まぬ家ごめ助

姓はまぬけ、名はごめすけ、合わせて、「まぬ家ごめ助」と申します。どうぞお見知りおきを。

T2 トレインスポッティング

2017-05-23 19:09:17 | 日記
競馬場に行った。負けた。けれども、今日は本番じゃない。だから、財布の中身を痛めない程度で帰路についた。目黒行きのバスに乗った。「りあん」に行こう。渋谷で降りて、井の頭線。さらに、車内で考えた。そういえば、いのちが、「T2 トレインスポッティング」、渋谷で演ってるって言ってたな。

僕はスマホを持ってない。情報は得られない。少なくとも20年前には「ぴあ」があったけれども、そんなん、とっくの昔に廃刊。だから、動物的な嗅覚だけを信用するしかない。渋谷を歩いた。映画館がありそうな場所を、思い出しながら。20時20分に、見つけた。奇跡とは言えない。でも、幸運ではあることには違いない。開演時間は20時。つまり、20分は経過している。けれども、むろん、入った。深夜料金なのかな。1500円。

「彼女は、若すぎる」
と、レントンに対しての、ダイアンのセリフ。
あぁダイアン、それを言っちゃぁ、辛いやなぁ。

some girls and some boys。

ベグビーの女房は最高だ。旦那が不能の犯罪者なっても優しく許す。どこまでも旦那を包容している。
サイモンの彼女も最高だ。不貞?裏切り?故郷に帰った彼女を待ち受けるであろう現実を、彼女はしっかり理解している。
スパッドの元嫁も最高だ。だって、スパッドと結婚した器の女性なんだから、ねぇ。
むろんダイアン、君も素敵だよ。どこまでも賢く、地に足をつけて生きてるんでしょ。でもさ、僕がレントンだったらこう言い返す。
「君だって、時々若い男が欲しくなるだろ」って。

僕らの世代は、じゃない。例え、僕らの世代ではなかったとしても、かつて、その若さで人生を謳歌した者たちは、きっといくらかの代償を払う必要があるのでしょう。僕らは何の因果なのか、20年後も生き延びてしまったけれども、後悔はないはず。だって、阿留辺畿夜宇和。他にどんな生き方があったって言うの?ただ、反省はしています。常に、まぬけな反省猿なのです。

僕はその後、「りあん」に行って、ビールを呑み、中華豆腐をつまみ、塩ラーメンを食べた。終電には間に合ったし、寝過ごすこともなかった。
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