フィクション『同族会社を辞め、一から出直しオババが生き延びる方法』

同族会社の情けから脱出し、我が信ずる道を歩む決心をしたオババ。情報の洪水をうまく泳ぎ抜く方法を雑多な人々から教えを乞う。

寒くて寝付きが悪かった先週。

2023-01-29 15:29:42 | 美しく生きるという事

寒いですね。

先週火曜日24日の夕方から風が強く冷たくなって予報通り寒くなりました。

それでいつもは使っていない電気行火を足下に入れてみたのですが、なんだか寝付けませんでした。

そのうちトイレに行きたくなって用を足しました。

ベッドに入ってまた目をつむったけれど眠れなかった。

またトイレに行きたくなったので用を足しました。

外はまだ暗かったけど、これで夜が明けたら私は寝ずに仕事に行かねばならないのか、と少し怖くなりました。

しかし、目覚ましの6:10前に少しだけまどろんだような気がしました。

目覚ましを止めて目を閉じると眠れそうな気がしましたが、もう起きなければなりません。

その水曜日はいつものように働けました。大丈夫なんだ、私、と不思議に感じました。

水曜日の夜も行火を入れましたが夜中寒くてやはり眠れませんでした。

こんなことで良いわけがない、なんとかして眠らなければ。

そこで、パジャマの下にタイツをはき、それまで毛布を重ねていただけだったので布団を加えました。首の周りにマフラーを巻き付け寒気をシャットアウト。蓑虫のごとく目を閉じました。

すると、眠れました。

やっぱり布団なんですね。

寒くて眠れなかったときはベッドに入るのが嫌でしたが、眠れると分ってからはベッドに入るのが楽しみになりました。

寒さは身体を痛めます。

血圧も上がるし良いことないですね。身体を温める方法を色々探して試してみようと思います。

 


犬のいない日々

2023-01-05 22:45:43 | 美しく生きるという事

あけましておめでとうございます。

さて、愛犬がいなくなってから二ヶ月が過ぎました。

仕事から帰ってお散歩に行かないことにすっかり慣れました。

リビングを動き回っていた犬はいなくなりましたが、

いつもいた場所に写真となった犬はいます。

なので毎日出かけるときは『行ってきます』

帰ってきたら『ただいま』と声をかけています。

ある程度時間が経って、犬と出会ったこと、犬と生活したこと、犬が亡くなったこと、

それらを私の人生の中でどう位置づけるか色々考えました。

考えたと言うより、頭の中で考えがぐるぐる回っている感じでした。

生き物は私も含めみんな母体の子宮の中に芽生え育ち生まれます。

赤ちゃんの時から成長し大人になり年を取り弱って死にます。

子供達がいて賑やかだった頃の我が家に来た犬。

子供達が巣立って夫婦二人の元で静かに老いていった犬。

私の人生の途中で家族に加わり私たちより先に死んでいった犬。

いつか犬の方が先に死ぬと頭では分っていたけれど、本当に死んでしまったとき、

悲しくて辛くて信じたくなくてそのときが本当に来るなんて思っていなかったと知りました。

ずっとずっとそのままの姿で一緒に過ごすものと信じていたのでした。

そんな浅はかな飼い主でした。