MC68000 Maniacs!
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病床からの復帰第一弾ネタは「バーチャレーシング」。

アーケード版がめちゃめちゃ大好きで,当時「DX筐体」が置かれていた仙台のプレイシティキャロットにはかなり通いました。でっかい画面と稼動するシート,それに加えて反力の付いたステアリングと7速仕様のバタフライシフト。ポリゴン剥き出しの「おもちゃ」のような映像でしたが,レースゲームとしては本当に面白かったです。自宅で移植版の「バーチャレーシング」を遊んでもいまいち盛り上がらないのは,自分が「運転している気分」になりきれないからですよね。とはいえ,自宅にDX筐体を持ち込める訳でもなし・・・。久々にプレイしたメガドライブ版が予想以上に楽しめたので,勢い余って他の移植版もすべて揃えてしまいました(笑)。

現在最新の移植版は,PlayStation2用の「V.R. FlatOut」。

セガエイジス2500シリーズの第8弾として発売されたもので,原作者である鈴木裕氏監修のもと,グラフィック面を若干グレードアップしつつ,新コース,新マシンを追加。若干の天候変化までシミュレートしている秀作となっています。しかしながら,アーケード版と車両の挙動が大きく異なるため,操作性に物凄い違和感があるように思います。アーケード版が「コーナリング時,車体のフロント部分を軸にリアを左右に振るような挙動」をするのに対し,PS2版は「車体の中央(コクピット部分)を軸に左右にスピンするような挙動」をするため,パッドでプレイすると,まるでドリフトゲームのようになります。慣れてくると,アナログスティックでかなりスムースに走れるようになりますが,やはりこの挙動の違いは残念ですね。

セガサターン用「V.R.」はタイムワーナーインタラクティブの製品。

どうしてこうなった・・・と思わずにはいられない完成度の低さを誇ります(笑)。ゲーム自体は言うほど悪くはなく,車両の挙動もパッド操作を意識した「硬め」の動き。無駄なドリフトはせず,反応の重さもそれほどありません。ただ,ゲーム画面の解像度がめちゃめちゃ粗く,もはやメガドラレベル。ロード時間も遅く,しかも頻繁に発生します。それなりに遊べる割にはストレスの溜まる作りになっちゃってるのが低評価の理由でしょうか。もっと言えば,サターンをプラットフォームにしているのに,32X版の完成度を超えていないのが・・・そもそもおかしいと思いますね。

移植版の最高峰と言われるのが,32X用「V.R. デラックス」。

個人的にはこれが一番好きなのですが,現在はロムカートリッジしか手元になく,プレイができない状態です(泣)。FlatOutと同様に,新コースと新マシンが追加されていて,パッドでも非常に遊びやすいバランスになっていました。音楽的にもいくつか楽曲が追加されており,特に「リプレイ」時に流れる曲が熱い!以前購入した「SUPER32X 15th Anniversary Album」は,この曲を聴くために買ったと言っても過言ではありません。なんとか実機のプレイ環境を復元しようと画策中であります。

メガドライブ版「V.R. MD」は以前記事にしたので割愛。

是非「HD版」を発売して欲しいですよね。
一昨年11月に発売された「デイトナUSA HD」の完成度を見る限り,期待せずにはいられません。
FlatOutの車両挙動を修正するだけでも,かなり楽しくなると思うんだけどな。


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
Unknown (アイズ)
2013-05-14 10:11:19
バーチャレーシングは自分も大好きです
DL配信で出してほしい
ネット対戦とかもできたら最高です。
PS2版は本当に挙動さえ良ければ
マイ神ゲーになれたのに_| ̄|○
 
 
 
Unknown (funnyplace)
2013-05-19 21:44:37
コメントありがとうございます。

全くの同感です。
デイトナUSAのようにHD版が出る事を願いたい。
 
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