでしたら、Canonシステムの中で対応されるのが一番でしょうね。
28㎜、至近なら0.5m未満まで寄れるでしょうし、フルサイズ300㎜でもかなり遠い目標も引き寄せられるでしょうから、カバーでの対応というのも納得です。
PENTAXの望遠レンズのいいところは、WR:簡易防塵防水が多く、しかも廉価というところですかね。
ちなみに、55-300㎜ WR PLMですが、北岳→農鳥岳の3,000㎜稜線という遮るものの無い吹き曝しの中で、雨中10時間近く動き回りましたが、水は入りませんでした(カバーなし)。
AL:All Weatherというレンズもあるんですが、なんせ2㎏近いレンズなんで、重い上に高価なんで使えません。
ちなみに、標高が100m上がると、0.7℃気温が下がります。9月末の天空の稜線ですとテントが凍ります(海抜0m比△21℃)。そういった環境(寝袋の外に置いたまま)でも曇りは出ませんでした(テント内は寝息が含む水分で凍結)。
そんなレンズが5万円前後、本体が6万円ちょっと、CanonのFull Sizeシステムを考えると、APS-Cである点を考慮しても検討の価値はあるかなあと、押しつけがましく考えていた次第です(Mark2本体よりも安いです)。
ちなみに、私個人は、もっぱらM42マウントのCarl Zeiss Jena製単焦点レンズで遊んでます(かなり楽しい上に安価に楽しめる、動きものは×ですけど)!
耐朽性ではこの一台に勝るものはありません
仕事場で出会い、耐性に惚れ込み買い込みました
豪雨暴風なんでもあれのコンパクトです
高級機ですが、悪天候で撮影されるのなら、オススメ