前回、10月1日に「昭和ガメラ論議 07/10」でご紹介した、「飾釦」さまの昭和ガメラシリーズ鑑賞記が、その後も順調に更新されております。
本日までに把握し得たのは、対バルゴンから対ギロンまでの計4作。これらをまとめてご紹介させて頂きます。
『飾釦』
http://blog.goo.ne.jp/masamasa_1961/
さん、10月2日の更新。
「大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン」・・・少年期心躍らせた怪獣映画#2【画像あり】
http://blog.goo.ne.jp/masamasa_1961/e/03831f598f117ade9a73ebe5c1d8f687
昭和(湯浅)ガメラ感想、第二弾。
「怪獣映画でバルゴンのようなトカゲ系の姿をした怪獣はあまりいなかったんじゃないかな、ということ。横長の姿の怪獣なので、それをシネスコサイズの画面で生かすため、のっしのっしと画面を横断していくような構図がとられており、それがスペクタルな印象を与え、チンケになりがちな特撮映画において妙に重厚感を出していました。それが動物感も同時に出しており、また段々と手薄になっていくセットにも力が入っているので、リアルさを一層醸しだしています。」
江波杏子さんの色っぽさについても言及。初見は5歳の時だったそうですので、当然再見時のご感想かと思われます。
10月3日の更新。
「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」・・・少年期心躍らせた怪獣映画#3 【画像あり】
http://blog.goo.ne.jp/masamasa_1961/e/da0d00b9fe0e6cde5e18fc9675edcce4
「ベースは吸血コウモリでしょう。光に弱く闇をマントを拡げたドラキュラの如く飛行する。口からは切れ味も鋭い超音波光線を発します。(それにやられたガメラの血は緑であった!)そして、造形ははっきりいって三角形を基本に形づくられています。(三角形の組み合わせでギャオスは完成する?)性格も吸血鬼のような味付けがしてあることで邪悪性も増し、正義の味方であるガメラとの対立の構図がはっきりしています。そういった要素の中で、ボクもガメラといえばギャオスが一緒に思い浮かぶくらい印象深いです。
第3作目にしてガメラの歌もできて名実共に子供達のヒーローとして受け入れられていったのでしょう。(よく知られた歌ではありませんが・・・)」
確かにフルコーラスを歌いきれる方は稀。サビの部分はよく引用されておりますけれど。
10月4日の更新。
「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」・・・少年期心躍らせた怪獣映画#4【画像あり】
http://blog.goo.ne.jp/masamasa_1961/e/e1fae6c1c53b6c391652ca6922a2c2c0
「イカを模したと思われるバイラスはとても宇宙船を作ったようには見えない知的生命体なのですが、そのやりのような尖った頭で、ガメラの腹部を串刺しにします。ガメラ、ピンチ。この辺りからガメラは、対する怪獣に瀕死の状態に追いやられるという、亀を模したゆえの弱さというか哀愁を漂わせるようになります。
それがまたガメラの魅力なのですが・・・。」
海釣りの世界では、モンゴウイカの事をガメラと称するそうです。甲羅があって、釣り上げると墨を吹きながらグルグル廻るかららしい。
10月5日の更新。
「ガメラ対大悪獣ギロン」・・・少年期心躍らせた怪獣映画#5【画像あり】
http://blog.goo.ne.jp/masamasa_1961/e/16034c96f872c7990d9697d481aa04ad
「 その戦いはガメラが大車輪を見せたりと子供向けサービスが先行しリアリティがありません。水中でも火炎噴射が可能なのです。??少年たちとも連携プレーでギロンをかろうじてやっけることができましたが、地球に帰還するため、ギロンによって真っ二つに割れたUFOをガメラは火炎噴射で溶接し、そこに子供を乗せてガメラの歌に乗って宇宙空間へと飛び出します。子供のときは余り疑問に思いませんでしたが、今観るとけっこうハチャメチャなストーリーでした。」
かなりキてます。大人の鑑賞力にも言及。
昭和ガメラはあと三作となりましたが、果たして宇宙怪獣まで飾釦さまの気力が持つでしょうか。
―――ここから、10月9日の追加分です。―――
10月8日の更新。
「ガメラ対ジャイガー」・・・少年期心躍らせた怪獣映画#6【画像あり】
http://blog.goo.ne.jp/masamasa_1961/e/21aa5b71c23d82d1f0d5fa5ecbe1c8d8
「当時、ジャイガーによって幼虫を植えつけられガメラが白くスケルトン状態になってしまったのは子供心にゾッとした記憶があります。怪獣がその内部から崩壊してゆくというそのストーリーは、他ではあまり知りません。ジャイガーは強い、そんな印象があります。
ガメラ映画は回を増すごとに敵対する怪獣がどんどんと強くなってきて、一体この先どうなちゃうんだろうと思いながら、実は当時のボクはこの映画を最後にガメラ映画から卒業をしていったのであります。」
この後は「対ジグラ」に「宇宙怪獣」となりますので…
ジャイガーで卒業されたのは幸福なことだったかもしれません。^^;)ゞ
――― 追加分は、以上です。―――
本日は、あと二本更新の予定です。
本日までに把握し得たのは、対バルゴンから対ギロンまでの計4作。これらをまとめてご紹介させて頂きます。
『飾釦』
http://blog.goo.ne.jp/masamasa_1961/
さん、10月2日の更新。
「大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン」・・・少年期心躍らせた怪獣映画#2【画像あり】
http://blog.goo.ne.jp/masamasa_1961/e/03831f598f117ade9a73ebe5c1d8f687
昭和(湯浅)ガメラ感想、第二弾。
「怪獣映画でバルゴンのようなトカゲ系の姿をした怪獣はあまりいなかったんじゃないかな、ということ。横長の姿の怪獣なので、それをシネスコサイズの画面で生かすため、のっしのっしと画面を横断していくような構図がとられており、それがスペクタルな印象を与え、チンケになりがちな特撮映画において妙に重厚感を出していました。それが動物感も同時に出しており、また段々と手薄になっていくセットにも力が入っているので、リアルさを一層醸しだしています。」
江波杏子さんの色っぽさについても言及。初見は5歳の時だったそうですので、当然再見時のご感想かと思われます。
10月3日の更新。
「大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス」・・・少年期心躍らせた怪獣映画#3 【画像あり】
http://blog.goo.ne.jp/masamasa_1961/e/da0d00b9fe0e6cde5e18fc9675edcce4
「ベースは吸血コウモリでしょう。光に弱く闇をマントを拡げたドラキュラの如く飛行する。口からは切れ味も鋭い超音波光線を発します。(それにやられたガメラの血は緑であった!)そして、造形ははっきりいって三角形を基本に形づくられています。(三角形の組み合わせでギャオスは完成する?)性格も吸血鬼のような味付けがしてあることで邪悪性も増し、正義の味方であるガメラとの対立の構図がはっきりしています。そういった要素の中で、ボクもガメラといえばギャオスが一緒に思い浮かぶくらい印象深いです。
第3作目にしてガメラの歌もできて名実共に子供達のヒーローとして受け入れられていったのでしょう。(よく知られた歌ではありませんが・・・)」
確かにフルコーラスを歌いきれる方は稀。サビの部分はよく引用されておりますけれど。
10月4日の更新。
「ガメラ対宇宙怪獣バイラス」・・・少年期心躍らせた怪獣映画#4【画像あり】
http://blog.goo.ne.jp/masamasa_1961/e/e1fae6c1c53b6c391652ca6922a2c2c0
「イカを模したと思われるバイラスはとても宇宙船を作ったようには見えない知的生命体なのですが、そのやりのような尖った頭で、ガメラの腹部を串刺しにします。ガメラ、ピンチ。この辺りからガメラは、対する怪獣に瀕死の状態に追いやられるという、亀を模したゆえの弱さというか哀愁を漂わせるようになります。
それがまたガメラの魅力なのですが・・・。」
海釣りの世界では、モンゴウイカの事をガメラと称するそうです。甲羅があって、釣り上げると墨を吹きながらグルグル廻るかららしい。
10月5日の更新。
「ガメラ対大悪獣ギロン」・・・少年期心躍らせた怪獣映画#5【画像あり】
http://blog.goo.ne.jp/masamasa_1961/e/16034c96f872c7990d9697d481aa04ad
「 その戦いはガメラが大車輪を見せたりと子供向けサービスが先行しリアリティがありません。水中でも火炎噴射が可能なのです。??少年たちとも連携プレーでギロンをかろうじてやっけることができましたが、地球に帰還するため、ギロンによって真っ二つに割れたUFOをガメラは火炎噴射で溶接し、そこに子供を乗せてガメラの歌に乗って宇宙空間へと飛び出します。子供のときは余り疑問に思いませんでしたが、今観るとけっこうハチャメチャなストーリーでした。」
かなりキてます。大人の鑑賞力にも言及。
昭和ガメラはあと三作となりましたが、果たして宇宙怪獣まで飾釦さまの気力が持つでしょうか。
―――ここから、10月9日の追加分です。―――
10月8日の更新。
「ガメラ対ジャイガー」・・・少年期心躍らせた怪獣映画#6【画像あり】
http://blog.goo.ne.jp/masamasa_1961/e/21aa5b71c23d82d1f0d5fa5ecbe1c8d8
「当時、ジャイガーによって幼虫を植えつけられガメラが白くスケルトン状態になってしまったのは子供心にゾッとした記憶があります。怪獣がその内部から崩壊してゆくというそのストーリーは、他ではあまり知りません。ジャイガーは強い、そんな印象があります。
ガメラ映画は回を増すごとに敵対する怪獣がどんどんと強くなってきて、一体この先どうなちゃうんだろうと思いながら、実は当時のボクはこの映画を最後にガメラ映画から卒業をしていったのであります。」
この後は「対ジグラ」に「宇宙怪獣」となりますので…
ジャイガーで卒業されたのは幸福なことだったかもしれません。^^;)ゞ
――― 追加分は、以上です。―――
本日は、あと二本更新の予定です。
中年男性の身としては、ガメラ映画を観続け文章化していく作業は、段々と破綻してゆくストーリも相俟って、おっしゃるとおりかなり辛いものがありますね。
私の中では昭和ガメラは、大画面で見た数少ない怪獣映画でもありやりきりたいと思っています。
ようこそおいで下さいました。
平成ガメラ三部作が既に歴史的作品となりつつある21世紀から、改めて昭和のガメラシリーズを還り観るという視点は、大変興味深い作業かと存じます。種々困難はございましょうが、全作の鑑賞記を残されます様、微力ながら応援致しております。m(_ _)ノシ
後2作ですが、それ以外にも今週(土日は休みとしていますが)追加で昭和ガメラにスポットを当てた作業を頑張って?みようと思います。