クリスマス・シーズン到来

 11月中旬だというのに、街のあちらこちらでクリスマス・ツリーが飾られ、既にクリスマス・ムードが漂い始めています。

 ご存知のようにクリスマスはイエス・キリストの誕生日ですね。日本では12月25日の朝にはクリスマス・ツリーやらリースが外され、門松や注連縄(ねめなわ)が飾られたりしますが、クリスマスは12月24日ではなく25日です(念のため)。

 クリスマスの始まりは、今年のカレンダーで言えば11月27日であり、終わりは1月6日となります。クリスマスの始まりは年によって、つまりカレンダーの曜日周りによって変わってくるのでいささかややこしい。

 クリスマスの始まりは12月25日の4つ前の日曜日とされています。今年の12月25日はちょうど日曜日ですが、その4つ前の日曜日が待降節(アドベント)第一主日と呼ばれこの日からキリストの降誕(誕生)を待つ期間に入ります(曜日周りの関係から、今年は一番早くクリスマスが始まる年となります)。

 そして日曜日ごとに第二主日、第三主日、第四主日と数え25日、イエス・キリスト生誕の日を迎えます。ヨーロッパなどのキリスト教国の家々ではクリスマスのために用意された4本のロウソク(アドベント・クランツ)に主日のたびに順に灯していきます。そして4本目に灯すといよいよクリスマスがやってくると言うわけです。

 さてクリスマスの終わり方ですが、これはカレンダーの曜日周りとは関係なく1月6日と決まっています。キリストが生まれた夜に空で光った星を見た3人の博士がようやくベツレヘムの馬小屋のかいばおけの中で眠る幼子イエス・キリストを探し当ててやってきたのがこの1月6日(公現日、公に現れた日)だと言われています。

ですから今年で言えば11月27日から「クリスマス月間」が始まり12月25日がその「中日」そして1月6日に1カ月におよんだ「クリスマス月間」が終わると言うわけです。ですから、リースなどのクリスマスの飾りは1月6日まで飾っておくのが「正式」と言うことになりますね。

 クリスマスが大好きな郷秋<Gauche>はこんなページを作っております。今年も来週中には新しいアルバム2枚を追加して2005-2006シーズン版のオープンを予定しておりますのでどうぞお楽しみに。



今日の1枚はこれ。残念ながら花の名前がわかりません。

オキザリスでは?と教えていただきましたので調べてみたところオキザリスで間違いないようですが、品種が多くてそのものズバリの名前まではわかりませんでした。紫片喰(ムラサキカタバミ)の園芸種とのことですが、どうりで葉っぱも花もそっくりなわけです。<2005/11/14追記>
コメント ( 4 ) | Trackback (  )
« 晩秋彩霞 「郷秋<Gauche... »
 
コメント
 
 
 
そうでした (ちょこ)
2005-11-13 00:08:47
こんばんは。TBありがとうございます。

教会のツリーを飾らなくては…。

今日街を歩いていて、クリスマスの曲を耳にしました。いいですよね、クリスマスの曲。

私は礼拝で、クリスマスの讃美歌を歌うのが楽しみです。
 
 
 
クリスマス。 (guwa)
2005-11-13 17:38:15
郷秋さん、こんにちは。

街はすでにクリスマスモードですね

そう言えば、11月の最後の金曜日、私の出身大学ではクリスマスツリーの「点火祭」を行っていました。懐かしいなぁ。。。

うちでもツリーを飾らないと
 
 
 
クリスマス・アルバム界のフェラーリ (郷秋)
2005-11-13 21:27:47
ちょこさん、こんばんは。

クリスマス・ソング数あれど、やっぱり讃美歌が一番ですね。私は郷秋<Gauche>言うところの「クリスマス・アルバム界のフェラーリ」に納められている「あめなる神には」が大好きです。

 
 
 
点灯式 (郷秋)
2005-11-13 21:31:30
私の母校でもやっていますね。最近はハンドベルの演奏やらTVの取材が入ったりでなかなか賑やかなようです。

小田急沿線の冬の風物詩として定着したようですのでguwaさんもご覧になっているかもしれませんね。
 
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。