自由に気まま生活

自由に気ままな生活を送るのが目標

朝井まかて 『恋歌』

2016年03月28日 | 読書

朝井まかて 『恋歌』



中島歌子は、池田屋という宿屋の娘。
水戸藩士がよく利用しており、その中のひとり、慕っていた林忠左衛門以徳に嫁ぐことになり、
水戸へと行くことになる。

時は幕末。

水戸藩は天狗党と諸生党の二つ派閥に分かれていて、もめ事が続いていて、
嫁入りした歌子もこの争いに巻き込まれ、投獄される。


これは、恋愛小説でもあり、時代小説でもあります。

前半は恋物語。
しかし、後半になるにつれて、過酷で重くなりました。
ただ、辛いのに、読むのを終えれない。
引きこまれました。

夜寝る前に読み終えたのですが、尾を引いてなのか、頭が冴えて、なかなか眠れなかったです…

歌子はその後、歌人となり、私塾「萩の舎」を主宰します。
樋口一葉の師として知られているようです。
歌子は知られた歌人となったが、何を想い、胸に秘めていたのか。

波乱の人生が描かれています。

解説に桜田門外の変を起こし、維新のきっかけを作った水戸藩は、
明治の新政府の中には、水戸藩士の名前は思い浮かばない答えは、この本にある、と書かれていて、
なるほど、と納得。

そういえば、この本をちょうど読んでいる時、
家の一番近い書店に行くと、朝井まかてさんのサインが飾ってあるのを見つけて、
おっ!
と嬉しくなりました~

栗田有紀 『お縫い子テルミー』

2016年03月21日 | 読書

栗田有紀 『お縫い子テルミー』




流しの仕立て屋として、生計を立てている、テルミー。
照美だから、テルミー。
バイト先で出会ったシナイちゃんに恋をする。

もう一つ、お話が収録されています。

『ABARE・DAICO』

夏休みにアルバイトをする小学5年生の誠二のお話。


二人の主人公に共通しているのは、自立かな。

若いながら独特の世界観を持っていて、引きこまれました。

両方とも現実感が感じられないのだけど、
それが気にならないのがすごい。

他の作品も読んでみます~

精霊の守り人が始まった

2016年03月19日 | 映画/TV

始まりました。

NHKの大河ファンタジー『精霊の守り人』。

原作ファンの私は、少々複雑。

あの話をドラマ化・・・
大丈夫??って思いました。

複雑な世界観が、ドラマで伝わるのか、かな?

アニメは良かった記憶があります。
最後まで観たかどうかも覚えていないのですが・・・

観ようかどうか迷いつつ、やはり気になって観ました。

3年に渡って全22回で放送されるようですが、
もうちょっとまとめて放送してくれる方がいいなぁ。

だって、1年前に観た分は忘れてしまいます…

シュガは、イメージが全然違います。
いい意味で裏切ってくれたらいいのですが。

トロガイ師には驚いた。
高島礼子さん!?

ジグロの吉川晃司はかっこよかった。

主人公バルサの綾瀬はるかさんも良かったと思います。
綺麗すぎるけど、それはしょうがないですしね。

映像は美しかった。
どこでロケしてるのだろう?と気になりました。

次回も観てみようと思います。

浅田次郎 『王妃の館 上・下』

2016年03月18日 | 読書

浅田次郎 『王妃の館 上・下』

 


パリのヴォージュ広場の片隅にある、ルイ十四世が寵姫のために建てたという「王妃の館」。
一見さんはお断りの超高級ホテルなのだが、実情は良くない。

倒産寸前の日本の旅行会社と共に、ダブルブッキングのツアーを策略する。
昼と夜とで、両組が鉢合わせしないように、二つのツアーを宿泊させるのだが・・・


設定だけでなく、登場人物のキャラも強烈です。

登場人物の話だけでなく、ルイ14世の話も織り交ぜているのが、
いいと思いました。

コレどう終わらせるのかな??
と思いながら、読むのが楽しい作品でした。

オーダーバイキング

2016年03月16日 | 日々

先日、職場では飲み会&食事会がありました

中華料理屋でのオーダーバイキング

決められたメニューから何でも選べるっていうの~

好きなのを食べよう~~
と、思っていたら、最初の5品ぐらいは決められていました…

先ず、それらを食べて下さい、と・・・

サラダ、酢豚、から揚げ、春巻きのてんこ盛り…(大げさかもしれませんが・・・)

結構な量でした。

男性陣がいなかったら、これらを食べきれなかったかも。

やっと、エビチリ、エビマヨ等々が食べれました。

こういう形は多いらしいけど…

もうちょっと、色んなのを食べたかったなぁ。

碧野圭 『書店ガール4」』

2016年03月14日 | 読書

碧野圭 『書店ガール4」』



書店ガール3までの理子と亜紀の話ではありませんでした。
この二人に憧れている彩加と愛奈のお話です。

愛奈は書店でアルバイトをしていて、就職活動が目前の大学生。
友人たちから斜陽産業だといわれている書店業界の就職はありえないと言われ、
迷いに迷っている。

彩加は、書店の契約社員。
正社員の話が出たと同時に、少し遠い地に行かなければならなくなり・・・

理子と亜紀の話ではないと聞いて、なかなか読む気がおこらなかったのですが、
読み始めると、面白くて良かったです。

テーマは「働く」ことの意味を考える。
就活生だけでなく、すでに働いている私たちにも考えさせられたり、
エールを送られたりしました。

クレーマー相手に理子が登場。
かっこよかった!
二人から見ると、超ベテラン先輩で、悩みがないのでは??
と思われていそうですが、そうではないというのは、
読み手の私達は知っています。


中島要 『錦の松 着物始末暦六』

2016年03月12日 | 読書

中島要 『錦の松 着物始末暦六』




着物を始末する余一は、染み抜き・洗い張り・縫い直し・染め直し・仕立てまでこなす職人。
余一を中心に、着物にまつわる話が展開していく、短編連作集。

なのですが、今作はそれほど着物の始末話の印象が残らなかったかな??

余一とお糸の話につきる、一冊でした。
謎が一つ、明らかになって良かった。

けれど、ここまで長かったけれど、まだ何か起こる気がするなぁ。

大阪天満宮

2016年03月10日 | 日々

書くのを忘れていたのですが、ちょっと前の週末、大阪へ~

立ち寄った先の近くに、大阪天満宮があったので、寄ってみました。



高田郁さん著の『銀二貫』で、登場します。
焼失した天満天神宮への寄進のために都合した銀二貫を巡るお話で、
大阪商人の「天神さん」にかける想いが描かれていて、とても好きな作品。

機会があれば、行ってみたいと思っていました。



普通の週末(?)だったのですが、たくさんの方が参拝されていました。



ちょうど梅が綺麗に咲いていました~

近くに日本一長い商店街、天神橋筋商店街があります。

その日のお茶タイム~



アフタヌーンティーセット(だったかな?)

色々食べれて嬉しかったです。

木皿泉 『昨日のカレー、明日のパン』

2016年03月09日 | 読書

木皿泉 『昨日のカレー、明日のパン』




主人公のテツコは、夫の一樹を21歳の時に亡くす。
それから、一樹の父、ギフと同居している。

この二人と彼らをとりまく人たちの連作短編。

とても良かったです。

少しずつ、一樹の死を受け入れていく二人が色んな視点で描かれていて、
最後には暖かい気持ちになれました。

NHKでドラマ化されていたのですね。
機会があれば、見てみたいです。

それに、木皿泉さんは、夫妻の共作のペンネームだそうです。
脚本家でもあります。

他の作品も読んでみます~

鳥取砂丘

2016年03月07日 | 国内おでかけ

週末、鳥取砂丘に行ってきました



巨大な砂浜です。
東西約16km、南北約2kmの大きさ。

みなさん、先の砂漠の山まで歩いています。
あの上りはかなりきつそうです。
私たちは、遠くから。
でも、上ったとこからの景色は見てみたいかも。
日本海が一望でしょうか~
人の足が踏み入れていない、風紋とかも見れるのかなぁ。

見えている水は、オアシスと呼ばれ、地下水が湧出しているそうです。

スマホでパノラマ~



小さくて分かりにくかった。

乗ることが出来るラクダとか、パラグライダー体験が出来ます。

この近くのお店で、梨のソフトクリームを食べました。
味はふつうかな~


宇部神社



階段を上っている途中に、



「見よう 聞こう 言おう」

ふと、この言葉いいな、と思いました。

本堂



宇部神社は因幡国の一の宮。

おかねに御縁の神として知られ、五円紙幣に社殿が載せられていたことがあります。



摩尼寺



長い階段が待ち構えています。
杖も置いてありました。

仁王門まで先ず一気に。



ここで外国人2人組に会いました。
外国のガイドブックに載っているのですねぇ。

仁王門の奥も階段。



上りきると、到着。



本堂



天台宗の寺院です。

参拝していると、住職さんとお会いして、色々とお話してくださいました。

比叡山や高野山は女人禁制だった時代、
お寺の名前に、尼という文字が入っているとおり、女性も参拝が許されてたお寺だったそうです。

境内図を見ていると、まだまだ上にあり、鳥取砂丘や日本海が見える展望台を通って、
奥の院があるようです。


ランチは、港の近くにある「かろいち」へ。



鮮魚市場があり、食事処等お店が並んでいます。

市場の中にある「市場料理 賀露幸」でいただきました~

海鮮丼~



カニ丼~



美味しかったです。

カニの天ぷらもあったのですが、写真を撮り忘れました。
料理が来た瞬間、食べてました~

市場の前は、きれいな砂浜がありました。



とっても暖かい一日。
というより、少々暑いぐらいでした。

上着なしで散策することが出来ました。

高田郁 『あきない世傳 金と銀 源流編』

2016年03月06日 | 読書

高田郁 『あきない世傳 金と銀 源流編』



摂津国、武庫郡津門村で生まれた幸。
父は学者であり、私塾の先生をしているということもあり、幸は字とういものに興味を持つ。
しかし、女子ということで、学は必要ないといわれている。
唯一の理解者は兄の雅由だったのだが、兄が亡くなり、そして父までもが亡くなってしまう。
幸は大坂天満にある呉服商「五鈴屋」で奉公に出て、女衆として働くこととなる。

高田郁さんの新シリーズ。
書店で見かけて、「みをつくし料理帖」の番外編かと思っちゃいました。

今作の舞台は、大坂の商家。
幸は幼いながら、とても利発。
これからどういう人生を歩んでいくのか、とても楽しみな作品。

そして、大坂の商人文化が描かれていて、興味深く読みました。

ただ、少々気になる終わり方。
それだけはやめて!って感じでしょうか??

続編が楽しみなシリーズが増えました。

バウムクーヘン博覧会

2016年03月04日 | 日々

そごう神戸店で催されている、「バウムクーヘン博覧会」に行ってきました~



全国各地で人気のバウムクーヘンが集結してるようです。

先ず初日の昨日。
お昼休みに、同僚と。

エレベーターを降りると、いい匂い~

焼きたてバウムクーヘンが売られていますが、焼き上がり時間が設定されています。
見ると、午後7時があるので、仕事の後、行ってみよう~

と、思ったので、どんなのがあるか見ただけで、職場に戻ってきました。

そして、仕事が終わって、再びそごうへ。
けれど、仕事が忙しくて、7時ギリギリ。

焼きたては、整理券がすでに配られて終わっていました・・・
おまけに売られている他のも、結構売り切れ・・・

結局、再び今日のお昼休みに。

でも、お目当てのは、売り切れていたので、
広島のお店のバウムクーヘンを買って、職場に戻ってきました。

初日のお昼休みが一番品揃えが良くて、人も少なかったかも。

カフェが併設されていて、
5種類のお店のバウムクーヘンが少しずつ食べれるセットとかあったようです。

満喫したかったら、週末に行かないとだめだなぁ、と痛感。

箱根・東京旅行 三日目 お台場

2016年03月03日 | 国内おでかけ

増上寺を見終えて、まだ時間がある状態。

これ以上、何も考えていなくて、お台場に移動して来ました。



前も思いましたが、ゆりかもめから見る景色はいいですね~

お茶をして、初めてフジテレビに入ってみました。

球体の展望室に上ってみました。
「はちたま」と言うらしいです。



ここからもスカイツリーが見えました。



海外に行ってもそうですが、建物の上に上るの好きだな~

お台場に行かずに、東京タワーに上ろうか?
という案も出たのですが、どっちが良かったかな~

めざまスカイ



結構、めざましテレビを見ていると思うのですが、
こんな感じでしたっけ??

見ているようで、ちゃんと見ていないのかもしれません~


これで、旅行も終わり~

まさか家族と箱根・東京を訪れるとは思わなかったなぁ。

友人と来たならば、美術館とかに訪れるかも~

後、時代小説で出てくる地名とかをみかけて、
おぉ~と思いました。

蔵前とか、八丁堀とか。

辿ったりすると面白そう。
でも、付いてきてくれる人はいなさそうです。

箱根・東京旅行 三日目 泉岳寺 & 増上寺

2016年03月02日 | 国内おでかけ

泉岳寺に来ました。

山門



曹洞宗の寺院。

赤穂義士のお墓があることで知られています。
なので、大石内蔵助像。



本堂



梅が少し咲いていました。



この奥に、赤穂義士墓所。

やはり、大石内蔵助や息子の主税のお墓にはたくさんの花が供えられていました。


増上寺に移動して来ました。



三門



そして、大殿と東京タワー



いい位置にあるなぁ~



東京タワーの足元も良く見えます。

大殿から振り返ると



都会の中の静かなお寺。

増上寺は徳川家とゆかりの深いお寺



将軍家の墓所もあったのですが、入りませんでした。
いつか入ってみたいです。

青空にはえる東京タワー



スカイツリーもいいけれど、東京タワーもやっぱりいいな~


箱根・東京旅行 三日目 築地

2016年03月01日 | 国内おでかけ

三日目は、新幹線に乗る時間まで、観光です。

築地に行ってみました。

先ず、築地本願寺へ。



目を引く建物。

本堂等の建物は重要文化財だそうです。

中にも入ってみました。
パイプオルガンがあって、驚きました。

そして、すぐ側に場外市場



すっごい人でした。
歩きにくかったです。

ミーハー気分で、丸武で



たまご焼き~



甘いたまご焼きでした。
私は好きですが、父は甘すぎるって言ってました。



他にも

まぐろ丼 と



海鮮丼



おみそ汁も美味しかったです。

近くの地下鉄駅に向かう途中に、スカイツリー再び。



この日に上っても、霞んでいたかな~?