ダビンチ空港にて

不安だらけのローマ旅行は終わってみると素敵な方達との出会いのお陰で楽しく終えることが出来ました。
詳しくは帰国してから報告することにして、さて、今私はタイ航空のバンコク行きを待つべく待合の席に座っています。
なぜ、そうなったかというと。。。キャセイの香港行きがオーバーブッキングで言われた所定の場所に行くと日本人ばかりあぶれていました。
面子があまりにも面白く着物を着た40前後、一眼レフを首からぶら下げたスポーツ記者風、海外青年協力隊風の双子、おとなしげなカップル、女子二人組と私。
私以外は全員香港経由成田でした。まず、キャセイから六百ユーロキャッシュバックすると言われて、お金返されてもねー！と女子二人組の内の一人が一番リードして文句を言っていた。
私はもともと八日香港発なので余り焦らず成り行きを見ている側に回っていた。
一番最初に女子チームの強いのが呼ばれ現金を貰ってサインした。キャセイのスタッフ二人は対応におおわらわ。すると女子が“エクスキユーズミー゛と言って100ユーロ四枚と50ユーロを二枚カウンターにおいた。何げに見ているとスタッフは“アイムソーリー”と言って100ユーロを二枚出したその瞬間！その女子はグワッシと全てのユーロを掴んでササッとカウンターを離れたのだ。イタリア人スタッフは全く気付いていない。算数苦手とは聞いていたが額が大きいんじゃない？
その女子はすごいクレーマーで「お金なんていらないから早く帰らせてー！！」とブーブー言っていた。ケッ！よく言うわ。私は見たで！誰にも言えないのがツライ。。。
さて私だけ時間に余裕があるので素直にタイ航空の振り替えに応じ到着が六時間遅れるのは却って幸い。着くのが早すぎるので空港で時間を潰そうかと思っていた位だから。ランチのクーポンまで貰って、ではお先に！とそのグループから離れてチェックイン後、またそのグループの後ろを通ったので様子を記者に聞いたらツインズと女子チームはなんと！？全日空のビジネスしかも直航便ゲットだとさ。そんなんです。あのお金は違約金みたいなものでチケットはくれたのです。
双子は良いとしてあのおな子は一番狭いとこに行って欲しかったな。。なんか腑に落ちないけど今から飛行機に乗ります。チャオ！！