フィクション『同族会社を辞め、一から出直しオババが生き延びる方法』

同族会社の情けから脱出し、我が信ずる道を歩む決心をしたオババ。情報の洪水をうまく泳ぎ抜く方法を雑多な人々から教えを乞う。

ちゅうちゅうパン

2020-01-05 20:28:06 | 美しく生きるという事

 

私はおネズミ年なんで、お年始にちゅうちゅうパンをいただきました。

見て、可愛いでしょ?

つぶらな瞳がこちらを見て何か訴えていますね。

なになに?…食べないでね…ですと!?

うーん、困ったなぁ。

最近小動物にとても弱いオババは、食べるのを躊躇してしまいます。

 

しかしですな、

生き物の顔かたちをしているから食べられなくなるぅ~と言っていたらさ、

タイ焼きや、人形焼きなんてとてもじゃないが食べられないじゃんか。

あと何かあるかな、カニパン、うーん、きっとまだあるだろうけど、思いつかない!

そんなものを山ほど食べてきたオババは、きっとこのちゅうちゅうパンもぽいっと一口で食べてしまうことでしょう。

なんせネズネズですからね。

小さいから。

あ、でもこのちゅうちゅうパンは少し大きいので一口では無理かも知れない。

あああ、ごめんなさい、あなたのお身体噛ませていただきます。

ガブ。ムシャムシャムシャ。モグモグモグ。ゴックン。

はあああ~。おいしい~。もう一口(口に入れる)。

モグモグモグ~。おいしかったぁ~(^^)

そんなわけで、ちゅうちゅうパンは本来の目的を果たせたのでした。おしまい!

 

コメント (1)
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