唐松林の中に小屋を建て、晴れた日には畑を耕し雨の日にはセロを弾いて暮したい、そんな郷秋の気ままな独り言。
郷秋<Gauche>の独り言
F1 第18戦日本GPを振り返る
鈴鹿が終わった。既にドライバーズ・チャンピョンシップは前戦で決定しているから、鈴鹿での興味はコンストラクターズ・チャンピョンの行方だったが、マクラーレンはライッコネン一人が頑張って10ポイント、ルノーは二人合わせて14ポイントとなり、ブラジルGP終了後のマクラーレン2ポイント先行をひっくり返してルノーは2ポイントリードとし、決着は最終戦、来週の中国GPに持ち込まれた。
<日本GP結果>
1位:キミ・ライコネン/マクラーレ・メルセデス/Q17/FL1/1:31.540
2位:ジャン-カルロ・フィジケラ/ルノー/Q3/FL3/1:32.522
3位:フェルナンド・アロンソ/ルノー/Q16/FL2/1:31.599
4位:マーク・ウェバー/ウイリアムズ・BMW/Q7/FL7/1:33.022
5位:ジェンソン・バトン/BARホンダ/Q2/FL4/1:32.754
6位:デイビッド・クルサード/レッドブル・コスワース/Q6/FL8/1:33.023
7位:ミヒャル・シューマッハ/フェラーリ/Q14/FL5/1:32.763
8位:ラルフ・シューマッハ/トヨタ/Q11/FL6/1:32.795
Q=予選順位 / FL=ファステスト・ラップ順位
チャンピョンシップはアロンソに譲ったライッコネンだが、ここ鈴鹿での勝利により今季優勝を「7」としアロンソをリード。自らの速さを更にアピールすることとなった。それにしてもライッコネン&マクラーレンは予選順位に関係なく表彰台にあがるという凄まじいまでの速さを見せ付けている。チャンピョンシップを取れなかったのが不思議なくらいの強さだ。
ライッコネン&マクラーレンと勝負できたのはアロンソただ一人。この二人だけが31秒半ばの異次元の速さで走り、3位のフィジケラはこの二人から既に1秒遅れ。これではまったく勝負にならない。
BARホンダ、バトンはフロントロー発進ながら結果は5位。シーズン序盤と比べれば随分と良くはなっているけれどマクラーレ、ルノーには遠く及ばないようだ。オールホンダ体制となる来年に期待だな。
トップ2に追いつけないのはトヨタも同様。これまでも予選ではいいところを見せながらも決勝では表彰台未満ポイント圏内というレースが多かったが、今回も3ストップ作戦を見事にハズシて同様の結果。セーフティーカーが入った時点で、普通は作戦変更だろう。
ミヒャエルは14番手からスタートし7位フィニッシュ。今年のマシンを考えれば悪くないとも言える。しかしだ、コース上でライッコネンに、そしてアロンソには2回もパスされている。7度のワールド・チャンピョンとしてはいささか寂しいと言わざるを得ないだろう。2000年から5年間、鈴鹿で勝ち続けてきたフェラーリも。
さて、琢磨だ。・・・琢磨いついては、書くまい。
今日の1枚は、これ。まだ色づいてはいませんが、実は随分と大きくなっています。柚子にしては少し大きすぎるような気もするのですが・・・
[ 撮影: かつらの森 ]
<日本GP結果>
1位:キミ・ライコネン/マクラーレ・メルセデス/Q17/FL1/1:31.540
2位:ジャン-カルロ・フィジケラ/ルノー/Q3/FL3/1:32.522
3位:フェルナンド・アロンソ/ルノー/Q16/FL2/1:31.599
4位:マーク・ウェバー/ウイリアムズ・BMW/Q7/FL7/1:33.022
5位:ジェンソン・バトン/BARホンダ/Q2/FL4/1:32.754
6位:デイビッド・クルサード/レッドブル・コスワース/Q6/FL8/1:33.023
7位:ミヒャル・シューマッハ/フェラーリ/Q14/FL5/1:32.763
8位:ラルフ・シューマッハ/トヨタ/Q11/FL6/1:32.795
Q=予選順位 / FL=ファステスト・ラップ順位
チャンピョンシップはアロンソに譲ったライッコネンだが、ここ鈴鹿での勝利により今季優勝を「7」としアロンソをリード。自らの速さを更にアピールすることとなった。それにしてもライッコネン&マクラーレンは予選順位に関係なく表彰台にあがるという凄まじいまでの速さを見せ付けている。チャンピョンシップを取れなかったのが不思議なくらいの強さだ。
ライッコネン&マクラーレンと勝負できたのはアロンソただ一人。この二人だけが31秒半ばの異次元の速さで走り、3位のフィジケラはこの二人から既に1秒遅れ。これではまったく勝負にならない。
BARホンダ、バトンはフロントロー発進ながら結果は5位。シーズン序盤と比べれば随分と良くはなっているけれどマクラーレ、ルノーには遠く及ばないようだ。オールホンダ体制となる来年に期待だな。
トップ2に追いつけないのはトヨタも同様。これまでも予選ではいいところを見せながらも決勝では表彰台未満ポイント圏内というレースが多かったが、今回も3ストップ作戦を見事にハズシて同様の結果。セーフティーカーが入った時点で、普通は作戦変更だろう。
ミヒャエルは14番手からスタートし7位フィニッシュ。今年のマシンを考えれば悪くないとも言える。しかしだ、コース上でライッコネンに、そしてアロンソには2回もパスされている。7度のワールド・チャンピョンとしてはいささか寂しいと言わざるを得ないだろう。2000年から5年間、鈴鹿で勝ち続けてきたフェラーリも。
さて、琢磨だ。・・・琢磨いついては、書くまい。
今日の1枚は、これ。まだ色づいてはいませんが、実は随分と大きくなっています。柚子にしては少し大きすぎるような気もするのですが・・・
コメント ( 12 ) | Trackback ( )
« Takuma Racing... | CFの撮影現場 » |
でも、ライコネンの追い上げは見ごたえ十分でしたね。
色んな現実を見せつけられた思いです。
今日は楽しいレースでした。(私がライコネンファンなのもありますが)
まだコンストラクターズが片付いていないので、
次の中国も楽しみが続きそうです
マクラーレンのオーバーテイクショーはもはや見慣れてしまっていますが(笑)、アロンソのオーバーテイクショー、見ごたえ十分でした!
コンストラクターズ、再度逆転しちゃいましたね。
あと1戦、楽しみです!
>ライコネンの追い上げは見ごたえ十分
十分より若いアロンソにタイトルを持っていかれたライッコネンは優勝して自分の速さをアピールしなければならなかったわけですね。7-6でライッコネンの勝ち!です。
ビートニクさんwrote:
>いろんな現実を見せつけられた
ミヒャエルがいくら頑張ってもF2005ではあれが限界ということなのでしょう。あんなにズバリズバリと抜かれてはムヒャエルもさぞかし辛いかったことでしょうね。
708さんwrote:
>トヨタは途中で作戦変えられなかったのでしょうか?
百戦錬磨のフェラーリ、マクラーレン、ウイリアムズならとっとと作戦変更でしょうね。やはりBARやホンダは良くも悪くもチームの「若さ」を感じさせます。
kimi--F1さんwrote:
>今日は楽しいレースでした
鈴鹿であれだけのオーバーテイク・シーンが見られるとは!それだけ「役者揃い」のシーズンだったと言うことですね。
Takeniさんwrote:
>コンストラクターズ、再度逆転しちゃいましたね
大丈夫!上海で再び逆転しますから
トヨタもホンダも空回り・・・でもアロンソとライコネンの素晴しい走りが見られて良かった良かった、という感じですね。まさかライコネン勝つとは思いませんでした・・・。
確かに17番グリッドからスタートして優勝ですからね。雨のレースでは後方スタートでも優勝ということも時々ありますが、ペースカーが入ったとは言えドライのレースですからね。ライッコネンの場合には予選やらなくてもいいんじゃないかって
雨に翻弄された予選のお陰ですね。最後まで楽しめました。
琢磨は・・・やばい・・・の一言です。
風邪はひきませんでしたが、雨で冷えて肩こりがひどくなったguwaです。
琢磨ファンとしては切ないレースでしたが、見応えは充分でした。特にライコネンとアロンソの走りは凄かったですね!
guwaさん、こんばんは。肩こりはあるものの無事のご帰還、何よりです。この頃の琢磨を見ているとアンドレア・デ・チェザリスを思い出します。上海のレース、上手くまとめてくれるといいのですが。
今シーズンの琢磨を象徴している様な強引なレース運びでした。
来シーズンのシートに影響しない様祈るばかりです。