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池井戸潤 『銀翼のイカロス』

2018年01月24日 | 読書

池井戸潤 『銀翼のイカロス』



半沢直樹シリーズ、4作目。

半沢が、出向先から東京中央銀行の本社営業第二部の次長となってからのお話。

他の部署が担当していた破綻寸前の民間航空会社・帝国航空の再建の担当を指名される。
半沢や部下たちは練って、修正再建案を出すが、却下され、
政府からは、債権500億円の放棄を迫られることになる。
とうてい東京中央銀行は、債権放棄を受けることは出来ないのだが、
行内でも、従うべきだという意見もあり、対立する。

半沢の敵は、政府機関と大きくなりました。
もちろん銀行内にもいます。

「500億があれば、他で資金繰りに苦しんでいる多くの企業に融資ができる」

という半沢の言葉に、納得したなぁ。

「倍返し」のセリフもありました~

金融庁の黒崎も登場します。
相変わらず、いいキャラでした。

さて、続編はありそうで、今のところはなさそうです。
いつか、あるのかなぁ。


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2 コメント

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Unknown (けん)
2018-01-25 09:57:12
俺も読みました~。
当時の”JAL”と”民主党”みたいって。
「倍返しだ~」のセリフには待ってました!って(笑
けんさん (freedombear)
2018-01-25 23:03:31
そうですよね!
JALと民主党ですよねぇ。
もう「倍返し」はないのかも・・
って、ちょっと思ったけど、
健在で良かった~

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