小楢の胴吹き若葉


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 都県境の尾根道脇にある、幹周り200cmはあろうかと云う小楢(こなら)の老大木の黒くゴツゴツとした幹から今年の春に生え出た若葉です。これが枝として育つことはないのですが、老木となっても新しい命を生み出そうとするその秘められた力に驚くばかりです。

 春、桜の木が太い幹から直接花を咲かせることがあります。元々は盆栽で使う言葉のようですが、写真の世界でもこれを「胴吹き(どうぶき)」と呼び、桜の写真の被写体とされます(こちら)。上の小楢同様、桜の黒く荒れた幹(若い枝の樹皮は美しく茶筒に貼られたりします)から瑞々しい花を咲かせる命の不思議がテーマになるわけですね。

 横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季の移ろいを毎週撮影・掲載しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは5月12日に撮影した写真を5点掲載しております。初夏とは云え風が強くて肌寒い一日となった森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
https://blog.goo.ne.jp/ondanomori/e/ae06262d8dc17cdac8da9ca5f33fe605

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#小楢 #こらな #胴吹きの若葉 #生命の不思議

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