高田郁 『あきない世傳 金と銀 七 碧流篇』
☆あらすじ☆
大坂天満の呉服商「五鈴屋」の七代目店主となった幸は、亡夫との約束でもあった江戸に念願の店を出した。
商いを確かなものにするために必要なのは、身近なものをよく観察し、小さな機会を逃さない「蟻の眼」。
そして、大きな時代の流れを読み解き、商いに繋げる「鶚の目」。
それを胸に刻み、懸命に知恵を絞る幸と奉公人たちだが―。
ものの考え方も、着物に対する好みも大坂とはまるで異なる江戸で、果たして幸たちは「買うての幸い、売っての幸せ」を実現できるのか。
待望のシリーズ第七弾!
待ちにまった続編。
一気に読み終えました(もったいない)
江戸店を開店し、順調ではないけれど、五十鈴屋らしく着実に商いを続けていく五十鈴屋の皆が素晴らしい。
色んな縁があり、商いが広がっていくのが見えて、良かった。
次の展開はどうなるのか、楽しみに待ちます~