Matsutaka Freeway

相模湾、東京湾の釣りブログです

キントキ

2018年02月20日 23時03分38秒 | Weblog
2018年2月9日(金)

最近マダイばっかりだったので、ちょっとウィリーでシャクリたくなった。腰越の船はイシダイ&アマダイリレーをやっているが、肝心のイシダイがチョボチョボで、大したことが無い感じだったので、何回か乗ったことがある大津港の遠征コマセ五目に行くことにした。左舷の大ドモから2番目の席に座り、出港からおよそ1時間で沖の瀬のポイントに到着。タナは75m~65mという指示があったので、まずはとにかく2号のウィリー仕掛けでこのポイント定番のイサキ狙いでやってみる。

今日の竿はリーディングX ネライ。80号のビシだとちょっと硬いかな~と思ってたけど、ウィリーでシャクると何とも言いようがない違和感。やっぱり硬かった。そして、とにかく寒い。手指がすぐに冷え切ってしまい、ウィリーでシャクリ続ける気力が出てこない。おまけに潮が激澄み。ビシが水面の数m下から上がってくるのが見える。これじゃあ、イサキの活性も上がらず、ウィリーなんて追っかけないだろうと思われたので、速攻でウィリーを撤収。ついでに竿もいつものテンリューに切り替えた。

隣の大ドモの人は3本バリぐらいの餌釣り仕掛けでイサキを快調に釣っている。桶の中にはもう数匹のイサキが入っているが、自分はウィリーの第1投で食ってきたイサキ1匹のみ。その後、ポツポツとイサキが釣れてきたが、朝のサービスタイムは1時間もしないうちに終わってしまった。

実は、今日の本命はキントキ。脂の無いイサキはどうでも良くて、ちゃんとしたサイズのキントキが1匹釣れればOKと最初から思っていた。キントキの特エサはサバの短冊。以前買ったやつが冷凍庫に保管してあったので、抜かりなく持参してきた。船長に「サバ餌持ってきたら、キントキがいる場所に行ったら教えてよ!」と言ったら、「正直、分からない。そんなに狙って釣れるほど沢山いるわけじゃない。サバ餌持ってるなら、ずっと付けておいた方がいい」と言われた。

それなら!ということで、3本バリ、3.5mの空バリ仕掛けの一番下にサバ餌を付けて、残りの2本はオキアミを付けて餌釣りを続行したが、やっぱり食いが悪い。「やけに引くイサキだ」と思ったら、ウマ。もうどうしようもない。前半戦はイサキ4匹、ウマ1匹で終了。「いくら何でもイサキとかサバとかはそれなりに釣れるんじゃないの?」と思って、大きいクーラーを持ってきてしまったので、クーラーは本当にスッカスカ。ビールがよく冷えて仕方ない状態だった。

ところが、11時半過ぎにひときわ強烈なアタリ! 「一体、何だ?」と思ったけど、竿を持って電動のスピードも緩めて慎重に上げてきたら、何と、ナイスサイズのキントキだった!!!



これならもう今日は申し分なし! この1匹だけで満足だと思ってfacebookに投稿したら、案の定、それからは何も釣れなかった。これまでも調子に乗ってfacebookに投稿すると釣れなくなるということを繰り返してきたので、この渋いジンクスは今も健在だった。終盤戦1時間半の剣崎沖のアマダイ釣りはアタリすら無かった。数人は顔を見れてたので、魚はいたと思うんだけど、何をやってもアタリがなくて、全く何故だか分からなかった。でも、今日はキントキが釣れたから、それでOK。キントキの刺身は上質なマダイの刺身みたいで最高だった。今日は良い釣りができて満足! 次回はいい加減にクラドも来るだろうから、錘を投げに行く予定。




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3度目の正直

2018年02月03日 14時09分34秒 | Weblog
2018年1月20日(土)

おぅ、みんな久しぶりだな。オレはゲームロッドの73MH165だ。最近はホント出番がなくて、暇でしようがないぜ。マダイばっかりやってるからだ。今日もマダイ釣りだ。会社の釣りクラブの仕立船、これまで2回も時化で延期して、ようやく今日は出れることになったってことらしいな。後半はアマダイもちょっとやるっていうから、いよいよオレの出番かもしれねぇな。

船はいつもの剣崎の船。6人乗って、左舷のミヨシで釣り開始だな。でも、船宿は同じでも今日は別の船。探見丸のアンテナは付いてても、調子が悪くて映らないぜ。探見丸がただの時計の役にしか立ってない。これじゃあ、これまでのショボい釣りと一緒じゃねーか。先行きが思いやられるぜ。マダイ釣りの竿はまた船宿に借りた高級ロッドだな。何て言ったっけ? アリガトーとか何とかというブランドらしいな。相変わらずビヨンビヨンと揺れてるぜ。まぁ、頑張ってくれよ。

ポイントはこないだと同じ下浦沖だな。剣崎のマダイ船が結構集まってる。仕掛けも前回同様、ピンクハリス3号9m、ケン付きチヌ4号、ビーズなし。さ~て、第一投。おっと、いきなりアタリだよ。グイグイ引いてるな。マダイじゃねぇかな。おっと、やっぱりマダイだよ。幸先いいね。右舷ミヨシの何年もマダイを釣ってない先輩もいきなりマダイをゲットだよ。この調子でマダイ入れ食いか!?

おっと、またアタリだよ。でも、これはマダイじゃないね。コマセ振ってタナまで巻いてロッドホルダーに置いた瞬間に食ってくるんだもんね。こりゃイナダだよ。グイグイずっと引き続ける下品な引きがイナダだって言ってるよ。ホラッ、やっぱりイナダ。前回よりも小っちゃいな~ これは脂無い。間違いないって。

それから後もずっとイナダ。他の人もイナダ。他の船もイナダ。マダイは全然釣れてない。誘おうが落とし込もうが、マダイは頑として食ってこない。今日は間違いなくイナダDAY。朝の一発目でマダイの顔を見れて御の字ってとこかな。イナダ7本も釣っちまった。ど~すんの、この脂の無いイナダ。自分ちじゃどんなに頑張っても2本しか消費できないでしょ。あと5本、ど~すんのよ?

今日はマダイが渋い日なんだな。これまでずっと順調だったのに、やっぱり「昨日までは良かったんだけどね~」のパターンだよ。船長は漁礁スポットに移動してくれたけど、やっぱりマダイは出ない。大アジが掛かってくるようになったから、みんな頑張ってアジ釣りやってる。4本ぐらい釣ったかな。もう12時になるぜ。オレの出番はどうしてくれるんだよ!!! いい加減、アマダイやりに行こうぜぇぇぇ~

オレの魂の叫びが届いたのか、ようやくアマダイ釣りにチェンジになったぜ。枝バリの付け根に巨大な親子サルカンを錘替わりに付けたスペシャルな2m2本バリ仕掛けでバリバリにアマダイ釣ってやるぜ! タナは70~80mぐらい。底から1m上げて1mぐらい持ち上げて落としこむ。また上げて落とし込む。底を取り直してまた落とし込む。この繰り返しをやってるうちに、何か重い手応えだぜ。地球を釣っちまったのか?と思ったら、何か巻ける。それに引くじゃねぇか。こりゃ、アマダイかもしれねぇな。途中でまた引くしな。でも、ホラ、オレも相当体柔らかいからよ、こんな引きでバラすことは無いわけよ。楽勝だぜ! 38cmぐらいのアマダイをゲットだ! ケケッ、こうでなくちゃな。オレの実力を見せつけてやったぜ!

まっ、このサイズが1本あれば十分だけどな、時間もあるし他にやることもないから、もうちょっと頑張ってやってみるか。おっと、今度は底を取り直そうとしたら、勝手に掛かってたよ。この引きはまたアマダイ。また釣っちまった。オレってスゲーな。また38cmぐらいのアマダイをゲットしちまった。

これでお終いだったけどよ、釣りクラブの人達もそれなりに釣れて、全体的には良かったんじゃねぇかな。オレも久しぶりに仕事ができて満足だよ。あ~疲れた。







(イナダ2本は他の人にあげた)

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