碧野圭 『書店ガール』

書店の副店長の理子は、四十歳の独身。
仕事が出来て、真面目だが、少々融通が効かない。
一方、部下の亜紀は若くて美人だが、協調性がなく、敵が多いタイプ。
二人は反発し合っていて、関係は最悪だった。
ただ、二人とも、本や書店が好きなのは共通している。
そんな二人が書店存続の為に、協力し合い、奮闘するお話。
このように単純な展開のお話なんですが、面白く読むことができました。
ただ、前半はこの二人の衝突の話がメインで、なかなかページが進まなかったのですが、
二人や他の書店員たちの頑張る姿が描かれ、どんどん面白くなってきました。
書店、本、出版社等々の話が盛り込まれてて、興味深かったです。
書店舞台のお話を他にも読んだことがありますが、
やっぱり書店の話、好きだなぁ~と思いました。
近くには大きな書店がないので、もしあれば入り浸るだろうなぁ。
ネットでも書籍を購入したことは何度もありますが、
直に書店で見て買いたいですね。
それに、電子書籍より、やはり紙で読みたいです。
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