KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

吟行句会・向島百花園

2017年01月15日 | 俳句
天気 晴

隔月に開かれる吟行句会の日。

西日本や名古屋など太平洋側にも雪、という大寒波、東京はといえばひたすら寒い。
寒さ対策バッチリで、百花園には遅くても10時半には着くよういつもと同じ時間に家を出たのに・・電車では背中に日を浴びる日向ぼっこう状態で座っていたら、新宿を過ぎたあたりから眠くなり、気づいたら「神田、神田・・」という駅の放送が。山手線に乗り換えると総武線への乗り継ぎが面倒になるので、再び御茶ノ水駅へ戻り・・
情けない話。到着したら11時近かった。

ということで忙しいこと。
冬牡丹やら臘梅、雪吊、霜柱があちこちに。冬の句材にはこと欠かなかったものの、10句を作る頭の態勢がなかなか出来ず。




おまけに、最近カワセミが居ついたという池で、カワセミ見物。
向島に住む写真好きのネット友に出逢って、一緒にカワセミを眺めたり。カワセミは夏の季語です。「冬のカワセミ」の句を作ったけれど今ひとつで。


池の写真の向こう岸の木にカワセミくんが居る。写真では奥行が広く写るけれど、狭い池なので、私の一眼でも撮れる距離だった。
夏まで滞在していてくれますように。

百花園では句が5句くらいしか出来ず、昼食は、いつものカフェに行き、パンを齧りながら何とか10句を作り上げた。寒いのに冷や汗。
でも、何とか恥をかかないだけの評価をいただいた。
寒さを忘れ、楽しめた一日だった。やっぱり百花園は好き。次回はもっと余裕を持って家を出よう。

臘梅の影ともならぬ花の色  KUMI

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
百花園 (一美)
2017-01-16 10:50:24
出だしから大変でしたね。川蝉夏に会えるといいですね〜(^^)。



影ともならぬ花の色


感服致しました。ありがとうございました。

寒牡丹 (ふきのとう)
2017-01-16 10:59:39
kumiさんの写真を拝見していて、鎌倉の寒牡丹に会いたくなりました。
カワセミにも遭えたのですね!幸運でしたね!

蠟梅の句、恐れ入りました、花の色は重々承知していても
この様な句、私には出来ません。日頃の観察眼の効いた
句と感心しました。
佳い句を有難うございました。
一美さん、眠ってはいけません (KUMI)
2017-01-16 15:37:16
ダメですね、電車に長く座ると朝から眠くなるとは・・トシです。

句は、苦労してもダメな時はダメですね。
これは、本当に推敲なしですんなりと作れました。
ふきのとうさん、ありがとうございます (KUMI)
2017-01-16 15:42:07
ここは、三株だけ地植えで展示していました。
鎌倉は遠いのですけど、上野寛永寺が素晴らしい規模です。
なかなか、寒牡丹は見に行けません。

園内に寒紅梅だけが咲いていて、梅の花そのものにも影が。
でも、臘梅は透きとおるような花なので影がどこにもなくて。
それに初めて気づきました。
ほかにあまり花のない季節ですから、心惹かれたのでしょうね。
牡丹の句は、去年作っていたのでやめました。

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