このところ寄り道ばかりで本題の羽ばたき機の開発作業がなかなかはかどらないが、最新作スカイ・フィッシュⅡを少しだけ改良してみた。
ピッチ方向の不安定は、最後尾の動翼がやや尻下がりになるよう取り付け角を調整することで補正。懸案の方向制御は、The・O-H(ジ・オハイブリッド)改でも試した先尾翼方式にトライした。同機から、2連コイル式のアクチュエータを移植。3mm径のネオジム・マグネットも片側2個ずつ計4個使いでトルク確保をねらった結果、重量1.2gとヘビー級のアクチュエータ・ユニットとなってしまった。が、その分、飛行中もちゃんと仕事をしてくれる。少なくとも室内でのテスト飛行では、右に左に旋回飛行が可能(旋回半径がやや大きく周回まではできないが)。あと、消費電力も大きくなって、30mAhではきつそうなので50mAhLi-po電池を搭載。さらに重くなった・・・
この仕様で次回の飛行会に持ち込んでテストを行うことにする。
機体スペック |
全幅 400mm |
全長 660mm |
飛行重量 約11.2g |
(50mAhLi-po電池含む) |
製作年月 2007年7月 |
先尾翼部を機体下面から見たところ。根元に2連コイル式のアクチュエータ・ユニットが見える: