唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋<Gauche>の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
でか過ぎるぞ、VWパサートCC。そしてそのご先祖様は・・・
VWから4ドア4シーターのクーペモデル、パサートCCが発表された。「CC」はコンフォートクーペの意味らしい。低く広いプロポーションのCCだが諸元表を見ると、とにかくでかい。どのくらいでかいかと言えば、全長×全幅×全高=4815×1855×1425mmくらいでかい。ホイールベースは2710mm、車重は1700kgもある。でもこのパサートCC、どこかで見たことがあるような・・・。
それもそのはず。そう、メルセデスのSLCクラスにそっくりなのである。もっともSLCはパサートCCよりも更に大きく、同4915×1875×1430、2855mm、1740kgもある。どちらもでか過ぎだ。もっとも、思い切り寝かされた前後のピラー、サイドパネルの中で大人が4人乗れるスペースを確保しようとすれば、どうしてもこの大きさにならざるを得ないということだ。
しかしだ、今時こんなクルマを登場させるVW社の気が知れないという話は置いておいて、パサートCCとメルセデスSLCのアイディアがどこにあったのかというと、実は日本なのである。30歳台後半よりも上の世代なら覚えているだろ、1985年にトヨタから登場した「カリーナED」こそがパサートCC&SLCのご先祖様なのである。勿論コンセプト上の、と云うことだけれど。
カリーナED は1985年に初代が登場。二代目が1989年に登場し1993年に登場した三代目が1998年まで製造されている。それにしても「ED」って、凄い名前。今ならこんな名前を付けることは絶対にあり得ない。当時は単に「ED」と呼ばれたりしていたからやっぱり凄いが、トヨタによれば、「Exciting Dressy」(刺激的でしゃれている)という意味らしい。くれぐれもお間違いの無いように。
メルセデスのSLCが登場したとき、その大胆さに郷秋<Gauche>は「ギョッ」としたものだが、考えてもみれば我々日本人は23年も前に、低くて格好だけの4ドア4シーターを目にしていたわけである。EDを更に遡れば「セドリック4ドアハードトップ」辺りに行き着くのかも知れないから、そう考えるとこの分野では日本はドイツの30年先を行っていたということになるな。凄いぞ、ニッポン!
例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、いつもの東京都下某所の銀杏の黄葉をバックにしたモミジ紅葉。
それもそのはず。そう、メルセデスのSLCクラスにそっくりなのである。もっともSLCはパサートCCよりも更に大きく、同4915×1875×1430、2855mm、1740kgもある。どちらもでか過ぎだ。もっとも、思い切り寝かされた前後のピラー、サイドパネルの中で大人が4人乗れるスペースを確保しようとすれば、どうしてもこの大きさにならざるを得ないということだ。
しかしだ、今時こんなクルマを登場させるVW社の気が知れないという話は置いておいて、パサートCCとメルセデスSLCのアイディアがどこにあったのかというと、実は日本なのである。30歳台後半よりも上の世代なら覚えているだろ、1985年にトヨタから登場した「カリーナED」こそがパサートCC&SLCのご先祖様なのである。勿論コンセプト上の、と云うことだけれど。
カリーナED は1985年に初代が登場。二代目が1989年に登場し1993年に登場した三代目が1998年まで製造されている。それにしても「ED」って、凄い名前。今ならこんな名前を付けることは絶対にあり得ない。当時は単に「ED」と呼ばれたりしていたからやっぱり凄いが、トヨタによれば、「Exciting Dressy」(刺激的でしゃれている)という意味らしい。くれぐれもお間違いの無いように。
メルセデスのSLCが登場したとき、その大胆さに郷秋<Gauche>は「ギョッ」としたものだが、考えてもみれば我々日本人は23年も前に、低くて格好だけの4ドア4シーターを目にしていたわけである。EDを更に遡れば「セドリック4ドアハードトップ」辺りに行き着くのかも知れないから、そう考えるとこの分野では日本はドイツの30年先を行っていたということになるな。凄いぞ、ニッポン!
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例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、いつもの東京都下某所の銀杏の黄葉をバックにしたモミジ紅葉。
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