弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

伝家の宝刀 時には抜くぜ! 「権利濫用」シカーネーか?

2024年04月12日 08時28分55秒 | テレビ
昨日の続き、今朝の朝ドラから。
判決理由を補足すると、離婚訴訟中の夫が妻の着物を使う必要があるはずはないのであるから、管理権を主張して引渡請求に応じないのは典型的な「シカーネ」(写真)ということだろう。
これが私の言う「裁判官の良心」の発揮である。
良心的な裁判官は、正当な結論を正当化するための法律的な説明を模索するものだ。

「裁判官の良心とは」33回生 竹内浩史
時習館高校130周年記念フォーラム 2023.10.29
https://youtu.be/s55rYJSD6iY?si=RdB5gn1_Bw84KTQa
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