・・・明日の関東地方は気持ちの良い日差しが期待されます・・・
前日の天気予報でこんなこと言いやがっておりましたし、
・・・今日は全然冷たくなかったよ・・・
先週のROCKYさんもこんなことをおっしゃりやがっておりましたので、
今日はウェーダー(濡れないとっても長くてかさばる長靴)ではなくウェーディングシューズ(絶対に濡れるクッツ)を迷わずにリュックザックに押し込みました。
早朝三時に到着。車から降りると身ぶるいするほどの寒さでした。
こんな日に限って帽子と手袋を忘れるなんて・・・
管理小屋でお湯をもらい、ほんのちょびっとだけウィスキーをたらし体を温め暖をとります。重鎮N氏からやっと“おめでとう”のお言葉をいただいた源さんはちょっと嬉しそうでしたが・・・I原会長からは「リンチですぞ!」のおきついお言葉が・・・(嬉)
金曜から土曜にかけて降り続いた雨により川の音はいつもより大きく、ヘッドライトに照らされた林道にも水溜りがたくさん残っておりました。うっかりとヌカルミを踏んでしまった時の“グニャ”の感触は嫌なものです。そのヌカルミが“サクッ”もしくば“カチッ”と一瞬にして凍てついてしまうほどに日の出直前の冷え込みはきついものでした。
林道から廃道の分岐に到着する頃には明るくなっておりました。
冷え込みはいっこうに緩まず、それでも歩き疲れ息の上がった僕の上半身からは煙たいほどの湯気が立ちのぼり、特にリュックザックでムンムンムレムレ状態の濃茶色のフリースの背中はすぐに真っ白な霜がおりてしまいました。その“真っ白いキャンパス”にBKさんが落書きをしやがるとみんなで笑っておりましたから僕も一緒になって笑いました。詳しくは熊猫さんのブログを見てねっと。
廃道に入るとお決まりの場所で撮影。皆さんのお顔が緩んでいるのは・・・すでに一杯入っているからに違いありません。
右と左の沢に別れて入渓します。僕の背中に落書きしやがったBKさんはお一人で左の沢へと消えて行かれました。
流れに足をつけると・・・ひゃ、ひゃっこ----------!!
我慢できないほどの冷たさでした。こんな冷たさの中ではたして釣りを続けられるのでしょうか??
と思ったら源さんちゃっかりと餌仕掛けで堰堤下を狙っております。どうやら二匹目のどぜうに期待しているようですね。
ガリガリ君はひとりウェーダー(濡れないとっても長くてかさばる長靴)をはきやがりながら飄々と竿を伸ばしております。
こうなったら僕は意地でも浮いた毛バリで魚を出して見せようぞ・・・といつものおざなり3人衆は釣り上がるのでございます。
10時くらいからでしょうかね、水温が少しゆるく感じてきた頃から餌にはアタリガが出始めました。源さんとガリガリ君が6~7寸を抜き始めますが僕にはいっこうに反応すらありません。
・・・ふむ、今日は間違いなくボウズであるな!・・・そう確信したころ、「ホリャさんポイントっすよ!」とガリガリ君がポイントを譲ってくれました。陽だまりの明るく開けた場所でした。浅い白砂に魚が浮いているのを発見。少し上流にテイッと毛バリを投げ入れると一瞬反応はしたものの食らいつくところまではいきません。再びトリャと投げ入れ今度はツンツンツツツンとキザっぽく毛バリにアクションなどつけてみると・・・ぺちゃ、もそっ、ぺちょ、まあそんな感じでやっとこさ小さな山女魚が毛バリを食ってくれたのです。メデタシメデタシ♪
そうなると、沢の美しい風景が楽しくなってくるものです。写真を撮りながら気持も穏やかに、ただ足取りはとっても重く三人交互に釣り上がります。
不思議なもので、ここぞといったポイントは人に譲りたがる三人なのです。だからこそ三人で沢に入っても仲良く楽しく竿を出せるのでしょうね・・・っと、不意に浮かんだBKさんのお顔。左の沢は釣れているかしら??
6寸クラスはぽちょぽちょ出てくれるのですが、なかなか大きな魚が釣れません。ここで源さんの酒パワー注入タイム!今日は真澄ではなく美酒爛慢のカップ酒です。
このお酒はいけませんでした。ここから源さんの“苦悩”が始まってしまいます。バラシを連続し始めた源さん、アワセのタイミングが全く解らなくなってしまいました。こんな時って、根掛りはするは木枝に仕掛けを絡ませるはチグハグになってしまうものなのです。わかる!わかり過ぎるぐらいにわかるなぁ~!
しか~し!これもメメズの餌釣りにのめり込んでしまった“さだめ”なのです。こればっかりは他人に教えてもらえることではないのです!
メメズをハリに刺す方法にしても大きく二つに分かれます。ひとつはチョンがけ、もうひとつは中通し。ベテランのお方々でもその方法は異なります。A氏(誰とは申しませんが)は絶対チョンがけ派。B氏(誰とは申しませんが)は誰が何と言おうと中通し派。
このお二人、普段はとっても仲良しではありますが、このメメズの刺し方になるとお互いに一歩も譲りません。酒の席では論争にもなりかねぬほど熱く語らいはいめるのです。いつの日かメメズの刺し方の意見の違いから派閥がパックリと大きく分かれ世附メメズ戦争勃発!・・・なんて日がきたら、僕はどちらにつけばいいのかしら??
そんな時は、君子危うきに近寄らず派のC氏(誰とは申しませんが)に間を取り持ってもらうしかないでしょう。なんせったってその穏やかなお人柄から発せられる爽やかな渓に吹く風のごときオヤジギャグ(おもしろくありません)は必ずしやその場の空気を・・・、も、もしかしたら、もっと重たい雰囲気に変えてしまうかも・・・ゾッ
とにかく、源さんは大いに悩みやがってください。あんなでけー岩魚を釣りやがった酬いでございます。世附メメズ戦争を勃発させぬために、決してA氏とB氏にだけは聞かないように!
あ、ひとつだけ忠告させてください。早合わせ遅合わせ色々あるでしょうが、アワセは絶対にしてください。悩んでいる時の源さんはアワセを怖がってアワセを入れておりませんでした。僕にはまるでD氏(誰とは申しませんが)そっくりに見えてしまいました。
さて、BKさんDSさんとの待ち合わせ時間である12時になってしまうほどのんびりと釣りを楽しんでしまいました。ポイントをとばし最後のポイントをガリガリ君に狙ってもらうも、残念ながら大きな魚を釣ることは出来ませんでした。
頑張って歩いてきた沢だけに活性の低さは期待はずれではありましたが、魚止めまで来れたことに喜びを感じながら竿をたたみました。
入渓地点まで急いで戻り待ち合わせ場所に向かいます。
そこにBKさんの姿はありませんでした、待ち切れずに帰ってしまったとのこと。
DSさんに釣果を聞くと、先週に続きまたまた泣き尺をあげておりましたが、今日の魚の方が先週よりもずっと大きく見えたのは、やはりあの42センチの岩魚がとてつもないでかさだったからに相違ありませんね。
「BKさんは〇△□だってさー、ひゃははは」とDSさんが嬉しそうに笑ったので僕たちも嬉しそうに笑いました。
BK・・・その語源たるやボンバー(爆発)Kさんの略・・・しかし、僕の背中に書いたバ〇=BKとも読めるし、ボウズ食らう=BK、バチかぶる=BK・・・とも、読めなくない~??
みなさん、そっとしといてあげましょうね。
昼飯は豚汁を作って食べました。食材は源さん、バーナーはガリガリ君、そして鍋は僕。無駄のないよう分担して持ってくれば荷物も軽いのです。
しかしとて、豚汁だけすすって満足する僕たちではございません。得意の100円フライパンでチャーハンを炒める源さん、フランクフルトを炒めるガリガリ君、そして超楽チングヂャグヂャカレーライスはレトルトカレーとコンビニおにぎりを一緒にあたためかき回して出来上がり。DSさんの高級ウイスキーをちょびっといただいて3時ちょうどに帰りの林道を歩き始めた、そんな解禁3回目の世附でございました。
注)
くれぐれも、そっとしといてあげましょうね。
前日の天気予報でこんなこと言いやがっておりましたし、
・・・今日は全然冷たくなかったよ・・・
先週のROCKYさんもこんなことをおっしゃりやがっておりましたので、
今日はウェーダー(濡れないとっても長くてかさばる長靴)ではなくウェーディングシューズ(絶対に濡れるクッツ)を迷わずにリュックザックに押し込みました。
早朝三時に到着。車から降りると身ぶるいするほどの寒さでした。
こんな日に限って帽子と手袋を忘れるなんて・・・
管理小屋でお湯をもらい、ほんのちょびっとだけウィスキーをたらし体を温め暖をとります。重鎮N氏からやっと“おめでとう”のお言葉をいただいた源さんはちょっと嬉しそうでしたが・・・I原会長からは「リンチですぞ!」のおきついお言葉が・・・(嬉)
金曜から土曜にかけて降り続いた雨により川の音はいつもより大きく、ヘッドライトに照らされた林道にも水溜りがたくさん残っておりました。うっかりとヌカルミを踏んでしまった時の“グニャ”の感触は嫌なものです。そのヌカルミが“サクッ”もしくば“カチッ”と一瞬にして凍てついてしまうほどに日の出直前の冷え込みはきついものでした。
林道から廃道の分岐に到着する頃には明るくなっておりました。
冷え込みはいっこうに緩まず、それでも歩き疲れ息の上がった僕の上半身からは煙たいほどの湯気が立ちのぼり、特にリュックザックでムンムンムレムレ状態の濃茶色のフリースの背中はすぐに真っ白な霜がおりてしまいました。その“真っ白いキャンパス”にBKさんが落書きをしやがるとみんなで笑っておりましたから僕も一緒になって笑いました。詳しくは熊猫さんのブログを見てねっと。
廃道に入るとお決まりの場所で撮影。皆さんのお顔が緩んでいるのは・・・すでに一杯入っているからに違いありません。
右と左の沢に別れて入渓します。僕の背中に落書きしやがったBKさんはお一人で左の沢へと消えて行かれました。
流れに足をつけると・・・ひゃ、ひゃっこ----------!!
我慢できないほどの冷たさでした。こんな冷たさの中ではたして釣りを続けられるのでしょうか??
と思ったら源さんちゃっかりと餌仕掛けで堰堤下を狙っております。どうやら二匹目のどぜうに期待しているようですね。
ガリガリ君はひとりウェーダー(濡れないとっても長くてかさばる長靴)をはきやがりながら飄々と竿を伸ばしております。
こうなったら僕は意地でも浮いた毛バリで魚を出して見せようぞ・・・といつものおざなり3人衆は釣り上がるのでございます。
10時くらいからでしょうかね、水温が少しゆるく感じてきた頃から餌にはアタリガが出始めました。源さんとガリガリ君が6~7寸を抜き始めますが僕にはいっこうに反応すらありません。
・・・ふむ、今日は間違いなくボウズであるな!・・・そう確信したころ、「ホリャさんポイントっすよ!」とガリガリ君がポイントを譲ってくれました。陽だまりの明るく開けた場所でした。浅い白砂に魚が浮いているのを発見。少し上流にテイッと毛バリを投げ入れると一瞬反応はしたものの食らいつくところまではいきません。再びトリャと投げ入れ今度はツンツンツツツンとキザっぽく毛バリにアクションなどつけてみると・・・ぺちゃ、もそっ、ぺちょ、まあそんな感じでやっとこさ小さな山女魚が毛バリを食ってくれたのです。メデタシメデタシ♪
そうなると、沢の美しい風景が楽しくなってくるものです。写真を撮りながら気持も穏やかに、ただ足取りはとっても重く三人交互に釣り上がります。
不思議なもので、ここぞといったポイントは人に譲りたがる三人なのです。だからこそ三人で沢に入っても仲良く楽しく竿を出せるのでしょうね・・・っと、不意に浮かんだBKさんのお顔。左の沢は釣れているかしら??
6寸クラスはぽちょぽちょ出てくれるのですが、なかなか大きな魚が釣れません。ここで源さんの酒パワー注入タイム!今日は真澄ではなく美酒爛慢のカップ酒です。
このお酒はいけませんでした。ここから源さんの“苦悩”が始まってしまいます。バラシを連続し始めた源さん、アワセのタイミングが全く解らなくなってしまいました。こんな時って、根掛りはするは木枝に仕掛けを絡ませるはチグハグになってしまうものなのです。わかる!わかり過ぎるぐらいにわかるなぁ~!
しか~し!これもメメズの餌釣りにのめり込んでしまった“さだめ”なのです。こればっかりは他人に教えてもらえることではないのです!
メメズをハリに刺す方法にしても大きく二つに分かれます。ひとつはチョンがけ、もうひとつは中通し。ベテランのお方々でもその方法は異なります。A氏(誰とは申しませんが)は絶対チョンがけ派。B氏(誰とは申しませんが)は誰が何と言おうと中通し派。
このお二人、普段はとっても仲良しではありますが、このメメズの刺し方になるとお互いに一歩も譲りません。酒の席では論争にもなりかねぬほど熱く語らいはいめるのです。いつの日かメメズの刺し方の意見の違いから派閥がパックリと大きく分かれ世附メメズ戦争勃発!・・・なんて日がきたら、僕はどちらにつけばいいのかしら??
そんな時は、君子危うきに近寄らず派のC氏(誰とは申しませんが)に間を取り持ってもらうしかないでしょう。なんせったってその穏やかなお人柄から発せられる爽やかな渓に吹く風のごときオヤジギャグ(おもしろくありません)は必ずしやその場の空気を・・・、も、もしかしたら、もっと重たい雰囲気に変えてしまうかも・・・ゾッ
とにかく、源さんは大いに悩みやがってください。あんなでけー岩魚を釣りやがった酬いでございます。世附メメズ戦争を勃発させぬために、決してA氏とB氏にだけは聞かないように!
あ、ひとつだけ忠告させてください。早合わせ遅合わせ色々あるでしょうが、アワセは絶対にしてください。悩んでいる時の源さんはアワセを怖がってアワセを入れておりませんでした。僕にはまるでD氏(誰とは申しませんが)そっくりに見えてしまいました。
さて、BKさんDSさんとの待ち合わせ時間である12時になってしまうほどのんびりと釣りを楽しんでしまいました。ポイントをとばし最後のポイントをガリガリ君に狙ってもらうも、残念ながら大きな魚を釣ることは出来ませんでした。
頑張って歩いてきた沢だけに活性の低さは期待はずれではありましたが、魚止めまで来れたことに喜びを感じながら竿をたたみました。
入渓地点まで急いで戻り待ち合わせ場所に向かいます。
そこにBKさんの姿はありませんでした、待ち切れずに帰ってしまったとのこと。
DSさんに釣果を聞くと、先週に続きまたまた泣き尺をあげておりましたが、今日の魚の方が先週よりもずっと大きく見えたのは、やはりあの42センチの岩魚がとてつもないでかさだったからに相違ありませんね。
「BKさんは〇△□だってさー、ひゃははは」とDSさんが嬉しそうに笑ったので僕たちも嬉しそうに笑いました。
BK・・・その語源たるやボンバー(爆発)Kさんの略・・・しかし、僕の背中に書いたバ〇=BKとも読めるし、ボウズ食らう=BK、バチかぶる=BK・・・とも、読めなくない~??
みなさん、そっとしといてあげましょうね。
昼飯は豚汁を作って食べました。食材は源さん、バーナーはガリガリ君、そして鍋は僕。無駄のないよう分担して持ってくれば荷物も軽いのです。
しかしとて、豚汁だけすすって満足する僕たちではございません。得意の100円フライパンでチャーハンを炒める源さん、フランクフルトを炒めるガリガリ君、そして超楽チングヂャグヂャカレーライスはレトルトカレーとコンビニおにぎりを一緒にあたためかき回して出来上がり。DSさんの高級ウイスキーをちょびっといただいて3時ちょうどに帰りの林道を歩き始めた、そんな解禁3回目の世附でございました。
注)
くれぐれも、そっとしといてあげましょうね。