フィクション『同族会社を辞め、一から出直しオババが生き延びる方法』

同族会社の情けから脱出し、我が信ずる道を歩む決心をしたオババ。情報の洪水をうまく泳ぎ抜く方法を雑多な人々から教えを乞う。

オババを見る人

2018-01-24 21:46:27 | 美しく生きるという事

今の職場には切れ者の女性が大勢いるようです。

オババは、彼らと話をするときとても緊張してあがります。

だってとてもかっこいいんだもの。

しどろもどろ。

何言っているのか分からなくなっちゃう。

へまをすると的確に叱られます。

だからオババは思います。

『彼らは私のこと、な~んにも知らないとおもっているんだろうな~』

 

でもオババは彼らが私のことをそんな風に思っていてもかまいません。

私は私の道を行くだけです。

ま、会社ですから、

彼らの言うように行動し、彼らが望むように働かねばなりませんが。

どこかに楽しみがないとつらいので、

お昼にカフェオレを飲む事にしました(なんかとてもリーズナブルでしょ?)

自分で自分の事を可愛いと思う瞬間です!


雪が案外たくさん降るので……

2018-01-22 20:20:42 | 美しく生きるという事

きっと明日は大パニックだろう。 

歩道に積もった雪は、

朝の寒さにさらされて凍結し、

多くの人々を転ばす事だろう。

 

……とここまで書いてきて、

大昔、

ノストラダムスの大予言という本が流行ったことを思い出した。

四行詩だったような。

あれはけっこう当たったんだったよな。

では私の予言は当たるだろうか?

 

予言というより、予測?

誰でも読み取れるよね、この天気見てれば。

だから明日重要なのは、

お出掛けの際、転ばぬようにお気をつけ遊ばせ!

と言うことであります。

 

お尻、痛いよ(前に転んだ事のあるオババ・笑)


自分の中に娘を飼うこと

2018-01-20 21:16:40 | 美しく生きるという事

人生の新しい生き方、

自分の中に娘を飼うこと。

それは自分と一心一体でありながら、

彼女の人生を縛ったり、彼女のやり方に嫉妬したり、

そのような問題行動をしないで済むこと。

なぜなら彼女はいつも私と一緒にいるから。

心も肉体も同じ場所にあるから。

 

……と書いてみて、

まるでこれは精神病者の書いているもののような気がしてきた。

いえいえ、私は正気です。

娘が欲しいばかりに気を病んで狂ってしまった老女ではありません。

私はいつでも娘と一緒です。

てかさー、

娘と一緒というより、

娘の私が私と言う母と一緒にいるんだよ。

あ、そうか、私は娘を産む予定だったんだけど、

彼女は生まれてくることが出来なかったので、

私の中に住みついて私と一緒に暮らしているんだ。

と考えればいいか。

 

と書いていて、まるでこれは精神病者が書いているようであると思えた。

いえいえ、私は正気です。

娘が欲しいのに手に入らなかったから気を病んでついに狂ってしまったおばあさんではありません。

私は娘といつも一緒にいるんですよ。

生まれてくることが出来なかった私の娘は私の中に住みついてしまったのだそうです。

それを私はついこないだ彼女から教えてもらったのでした。

 

はたしてこれはきちがいの書いている文章だろうか。

自分でも分からなくなってきた。

 

あ、ところでオババは今日乳房のエコー診断に行ってきました。

病原菌で満たされている病院に、なんでこの時期に予約をしてしまったのだろう、

と少しばかり後悔しながら行ってきました。

結果は、年相応の体の変化に気をつけながら、

年一回、検査を受けて行くのがよいでしょう、とのこと。

はい、分かりました。

頭の方はそろそろイカレて来ているようだから、

体の方もそろそろイカレて来るんでしょうか?

ああかなし。

そして髪の毛も、しらがが目立つので染めてきました。

染めるとぐっと若返ります。えっへん。

やっぱ、かみのけだよな。

見た目の印象を分けるのって。

 

ま、そんなことを考えながら、

『成人式が終わったのに混んでいてごめんなさい』と、

50分待たされて染めてきたオババでした。

でもその50分は図書館でつぶしてきたから別にいいよ。

しかも仕事の参考書を借りられたから一石二鳥だった。

 

そして、スタッフから、

『サウナって裸で入るんですよ』とおしえてもらって仰天したのです。

『バスタオル巻かないの?』

『私が行ったところは裸のままでした』

……知りませんでした。バスタオル巻いて入るのかとばかり。

つまり、裸のまま見知らぬ人と席をおなじゅうして、時の経つのを待つのだそうです。

ただし、水蒸気でおたがいよく見えないようだから、別にいいのか。

 

さて、頭も体も脳味噌もおかしゅうなってきたように感じられる今日この頃。

春はまだなのに、三月ウサギがピョンピョン飛び跳ねているようで。

安倍さんもなんとかさんも日本にいない今日、

大地震が起こりませんように。

 


娘と嫁

2018-01-18 21:30:04 | 美しく生きるという事

職場の同僚曰く、

『仕事してるからご飯食べて頑張らなきゃ、って食べてたら四㎏太ったの。そしたら娘にスポーツクラブに通いなさい、って説教されたわ』ですって。

おー、娘はきっとそう言うな。

私も母がそんなだったらそう言ったな。

でも、嫁は多分言わないよね。

太った醜い体を眺めて陰口言うの。

『なんてみっともない。私は絶対ああなりたくない』

私には息子はいるけど娘はいません。

つまり嫁はいるわけです。

陰口叩かれちゃう!

だから私は自分のなかに娘を飼うことにしました。

私の中の娘が私に言うの、あれこれと。

ここの肉がぶよぶよ。

愛想悪い。

全体的に貧相。

そんなお母さん、嫌いよ!

だから私は娘に少しでも褒めて貰うために、

頑張らざるを得ないのです(マジか⁉)

 


今年はいぬどし

2018-01-14 20:29:15 | 美しく生きるという事

12年ぶりのいぬどしですね。

12年前は、2006年。平成18年。

そんときはまだうちの愛犬生まれてなかったわ。

犬って、ずいぶんと若いうちに子どもを産むのよね。

父、6歳。母、2歳。

うちの愛犬のパパとママ。

若いよね~(笑)

きっと、うちの子のことなんて覚えてないでしょうね。

でも、ママがそのあと何回か出産していたら、

兄弟がわんさかいることになるわね。

その辺散歩している犬はもしかしたら同胞かもね。

 

ま、なんにせよ、今犬があちらこちらで取り上げられているのは、

えとのせいもあるでしょうけど、

なんか嬉しいわね。

どうせ来年はすっかり忘れられているんでしょうけど。

来年はいのししね。

 

うちの愛犬は家飼いなの。

外に行くのはお散歩のときくらい。

いまだに、家の中を犬がうろうろしているのが不思議なの。

私がなんか食べていると、欲しそうにじっと見てるしね。

あら、そんなに私きれい?

と誤解してしまいそうなほど、見つめられてみなさいよ。

誰だって好きになってしまうわ。

食べ物くれるから欲しくて見ているだけなのにね(笑)

 

そんなこんなで、きっと次のいぬどしまでは生きていないだろう愛犬。

その日が来ることを考えると心が痛むわ。

別れがつらいから、次の犬は飼わないと思うわ。