へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

「物を見る」と言うこと

2015年03月17日 03時28分11秒 | Weblog
これは「考える」ということにも共通するのだが、10人いれば10通り、100人いれば100通りの見方がある。

が・・・・。

多くの日本人は、「群れたがり症候群」や「寄らば大樹症候群」に陥っているため、物の見方が偏りがちになる。

また、学歴や肩書き、権威に影響される傾向も強く、それらの意見に「右へ倣え」と言うことにもなりがちである。

要するに、「自分なりの考えを持たない」と言う人が多いのだ。

「○○学的には」などと言う輩は、その典型だろう。

その点では、私は自称「720度へそが曲がっている」と言っているので、一般的な人とは少々物の見方が違うらしい。

が・・・・。

最近この「720度曲がったへそ」に関して、ある別の意味を見つけた。

720度といえば「2回転」ということになるが、720度は何気なく考えたことで、今までは特別な意味はなかった。

が・・・・。

これを、「1回廻ってまた元に戻る(合計で720度になる)」と言うように考えると、今度は重要な意味を持つようになる。

何気なく考えたことに重要な意味が。


ここで話が少し横道にそれるが、例えば、車の右側の座席と左側の座席では、窓から見える景色は違う。

これは、電車や飛行機でも同じである。

が・・・・。

残念ながら、同じではないのだ。

なに?と思う人も多いだろうが、車が走る道路は、電車も飛行機は走れない。

「そんなことは当たり前だ!」と言いたいだろうが、実際にそのようなことを考えたことがあるだろうか。

正直な話、頭ではわかっていても、普段意識することはないだろう。

が・・・・。

車や電車、飛行機と思うからあまり意味を理解できないのだろう。

これを、国会議員(主に総理大臣と与党の議員)、大企業の経営者、教授や学識経験者、と、野党の議員、企業の従業員、一般庶民などに置き換えてみれば良い。

あるいは、超高層ビルに囲まれた低層ビルと超高層ビルの屋上から見える景色。

どれとして同じものはないどころか、「全く違う」と言うことだっていくらでもある。

更に、車から見える景色にしても、同じ道なのに、行きと帰りでも全く見え方が違ってしまう。



ここまで書けばわかった人もいるだろうが、私が言いたいのは「1回廻ってまた元に戻る」というのは、このことを言いたいのである。

もっと単純にわかりやすく言うと・・・・。

私はよく大きな園芸センター巡りをする。

そして、何時もするのは「1回見て回ったら、同じコースを逆戻りする」ということ。

こうすると、行きで見えなかったものが「逆回りをすると見える」のだ。

なので、この逆も起きる。

そう、「重いので帰りにでも」と思っていたものが、帰りに見つからないこともあるのだ。

チョッとした角度の違いで見つからないこともある。

また、同じところにいながら、その人によって見ているものが違うことも・・・・。


まだまだ書きたいことはあるのだが、考えがまとまらない。



そろそろ眠くなっても来たので、また改めて書くことにしよう。
コメント
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