ほしおさなえ 『活版印刷三日月堂 星たちの栞』
店主が亡くなり、長く空き家になっていた印刷所の三日月堂だが、
店主の孫娘の弓子が再び印刷所を始めることとなる。
三日月堂は、昔ながらの活版印刷を営んでいる。
活字を拾い、一枚一枚手作業で言葉を印刷していくのだ。
三日月堂に訪れた4人のお客さんの4作の短編連作。
とっても良かったです。
どの作品も読み終えると、じーんと温かい気持ちになりました。
活版印刷に心惹かれました。
作品内ではレターセットや栞、コースターが出てくるのですが、
栞を作ってみたい、と思いました。
はて、どんな言葉を綴ろうかとしばし妄想です。
シリーズもののようなので、次も読みます~