阿部智里 『弥栄の烏』 2019年06月30日 | 読書 阿部智里 『弥栄の烏』 八咫烏シリーズ第六弾で、第一部の完結編。 新作を楽しみにしているシリーズ。 前作「玉依姫」を読んだ時、これまでとはちょっと違った流れだな? と思った記憶があります。 今回、八咫烏サイドのお話しだと分かり、納得~ お気に入り雪哉がすっかり成長しているのだが、苦悩する姿が辛い。 けれど、最後は良かったなぁ。 さて、第二部も楽しみです。 その前に外伝があるようなので、文庫化を待つとします。
中山七里 『七色の毒 刑事犬養隼人』 2019年06月10日 | 読書 中山七里 『七色の毒 刑事犬養隼人』 刑事犬養隼人シリーズ2作目。 7作からなる短編集で、それぞれのタイトルに色が付けられています。 七つの人間の毒(悪意)を扱ったお話で、どんでん返しを楽しめるお話でした~ 次の作品も読みます。
朝井リョウ 『世界地図の下書き』 2019年06月05日 | 読書 朝井リョウ 『世界地図の下書き』 両親を事故で亡くし、児童養護施設「青葉おひさまの家」で暮らすことになった 小学3年生の大輔。 心を閉ざしていたが、同じ班になった中学3年生の佐緒里と少しずつ心を通わせていき、 淳也・麻利の兄妹や美保子とも打ち解けていく。 傷ついても、懸命に進もうとする子供たちの姿に切なくなり、心打たれました。 良かったです。
佐伯泰英 『陽炎ノ辻 居眠り磐音 江戸双紙 1』 2019年06月03日 | 読書 佐伯泰英 『陽炎ノ辻 居眠り磐音 江戸双紙 1』 ある事情で藩を離れ、浪人となった坂崎磐音が主人公。 第一章がある事情が描かれているのですが、それが切なく厳しい展開でした。 浪人となってからは、鰻屋で鰻をさばき、用心棒をしながら暮らしています。 そこで巻き込まれる事件のお話。 主人公の磐音が、切れ者だけど、実直。 ごはんを食べている姿がかわいい。 それがとても魅力的でした。 面白いシリーズを見つけた、と思ったら、全51巻!? それにビックリしたー ちょっとずつ、制覇していきます。