渓流釣りの帰り道で考えることはタイトルの名前ですが、今日の日ほど悩んだことはなかったような・・・そんな一日でございました。
世附の渓流から魚が絶えぬために漁協の放流(微)のほか、有志の方々でも毎年発卵眼や稚魚放流を行っております。
今年もBOSSさんやトンI原会長が音頭をとり世附を愛する仲間が賛同しこの作業を行う予定です。
この日も発卵眼用水槽を沢に設置する作業を行うため、数人の仲間が集まりました。
僕とワカモトAさん(ホリャ隊メタボコンビ)は集合時間より早く待ち合わせ、歩いて30分ちょっとの渓に降り、竿も振らず酒も飲まずにのんびりと風景を眺めておりました。・・・嘘ですが。
肴はワカモトAさんが昨日釣り上げたばかりの新鮮なイカの刺身、キノコと豚肉のキムチバター炒め、生サンマの生姜味噌漬けです。いやぁ~山って楽しいなぁ~ ワッハッハ。
待ち合わせ場所にはすでにトンI原会長、親方M、Y沢さん、BKさん、DSさん、そして次期親方修業中のFKさんが集まっておられました。
堰堤上に固定されたホースから引かれた沢水を下に設置した水槽に溜め入れるまで、いわばほとんどの作業が終了しておりました。ラッキ・・・いや、残念!皆様お力になれずすみませんでした。
それにしても、山仕事の達人は見事なまでにテキパキと仕事を済ませていきます。僕がしたことと言えば、小さな石を手渡ししたことと邪魔にうろうろしたことと・・・マーキング(立ちションですね)だけでした。いつだってラ・フランスな僕なのです・・・つまりはヨウナシ=用無し ワッハッハ。
飯の時だけは張り切ります。人より少ない薪を拾い、焚き火を起こすためのライターを貸し、ビールの重いプルトップを持ち上げる重労働を繰り返し、料理の邪魔もすすんでこなし、食えと言われれば食えるのもなら食い、食えと言われても食えないものならペッペし、話題性もなく笑顔だけで場をつなぐ・・・つまりはここでもラ・フランスな僕なのですねぇ~ ワッハッハ。
この日のメニューも豪華でした。親方Mの蜂の子バター炒め(ペッペ対象食材)、旬の山シメジ、さっきもいただいたワカモトAさんのイカの刺身、BKさんのビフテキ(外国産1枚だけ)、僕の10円駄菓子(のし太郎わさび味)、そしてDSさんのジンギスカンです。皆様ごちそうさまでした。いやぁ~山って楽しいなぁ~ ワッハッハ。
ゲートに戻るとDSさんが湯山の親父さんのヤマメを5匹買いました。これから飲み屋に持ち込み一杯やるそうです。〆る(一気に昇天させることですね)作業をふざけながらデコピンで手伝うとヤマメが暴れながらウンチしちゃったのでビニール袋の中はグチャグチャに汚れてしまいました。
この後、事件は起きました。
師弟関係にある親方Mと蜂バスター特攻服白装束仕様をまとったFKさんが蜂の巣退治(嘘です、趣味なのです)に出動です。ワアワアキャアキャア言いながらも一つ目の巣を退治(趣味)。そして二つ目を退治(趣味)しようとFKさんがハシゴをかけ特注の網(DSさん制作)で蜂の巣をすくった瞬間のことでした、怒り狂った巣の中の蜂がいっせいに飛び出しました。ものすごい数のキイロスズメバチです。とっさに逃げる面々。僕はあんなに思い切り走ったのはおそらく何十年ぶりだったことでしょう、気がつくと後方で大きな叫び声が聞こえました。
「いてえ~!さ、刺されたあ~!」
振り返ると、親方Mが側頭部を押さえながらよろめいております。
「は、早く毒を絞り出してくれえ~!」
トンI原会長とワカモトAさんが爪で皮膚をしごきあげるように毒を排出しようと必死です。
「も、もっと強く、血が出るぐらいにやってくれえ~!」
緊迫した時間が続きます。
「や、やばい、ど、毒がまわってきたあ~!」
騒ぎに近くのおば様方も集まってきます。
「なんだよ、モリちゃん(親方Mのことですね)刺されちゃったこかい?大丈夫かい?あ~やだやだ、怖いねぇ~」
安静に寝かせ、脈を測ると1分間に130回も心臓が鼓動しています。顔色もまったくすぐれません。
「き、気持ち悪い・・・さ、寒い・・・う、うう・・・」
患部を氷で冷やし、ガタガタと震える体をシュラフで温めました。そして・・・
救急車を呼ぶこともなく、1時間後、親方Mは皆が見守る中、静かに・・・静かに・・・
静かに、タバコをふかしやがっておられました。
「いや、まいった!危なくオシャマンベになっちまうとことだってか、ガハハハ!」
皆はタバコはやめるように言いましたが・・・すっかりオッパッピーに元気を取り戻した親方Mは・・・帰ったらまた焼酎を飲むのだとほざきやがっておられました、とさ。
因みに弟子のFKさんは・・・親方Mが刺されたことにも気付かずにブンブン飛び交うキイロスズメバチのど真ん中で楽しそうに踊っておりました。
そして・・・心配して見守る衆の中で、なぜかひとりだけ不気味な笑顔を醸すDSさんのお姿を、僕のカメラは見逃しはしませんでした。なぜ?なぜに笑っているんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~???
なんだか、とっても疲れちゃった1日でございました。
次こそお魚釣りのレポートにしたいです。。
世附の渓流から魚が絶えぬために漁協の放流(微)のほか、有志の方々でも毎年発卵眼や稚魚放流を行っております。
今年もBOSSさんやトンI原会長が音頭をとり世附を愛する仲間が賛同しこの作業を行う予定です。
この日も発卵眼用水槽を沢に設置する作業を行うため、数人の仲間が集まりました。
僕とワカモトAさん(ホリャ隊メタボコンビ)は集合時間より早く待ち合わせ、歩いて30分ちょっとの渓に降り、竿も振らず酒も飲まずにのんびりと風景を眺めておりました。・・・嘘ですが。
肴はワカモトAさんが昨日釣り上げたばかりの新鮮なイカの刺身、キノコと豚肉のキムチバター炒め、生サンマの生姜味噌漬けです。いやぁ~山って楽しいなぁ~ ワッハッハ。
待ち合わせ場所にはすでにトンI原会長、親方M、Y沢さん、BKさん、DSさん、そして次期親方修業中のFKさんが集まっておられました。
堰堤上に固定されたホースから引かれた沢水を下に設置した水槽に溜め入れるまで、いわばほとんどの作業が終了しておりました。ラッキ・・・いや、残念!皆様お力になれずすみませんでした。
それにしても、山仕事の達人は見事なまでにテキパキと仕事を済ませていきます。僕がしたことと言えば、小さな石を手渡ししたことと邪魔にうろうろしたことと・・・マーキング(立ちションですね)だけでした。いつだってラ・フランスな僕なのです・・・つまりはヨウナシ=用無し ワッハッハ。
飯の時だけは張り切ります。人より少ない薪を拾い、焚き火を起こすためのライターを貸し、ビールの重いプルトップを持ち上げる重労働を繰り返し、料理の邪魔もすすんでこなし、食えと言われれば食えるのもなら食い、食えと言われても食えないものならペッペし、話題性もなく笑顔だけで場をつなぐ・・・つまりはここでもラ・フランスな僕なのですねぇ~ ワッハッハ。
この日のメニューも豪華でした。親方Mの蜂の子バター炒め(ペッペ対象食材)、旬の山シメジ、さっきもいただいたワカモトAさんのイカの刺身、BKさんのビフテキ(外国産1枚だけ)、僕の10円駄菓子(のし太郎わさび味)、そしてDSさんのジンギスカンです。皆様ごちそうさまでした。いやぁ~山って楽しいなぁ~ ワッハッハ。
ゲートに戻るとDSさんが湯山の親父さんのヤマメを5匹買いました。これから飲み屋に持ち込み一杯やるそうです。〆る(一気に昇天させることですね)作業をふざけながらデコピンで手伝うとヤマメが暴れながらウンチしちゃったのでビニール袋の中はグチャグチャに汚れてしまいました。
この後、事件は起きました。
師弟関係にある親方Mと蜂バスター特攻服白装束仕様をまとったFKさんが蜂の巣退治(嘘です、趣味なのです)に出動です。ワアワアキャアキャア言いながらも一つ目の巣を退治(趣味)。そして二つ目を退治(趣味)しようとFKさんがハシゴをかけ特注の網(DSさん制作)で蜂の巣をすくった瞬間のことでした、怒り狂った巣の中の蜂がいっせいに飛び出しました。ものすごい数のキイロスズメバチです。とっさに逃げる面々。僕はあんなに思い切り走ったのはおそらく何十年ぶりだったことでしょう、気がつくと後方で大きな叫び声が聞こえました。
「いてえ~!さ、刺されたあ~!」
振り返ると、親方Mが側頭部を押さえながらよろめいております。
「は、早く毒を絞り出してくれえ~!」
トンI原会長とワカモトAさんが爪で皮膚をしごきあげるように毒を排出しようと必死です。
「も、もっと強く、血が出るぐらいにやってくれえ~!」
緊迫した時間が続きます。
「や、やばい、ど、毒がまわってきたあ~!」
騒ぎに近くのおば様方も集まってきます。
「なんだよ、モリちゃん(親方Mのことですね)刺されちゃったこかい?大丈夫かい?あ~やだやだ、怖いねぇ~」
安静に寝かせ、脈を測ると1分間に130回も心臓が鼓動しています。顔色もまったくすぐれません。
「き、気持ち悪い・・・さ、寒い・・・う、うう・・・」
患部を氷で冷やし、ガタガタと震える体をシュラフで温めました。そして・・・
救急車を呼ぶこともなく、1時間後、親方Mは皆が見守る中、静かに・・・静かに・・・
静かに、タバコをふかしやがっておられました。
「いや、まいった!危なくオシャマンベになっちまうとことだってか、ガハハハ!」
皆はタバコはやめるように言いましたが・・・すっかりオッパッピーに元気を取り戻した親方Mは・・・帰ったらまた焼酎を飲むのだとほざきやがっておられました、とさ。
因みに弟子のFKさんは・・・親方Mが刺されたことにも気付かずにブンブン飛び交うキイロスズメバチのど真ん中で楽しそうに踊っておりました。
そして・・・心配して見守る衆の中で、なぜかひとりだけ不気味な笑顔を醸すDSさんのお姿を、僕のカメラは見逃しはしませんでした。なぜ?なぜに笑っているんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~???
なんだか、とっても疲れちゃった1日でございました。
次こそお魚釣りのレポートにしたいです。。