面白いらしいと聞いていた、雫井脩介著『犯人に告ぐ』。
本が手に入っても、平日は読まずに我慢してました。
寝不足
になったら、困るので。
昨日から読みはじめて、上巻は昨日、下巻は今日読みました。
一気に読んで、あっという間。
でも、一気に読みすぎて、ちょっと肩が凝ってしまいました。
映画化されていて、豊川悦司さんが主人公の巻島を演じてるらしく、
読めば読むほど、巻島=豊川悦司の顔がちらつきました。
それぐらい合ってるような気がしますが、実際の映画はどうなのでしょうか??
犯人を捕まえれず、マスコミに対して失敗し、
責任を問われて左遷された巻島が、
数年後に起きた連続児童殺人事件を解決すべく再び戻ってきて
失敗したマスコミを使って、事件を解決しようとするんですが、
初めは良くても、周りから非難され、孤独を感じても、
犯人と立ち向かう巻島がカッコイイ。
テレビ番組で最後に犯人を追いこむメッセージを伝えるところも臨場感がありました。
後、支えている津田長がすごくイイです。
会話の中のさりげないひと言に感銘を受けたり。
チョンボと呼ばれてる小川が何かするだろう、と思ってたので、
あっやっぱり…って感じでしたが。
助けられなかった数年前の事件の被害者の母親への謝罪。
そして、今回の事件の被害者の母親からのお礼。
最後の後味も良かったです。
雫井脩介さんの別作品も読んでみたいです。