MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
MC68000 Maniacs! FunnyPlace Channel Vintage Computer LLC
 



「OUTLANDER」は,1993年に Mindscapeから発売された擬似3Dタイプの格闘レース(?)ゲーム。北米向けのジェネシス(GENESIS)版になります。もともとは映画「マッドマックス2(The Road Warrior)」をモチーフに開発されたタイトルのようですが,権利関係の問題でタイトルを「OUTLANDER」に変更しての発売となったようです。現在所持している数少ないジェネシスタイトルのひとつ。日本未発売のため情報が少ないうえ,裸カートリッジ状態で購入したため,プレイ方法がよく理解できていません(笑)。雰囲気は同じ洋ゲーの「ROAD RUSH」に似ていますが,主人公は「車」に乗っていて,敵も自分も銃火器でバリバリ撃ち合うところが明らかに違っています。あくまでも個人的な意見ですが・・・あまり出来のよいゲームではないので,「マッドマックス」の名を使わなかったのは逆に良かったんじゃないかと思います。

車の運転席に座った状態でゲームスタート。序盤はコクピット視点の擬似3Dレースゲームのような感じで進行します。車(インターセプター?)にはマシンガンが装備されていて,襲い掛かってくる敵のバイク軍団を攻撃することができます。また,主人公はハンドガンを装備していて,マシンガンで撃ちもらした敵を窓から撃つこともできたりします。この時のシステムが非常にユニーク。敵バイクが車の横に接近すると,横方向を表示したウインドウがポップアップして,ハンドガンで敵バイクを狙い撃ちする・・・といった感じです。まあ・・それほど快適なシステムではないですし,車を運転しながら銃で狙い撃ちするのがそもそも難しいので,余程慣れていないと楽しくはないかなと。

銃弾には残弾数があって,なくなれば撃てなくなります。車の燃料にも限りがあって,なくなると車が停止しますが,こちらの場合は突然サイドビューのアクションゲームが始まります。車を降りた主人公はハンドガンと拳(パンチ)を駆使して戦い,敵を倒せば銃弾や燃料をゲット可能。車に戻ればふたたび走り出すことができる・・・といった感じで進んでいくのですが,何度プレイしても車に戻る前に殺されてしまうので,これ以上先の展開は知りません(笑)。

でも,この洋ゲー独特の雑さというか,理不尽さというか,全体的に「ク○」な感じが個人的には大好き。
できればパッケージ付きでほしいソフトですね。ジェネシスだし無理かな・・・。


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「PlayStation4 Pro」と「REGZA 40M510X」を含むメイン環境のリフレッシュを目的に,ちょっと高品質な電源タップ(OCB-1 ST)の導入や,ちょっと高品質なHDMIケーブル(HDMIFOR01)の導入などを少しづつ進めておりましたが,久々にニューアイテムをゲットしてきたので,早速投入しました。今回購入したのは,audio-technica製の電源ケーブル「AT-PC600」であります。2002年以降ずっと売られ続けているエントリーモデルで価格がかなり安め(4,000円弱)です。機器側に接続するプラグ部分がスリムに作られていて,PS4pro等,電源コネクタまわりが「狭い」機器にも問題なく接続できます。壁コンセントに差し込む電源タップを「OCB-1 ST」に交換したので,ここはケーブルまで交換しないと完結はしないかなと。本当はもうちょっとグレードの高いケーブルを入れたかったんですが,価格が3倍近くになってしまうので断念しました。

だいぶ昔,自作のWindowsPC向けに結構高い電源ケーブルを買った覚えがあるのですが,
倉庫を探してもそのケーブルが見つからないので,若干安めの新品ケーブルを購入してきた次第です。

もともと映像や音に目障り(耳障り)なノイズが載っている環境だった訳ではないので,電源まわりをリフレッシュしてもはっきりと体感できる効果はほとんどないです。もともとは老朽化した電源タップの交換が目的でしたし,オーディオ寄りの設備を入れたのはあくまでも「遊び」です。まあ・・・電源ケーブル関係を新品にするだけじゃなく,それなりに高品質なものに入れ替えたことで,入力される電流の質も少なからず改善されているでしょうし,機器の電源部分にかかる負担も減るんじゃないでしょうか。


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「東京ゲームショウ2018」の2日目は,個人的特殊ミッションの日です(笑)。

某NGCに出演している「えどさん゛」と声優の「野水伊織さん」が,Twitchブースで「特製缶バッチ」のお渡し会をやるというので,年甲斐もなく参加してきました。限定200セットで,整理券配布が11時くらいから。NGCのステージイベントが13:15くらいからあって,その後にお渡し会という予定。前日のように入場制限に巻き込まれると最悪の場合整理券を取り逃す可能性があるので,宿を早め(6時台)に出発。久々に長時間の行列を体験し,無事入場できました。今年は持ち物検査が例年よりもかなり厳しかった感じですね。10:30頃にTwitchブースに行ってみたら,何故か整理券配布が開始されていて,予告時間よりもだいぶ早かったので人もまばら。意外にもすんなりゲットできました。結果的に200個全部配布したようなので,早めに出発しておいて良かったということでしょうか。

その後は,Twitchブースでの NGC「Be The HERO」のステージにて,忍者野水の力尽きる様と えど氏渾身の舞いを堪能し,そのままお渡し会へ。イベント常連でもなんでもないのでダラダラ喋るのもおかしいでしょうし,時間もないようでしたので,会話はご挨拶程度でした。以前,同じNGCに出演していた「高木友梨香」さんから「ラストクロニクル」のカードを渡していただいたことがあったのですが(ニコ超),やはりメディアに出ている人はオーラが違う。野水さんも眼が大きくてキラキラしてたのが印象的でした。



これでメインミッション終了なので,あとは消化試合(笑)。

すぐにバンナムブースへ移動し「エースコンバット7」をプレイ。制限時間が短く(5~6分くらい?)あまり堪能できなかった感じですが,映像や動きがかなりスムースで,実際にプレイするのが楽しみになりました。「エースコンバット6 解放への戦火」からすでに10年以上経過。再びナンバリングタイトルの新作を遊べるとは思っていませんでした。VRモードもあるようですし,これは買いですね。

もうひとつ試遊したのが,インディーズコーナーに出展していた,ナツメアタリの「ニンジャウォーリアーズ ONCE AGAIN」です。もともとスーパーファミコンに出ていたものをリメイクしたタイトルなのだそうで,スーファミ版がプレミア化しちゃっている現状を考えると非常にありがたいところ。ゲーム自体は非常にスピード感があり操作感も軽快。原作の「ニンジャウォーリアーズ」とは全然違うモノになっていますが,最初のボスまでプレイした限りですが非常に面白いゲームに仕上がっていると思います。年内発売で詳細は未定とのことですが,これも買いですね。



その他では・・・コーエーテクモのブースにあった「おっぱいマウスパッド」ギャラリーが印象的でしたね。
尻のヤツ。尻のヤツを売ってくれないか。(`・ω・´)9m



いや~・・・今年のTGSは,例年になく楽しめました。
来年も引き続き参加するつもりです。


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9月22日~23日に幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2018」の一般公開を観てきました。3年連続の2デイズ参加であります。今年は,ソニー公式サイトにて事前の「試遊予約」を行っていたので,昨年のように1時間並んでギリギリで試遊できずに涙・・・なんてことはありません。試遊タイトルは個人的に期待の「エースコンバット7」。本当はフロムソフトウェアの「SEKIRO」もプレイしたかったのですが,事前登録はPSNアカウント(PS Plus登録)につき1タイトルのみでしたし,自分がサイトを確認した時点ではすでに2日間とも「満席(?)」状態だったので断念しました。

朝6時台の新幹線で仙台を出発。京葉線の快速が激混みだったので各駅停車を選択したのがちょっとした間違いで,幕張に着いたらすでに「入場制限」状態。物販ブース側からの入場にまわされ,微妙に暑いわ,雨は降るわで,なかなか過酷でした。それでも,会場時間から+20分くらいで入場できましたし,空いている時間帯に物販をまわれたのは良かったかなと。試遊登録は2日目の午後(15時くらい)だったので,初日はフリーで見てまわる感じでした。午前中はインディーズコーナーを集中的にうろうろ。X68000用の縦スクロールシューティングゲーム「ヴァリストレスナルト」をX68000実機とともにプレイアブル展示していた「株式会社ロケットエンジン」のブースが印象的でした。このソフトは,5インチFDD版の製品を 秋葉原BEEPで販売中なのだとか。

自分も実機が壊れてなければ買ってきたんですけどね・・・(泣)。



その後はセガブースにて「SEGAAGES」のステージを観覧。「Nintendo Switch」向けの「SEGAAGES」シリーズとして「バーチャレーシング」がリリースされるサプライズ発表があり,個人的にテンションが爆上がりしました。ステージ上でプレイされていた「ゲイングランド」がちょっと楽しそうに見えたので,ステージ後に飛び入りで試遊。アーケード版はプレイ経験無し,メガドラ版は持っていますがほとんど起動したこと無し,という状態でしたが,15分(長い・・・)の制限時間で,なんとか9面まで持っていけたので満足。



今年も各ブース毎(屋外にも)に派手な展示物があって非常に楽しかったです。
会場が大混雑で全部を写真に収めることはできませんでしたが,やはり「SEKIRO」が一番印象的でしたね。



初日はこんなところで撤退。
2日目には試遊以外にも重要なミッションを設定していたので,早めに引き上げました。
とはいえ,16時半くらいまで滞在したので,帰りの電車は激混みでした。


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「Nintendo Switch Online」が有料化されたので,お試しで加入してみました。

正直なところ「Nintendo Switch」でのオンラインプレイはあまりやらないので不要と言えば不要なのですが,1ヶ月分の価格も「300円」と安いですし,ソニーの「PS Plus」のように有料会員限定コンテンツが登場してくることも予想されますので,とりあえず「3ヶ月(800円)」分購入してみました。そういったコンテンツが追加されるまで待っても良いかな??・・・とは思いつつも,開始月から登録しているユーザーは将来的に「プラチナユーザー」とかになって,なにかオマケをくれそうな気がする(笑)ので,若干不純な理由で登録した感じです。

登録時に,ファミコンソフトが20本パックされた「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」がダウンロードできたのですが,このソフトは「今後,定期的にファミコンタイトルが追加配信されていく」予定となっていて,インターネット経由での2人同時プレイにも対応しています。加入者だけがダウンロードできる・・・ってのがオマケっぽく感じますが,これはオマケではないですね。「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」は「Nintendo Switch Online」の加入者向けコンテンツであり,サービスに加入していない場合はおそらく利用できなくなる(または制限がかかる)でしょう。ソフト本体が自由にダウンロードできるのですから,月額300円に「ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online」のサービス料も含まれていると考えるのが妥当かなと。

ファミコンなんかいらない。っていう人は安くなる・・・訳じゃないですからね。
このあたりが納得できる人は,加入するのが良いと思います。

Nintendo Switch本体とニンテンドーアカウントの紐付けの件がだいぶ話題になっていましたが,複数ユーザーを切り替えて,1アカウント分の料金で「Nintendo Switch Online」を利用できてしまうのを防ぐための措置・・・と考えれば非常に妥当。非加入ユーザーとしては遊びづらくなるでしょうが,任天堂がオンライン接続を「有料化」に踏み切った以上,非加入ユーザーは将来的に「切られる」くらいの勢いかもしれませんね。ソニーの「PS Plus」も,PS4の場合はほぼ必須ですしね。


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自宅のゲーム系電源まわりを長年担ってきたのが,この「TEAC AV-P40」です。

階段状の独特な形状をしていて,写真(ホコリだらけの写真で申し訳ない)のようにACアダプタをスッキリ接続できます。全部で13口のコネクタがあるのでめちゃめちゃ便利。タップ上面には 11口しかコネクタがありませんが,タップの左端と右端の側面にそれぞれ1口づつコネクタがついています。かなり古い製品なので細かい事はすっかり忘れてしまいました・・・。地元の楽器屋さんで新品で購入し,10,000円近く(以上か?)払ったと思いますが定かではありません。ケーブルなどの痛みは少ないですが,継続稼動させていたので内部的にはだいぶ劣化しているものと思われます。すでに生産終了品なので新品での入手はほぼ不可能。中古品もなかなかなく,更新しないまま今まで使い続けてきました。

先日,新タップ「OCB-1 ST」を導入した際,REGZA 40M510Xと,PS4pro,PSVR関係は別系統の電源へ移動。それでも現在は9口使用している状態で,主にレトロゲーム関連がこのタップに接続されています。メガドラ,メガCD,32Xを取り扱う関係上,でかいACアダプタを同時に3つ稼動させる必要があるので,そういう意味でも「TEAC AV-P40」が非常に重宝するのですが,さすがにそろそろ交換しないとヤバそうな気がしています。現在は32Xが故障で離脱中なので,その事も考慮すれば最低10口の代替タップを考えなくてはいけませんね。オーディオ用のヤツはさすがに導入が難しそうです(価格的に)。

一応ノイズフィルター内蔵のオーディオ向け製品だし,適当なのと交換はしたくないなあ。
箱入りデッドストックな「AV-P40」との出会いとかないかしら。(´・ω・`)


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ずっとデフォルト設定のポン付けで使ってきた「XRGB-mini FRAMEMEISTER」。実はそれではダメな様子。いや・・・厳密にはそれでもゲームは十分楽しめるのだけど,適正な設定次第でさらにドットエッジバリバリな画像を楽しめるっぽいのが判ったので,備忘録的に記事にしておきます。自分の場合「FRAMEMEISTER」はメガドラ最優先で考えていたところがあり,「HDMI出力モード」の設定を「480_60p」に設定していました。もともとの入力が480pの映像なので,あまり高い設定にすると逆に遅延になるんじゃないかと思ったからなんですが,これは誤りで,接続する液晶テレビに準じた解像度に設定するのがベストなんだそうです。

「HDMI出力モード」の設定可能最大値は「1080_60p」。自宅の液晶テレビ「REGZA 40M510X」は 4K解像度のモデルですが「FRAMEMEISTER」が 4K対応しているはずもないので,とりあえず最大値で設定。この設定にするとゲーム画面が横長に引き伸ばされて表示されてしまうため「アスペクト」の設定をワイドではなくあえて「ノーマル」にすることで程よい画面サイズに調整します。結果的に・・・前回記事でセガサターン版「アウトラン」に感じていた「滲み」は全く感じられないほど画質が向上しました。一応比較写真を載せておきますが,手動での接写なのであくまでも参考程度に見ていただければと。ちなみに,この設定による遅延の増大は,自分がメガドラの「ゼロウイング」でテストした限りでは発生していないと思います。

(480_60p,アスペクト「ワイド」設定)


(1080_60p,アスペクト「ノーマル」設定)


ドット境界のぼやけが無くなったので,画面がだいぶクリアになった印象です。
上記画像の「横幅」が違って見えるのは,アスペクト設定の違いによるものなので念のため。
レトロゲーム向けの「FRAMEMEISTER」のセッティングは,これでほぼ確定で良いかなと。


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「FRAMEMEISTER(フレームマイスター)」のテスト編その9です。

サンコー製のケーブルで適当につないでいた「セガサターン」の環境を更新。穴場開発事業団製の「セガサターン用21pinRGBケーブル」を新たに購入しました。もとのケーブルで何か不具合があった訳ではないんですが,激安でコネクタ部分からカチャカチャと妙に軽い金属音がするケーブルはさすがにちょっと信用できない(笑)ので,メガドライブでお世話になっている穴場開発事業団の製品に入れ替えることにした次第。先日まで,初代PS3とPS4proのケーブルやら電源タップを新しいものに入れ替えたりしていましたが,それと同じようなトライですね。サンコー製品と比較すると今回のケーブルはかなり高価(4倍強くらい?)。それでもその分ノイズ対策等を考慮しているようなので,価格差分の価値は十分あるかなと思っています。

アップスケーラーは「FRAMEMEISTER」で変更はないので,映像品質が変わることはないかな・・・と思っていましたが,REGZA 40M510X+FRAMEMEISTER+セガサターンの環境で「アウトラン」を動かしてみた限りでは,色の滲みが少なくなっている印象です。40M510Xを至近距離で目視確認してみたところ,「PRESS START BUTTON」が表示されているタイトル画面の「テスタロッサ」と背景との滲みが少なくなって,ドットエッジがよりはっきりした・・・といった感じでしょうか。アップスケールしている以上は,これが綺麗さの限界なのかなと。

ケーブルをリニューアルしたら非常にスッキリしました(気持ちが)。
サンコーケーブルよありがとう。君のことは忘れない。


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「EARNEST EVANS(アーネスト・エバンス)」は,1991年12月にウルフチームより発売されたメガCD用横スクロールアクションゲーム。前作にあたる「EL.Viento(エル・ヴィエント)」の 2年前に物語が設定されている作品で,自称探検家の「アーネスト・エバンス」が主人公となっており,アネット・メイヤーは非プレイヤーキャラとして登場するのみとなっています。物語は・・・ペルー奥地の古代神殿を舞台に,探検家アーネスト・エバンスと,アル・カポネ率いるマフィア集団,そして古代の邪教団が,熾烈な戦いを繰り広げる・・・といった感じです。本作はメガCD専用ゲームということで,オープニングやビジュアルシーンはすべてフルボイスで進行。ハードウェアの回転機能をフル活用したゲームとなっています。

主人公が男性というだけで,前作と同じような横スクロールアクション・・・なんですが,自キャラの動きがとにかく特殊。ハードウェアの回転機能を使って(だと思う)手足の関節をバラバラに制御して動きを作っているので,画面のスクロールといまいちマッチしない「マリオネット」のような動きとなっています。また,しゃがみ動作に強烈なクセがあって,立っている状態から「下」を1回押すとしゃがみ状態に,もう1回「下」を押すと伏せ状態となります。伏せ状態で Bボタン(ジャンプ)を押すと「前転」し,伏せ状態に戻ります。伏せ状態から「上」でしゃがみ状態へ,もう1回「上」で立ち状態に戻れます。

この操作のせいで,戦闘中に間違って伏せちゃったりすると,前転でゴロゴロと地面をのた打ち回りながら,敵にボコボコにされる主人公の姿を見ることになります(笑)。前転がキャンセルできない感じなので,一瞬「操作不能で勝手に動いている」感覚に陥って,最初はかなり焦ります。的確に操作できるようになってくると,そんなに悪いゲームではないんですが,この操作性の悪さがゲームの評価をかなり落してしまっているのも確かかなと思います。

せっかくなので,同じメガCD版の「アネット再び」もゲットして,シリーズをコンプしたいところです。
3部作の最後はすっかりギャルゲーになっちゃってますけどね(笑)。


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「EL.Viento(エル・ヴィエント)」は,1991年9月にウルフチームより発売されたメガドライブ用横スクロールアクションゲーム。同社の「アーネスト・エバンス」シリーズの最初の作品として発売されたもので,主人公の「アネット・メイヤー」の活躍を描いています。物語は・・・邪神ハスターの復活を目論む邪教団は,アル・カポネとの契約によりアメリカでの絶大な力を得ていた。邪教団は,ハスターの血を引く少女レスティアーナを生贄に捧げる「血の機式」により,邪神ハスターの召喚を試みる。レスティアーナ同様にハスターの血を引くアネットは,邪神ハスターを封印できる唯一の人間であり,邪教団からは常にターゲットとされていた。2年前(※メガCD版「アーネスト・エバンス」のエピソード)ハスターを封印した際,強大な「風の力」を得ていた彼女は,邪教団との戦いに身を投じていく・・・といった感じ。なかなかのかぶれ具合ですね(笑)。

発売当時は,友人の影響もあってかなりの「ウルフチーム」信者だったので,本作も発売後すぐに購入したのですが,X68K/メガドライブ向けに発売された「グラナダ」の完成度の高さに対し,非常に「雑さ」が目立ったことと,最初のステージで遭遇するボス(巨大戦車)の極悪非道な攻撃に全然対応できなかったことが原因で,さっさと手放してしまいました。世界観は重厚なのにゲームはだいぶ「軽い」印象があり,マップの作りや敵の配置,敵の攻撃もあまり練られていない印象。良くないところを挙げればきりがないですが,アネットの動きは非常にスムースで,アクションゲームとしてはそれなりに遊べる感じがします。敵の爆発処理をスプライトの拡大縮小で派手にみせる等,ゲームが停止するんじゃないかと心配になるくらいの演出も素晴らしい。あらためてプレイしてみたいと思い,ここ数年,購入するタイミングを狙っていました。

これはなかなか楽しいゲームです。・・・が,まだ巨大戦車を倒せてません(笑)。

攻略するためには,マップ上に隠された「体力回復」アイテムを確実に取得することが重要ですね。最初のステージだと,序盤の画面上方に「つり橋」状になっている通路を落下せずに進んだところと,中盤の雑居ビル群(?)のドアの中にあります。あとは,窓からモノを投げてくるザコキャラがたまに体力回復を落してくれますが,そのときだけ妙に「剛速球」になるので,狙ってもあまり効率はよくないかもしれません。裏技についてはいくつかあるようですが,ゲームプレイを楽しみながら使えるものとしては「魔法取得」くらいでしょうかね。

【裏技】

○魔法取得
 ゲーム中適当なところでポーズし「↑←→↓C」と押すと,魔法を1段階取得できる。
 ポーズを解除後,再びポーズしてコマンド入力を繰り返せば,最高段階まで取得可能。

魔法は「溜め撃ち」式になっていて,長く「溜める」ほど,上位段階の魔法を使用できます。
上位魔法があれば,序盤に登場するバイクや車なども1撃で破壊できたので,ボス戦も楽になると思われます。


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