白インゲンとオクラのポテ風（シチュー）

フランスの冬の家庭料理にポテと言う煮込み料理が在ります。
塩漬け豚 に燻製ソーセージ キャベツ 人参 セロリ蕪など 冬野菜を大きなままポーンと沢山入れてごつごつ煮込みます。ポトフーと違うのは牛肉では無い事。そしてお豆も入れてもよいのです。



今日はポテではありません。野菜を沢山食べたかったし 又言うと家族のメンバーからママはいつも繰り返すと怒られるけれど　できるだけ脂無しのお料理。材料は白隠元　に人参　そして蕪が沢山。そしてオクラ！！！あとはベーコンの塊の写真だけほんの少しで野菜を美味しく煮たポテ風というところでしょうか。

今になって軽い料理が歌われているけれど 伝統的なフランス料理 お腹に堪えるもの沢山在ります。ことに冬場は。寒くなるとお腹がすくのですよね。主人も時折むしょうに昔フランスのこってり料理食べたいみたい。私が家族の健康のために脂は皆除いてしまう傾向があるから。皆にママ　又軽く作ったのでしょと批判されます。

さて今日も又軽いのだけれど。（笑）でも程よくバランスよく。

今日の特徴はオクラが入っている事。
市場から戻った私の籠にオクラが入っているのを見て　ああオクラ今日にでも食べたいといおうと思ったんだ、と喜んだ主人。私が日本風に食べたいと言ったら僕は絶対アフリカ風が　でもいいよ（私のこと怖いみたいに　笑）。
希望を聞いてしまうとやはりね。アフリカ風ではないけれど煮込みシチューの中に入れることにしました。

妻はやはり弱いです。

オクラを入れるとシチューに粘りが出るのです。主人アフリカ　カメルーンで2年間働いていた事が在ります。　里芋のようなねばねばのイニアムのピュレーにオクラのねばねばソースのご馳走の料理　初めて食べた時には?　でも後で病みつきになったそう。

フランスにはねばねば感覚の食品そして好みでないかもしれません。でもこの味判っているから主人は納豆も大好き。私も日本を離れて一番食べたいのは納豆かも知れません。

話しが長くなりました。


　材量　

＊白インゲン　250　ｇ（前夜に重曹を入れて戻しておく）
＊玉葱　小1　丁子2本を刺す
＊にんにく　1片
＊人参　1/2　本　輪切り
＊　ローリエ

この野菜は白隠元に下地の風味をつけるものです。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

ベーコンの塊　250ｇ
蕪　4　2つ切り
人参　1本　大きめに切る
オクラ　300ｇ
玉葱1　にんにく1片　微塵切り
生唐辛子(又は鷹の爪）1本細か切り
トマト　1　皮を剥いて微塵切り
トマトピューレ　大1
チキンブイヨン　キューブ1
塩　こしょう



作り方なんて　こつはじっくり煮込むだけです。

でも一寸のこつは。下をご覧下さい。　

1　白インゲン一夜重曹をほんの少し入れ沢山の水で戻し　翌日　水を代え　又ほんの少しの重曹をくわえ　　丁子をさした玉葱と大蒜1片を包丁でつぶし　ローリエと　セージを加え　塩は加えず　に　柔らかくなる直前　までことこと煮る。
2　豆が柔らかくなりそうな前にベーコンの塊と人参の　蕪　玉葱　大蒜　唐辛子
　トマト　ブイヨンキューブ　こしょう　を加え更に40分ほどことこと煮る。
3　最後の10分前にまな板の上で塩で揉んでから　さっと湯がいた　オクラを加えて煮込む。トマトピュレーと塩加減は最後に。



フランスだったら仕上げにバターを加えるけれど私はそのまま。ほら脂使っていないでしょ？（笑）

白インゲン　は　柔らかくなるまでは塩を入れないこと。
セージ　に　丁子　は　乾燥豆の消化にはとてもよいものです。
多目の水で煮て　2段階目の野菜を入れる時に　煮水を少なく焦げない加減の煮水に減量　。

熱々を食べたい方　オーブンでパン粉と溶きバターを振ってカスレー風にしても美味しいです。好みでソーセージなど加えてボリュームアップも　とても宜しいです。（ご主人様御免ね。）

人数が集まったら　本当のポテ　も　カスレ　も　作りご紹介しますね。


下のプログのランキングに参加しています。下のマーク　クリックして応援してくださると　とても幸せに思います。
そしてコメントとても楽しみに待っております。