中山七里 『護られなかった者たちへ』
ある読書サイトで献本で頂いた一冊。
コレ
1月23日発売のようです。
保健福祉事務所課長の三雲が、手足や口の自由を奪われた状態の餓死死体で発見された。
家庭でも職場でも、三雲には恨んでみる者が見当たらない。
捜査が進まないなか、第二の事件が起こる。
県会議員で、彼にもまた敵が見つからないのだ。
テーマは日本の社会福祉制度で、生活保護の問題に切りこんでいます。
生活保護に関する問題や事件は、ニュースでも見かけますが、
あまり意識したことはなかったです。
けれど、護るべき人たちには、必要なのだというのは、
分かります。
表紙の「あなたに、この物語の犯人はわからない」の通り、
分からなかったです。
さすが、中山七里さんです~