風のたより

つれづれに

                    ~~~  冬鳥と栴檀の実 ~~~

2016-01-15 | 野鳥



今年になって初めて扶桑緑地にウォーキング。
日射しはあってまだまだ川風は冷たい。
それでもけっこうウォーキングする人の姿があちこちに、、、、

川沿いを行くと釣竿を垂れる人の姿が、、、
この時期何が釣れるのでしょう???





ぽつんと置かれた自転車、きっと近くの方なのでしょう。

川の水はこの時期少ない様で、丸い大きな石がごろごろと、、、、





川沿いの道を元気に通り過ぎていく自転車の中学生達???
皆お揃いの制服にフェルメットをかぶって~~~

土手の上の桜の木もまだ寒々としています。





更に歩いて行くとこんな立札が、、、
遠くには金華山が見え、右手の方には岐阜城がかすかに小さく、、、





更に進むと木曽川の心地よい瀬音が聞けるこんな場所に。

ここはどうやらパワースポットになっているようで、ここに立っていると確かに
光と風と音のハーモニーを感じる場所です。

何度も来ているとつい通り過ぎてしまいがちですが、ここではちょっと足を止めて、、、





上を見上げると、、、高い木にたくさんの白い実が、青空に映えて綺麗です。
これはどうやら栴檀の実。





栴檀は落葉高木なので、この時期葉が落ちた枝にたくさんの実が残り、
それを冬鳥達が食べに来ています。

でもこの実、犬が食べると中毒を起こすことがあるとか。
下にもけっこう落ちています。





上を見上がるとやっぱりいました。

これはモズのようです。
食べ飽きてしまったのか、木の上でのんびり。





忙しげに実をついばんでいるのはムクドリ!!
黄色い嘴が特徴です。





こちらも木のてっぺんで一休み??





ヒヨドリはせっせと食事中のようです。

木の枝の間を忙しげに鳴きながら飛びかう野鳥達、今冬はしっかり食べ物にありつけたようです。





もう少し先まで歩き、そこからUターン。
来たときは後ろ側だった風景も、帰り路ではゆっくりと眺めながら、、、

いつ来ても木曽川の流れと自然の風景とたくさんの野鳥達に癒される貴重な場所です。



                  コゲラとシジュウカラ

2016-01-13 | 野鳥



裏山に朝からしきりに鳥の声がします。
ちょっと聞きなれない鳥の声もまじっているような???

洗濯物を干しに庭に出て見ると、木の上にシジュウカラの姿を見つけました。
今年初めての野鳥との出会いです。





シジュウカラは鳥の中でもいち早く春を告げる鳥といわれています。
暖冬の今年はやはり春の来るのも早いのでしょうか??





ギーギーと聞き慣れない声もします。
木々の中を捜すと、なんとこの庭で一度だけ見たことのあるコゲラの姿がありました。

うわー、コゲラだ!!!
慌ててシャッターを切ったのでボケてます。(笑)

一度ゆっくり見たいと思っていたコゲラを、こんな近く見れるとはとちょっと興奮していると、、、
そのうちにパーっと飛び立って~~~





お隣の石崖の上のお庭の木に~~~はるかかなたです。
それでもなんとかカメラに収めました。

コゲラは一番小さいキツツキと言われています。
確かに木の上で木をつついているような姿です。
頭にちょっと赤い模様が見えるので、これは雄のコゲラかもしれません。





とりあえず初めてコゲラをカメラに収めちょっと嬉しい気分になりました。
一度来たということは、これからも見るチャンスがあるのでは???

でも250ミリの望遠では、悲しいかなかなりのトリミングの写真です。
望遠のもっと良いカメラが欲しくなりました。


                        各務原アルプスを歩いて~~~

2016-01-10 | 日常の記録



各務野自然遺産の森から思いがけず山歩きをすることになりました。

そんな予定はしていなかったので普段着とブーツ。
それでも歩きだしてしまうと戻るのも惜しい気がして前に進みます。

枯葉の落ち葉の山道を行くと前に歩くご夫婦の姿が見えました。
けっこう足場はきつく息もハァーハァー、、、、

いくつかの岩場の山道を登り、やっと第一の休憩所のある展望台にやってきました。





健脚の道と書かれているように、ここまで来るのもけっこうきつい山道です。
この各務原アルプスには以前も登っていて今回で3回目です。

ここからの眺めは、うぬまの森からさらに西側の風景が眺められます。





この展望台は、標高265メートル。
くねった山道を喘ぎながら登ってきました。

ここでご夫妻と合流し更に頂上を目指します。
ここからもけっこうなアップダウンのきつい山道が続きます。





登るごとに見えてくる風景が変わり、よい眺めが広がります。

途中5人組の中年女性の一団が下りてきました。
こんにちは!!とお互いに声をかけながら、、、、
皆さんしっかりと山歩きの装備です。
余りにも軽装な格好で恥ずかしい思いをしましたが、、、(笑)





更に歩いて、、、、山道にあるハイキングコースの案内板。
頂上の大岩見晴台まではまだ600メートルもあります。

この近くにはかつての濃尾地震の時に出来た断層跡が残っています。

ご夫妻と前後しながら一歩一歩歩みを進めます。
ご夫妻はよく近くの山を登られるとか。





そして約30~40分後、やっと頂上の大見晴台までたどり着きました!!!

ここからは北西の彼方に広がる鈴鹿山系が見渡せます。
この日はちょっと曇りぎみの空ではっきりとは見えませんでしたが、、、、





大岩見晴台にある案内板。

ここからも遠くに伊勢湾や中部国際空港方面が眺められます。





南側には眼下に北山、寒洞池、御坊山が見え航空自衛隊の基地もうっすらと~~~






北側に目を移すと真下に各務原市に隣接する関市の街が広がり、遠くには御嶽山や乗鞍が、、、

北側のルートで登ってきたという方とも合流し、しばし頂上で休憩を交えながら山談義。
皆さんそれぞれ今年初めての山歩きということでした。





北側には上空を飛ぶ自衛隊の練習機が小さく見えました。
各務原市は自衛隊の基地がある街で、しょちゅうこんな光景を目にすることが多いです。

午後からは天気も崩れそうとのことで早めの下山をご一緒しました。


                       冬枯れの森へ~~~

2016-01-07 | 日常の記録



久しぶりに各務原市の水と緑の回廊計画により整備され、2004年(平成16年)に開園した
各務野自然遺産の森へ出かけて見ました。

我が家から車で走ること約10分足らずで来られる自然いっぱいの公園です。





さすがに冬のこの時期には訪れる人も少なく、静寂の中の散策はまた格別です。





「みくりが池」の周辺もしーんと静かで、緑色の湖面に映った木々もまだ冬の装いです。





芝生もその向こうに並ぶ木々も、今は暖かい春を待つばかり、、、





静寂の中で静かな水音は、、、、この小さな流れでした。





ここには何度も来ていますが、今回もこの門をくぐり今は「自然体験塾」になっている
茅葺屋根の建物の中へ、、、

建物はこの地にあった江戸時代の庄屋を移築したものです。





広い土間の横に掲げられた立派な書の屏風と、和紙で作られた大きな明りがいかにも日本の
趣が感じられ素晴しいです。





和室正面にかけられた掛け軸と盆栽。

特に華やかなお正月飾りもなく、いつもと同じ質素な佇まいでした。





となりの土間では丁度係の方が火起こしをしているところでした。

こうして一年中火を起こし燻していないと”木食い虫”が出てしまうのだとか。
遺産を守ることは、やっぱり絶え間ないこんな作業がなされていたのですね。





外に出て山道に通じる小道を歩いていると、ホウノハの枯葉の絨毯が広がっていました。

更に登り足は自然に各務原アルプスの道へ~~~~

                    明けましておめでとうございます!!

2016-01-03 | 日常の記録



明けましておめでとうございます。
皆様お揃いで佳き新年をお迎えのことと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。





数年ぶりに「うぬまの森」に上り初日の出を拝むことができました。

うぬまの森の展望塔のある広場は、毎年初日の出を拝む人でにぎわいますが、近年この住宅地にも
高齢化が進みだんだん少なくなって来ているような気がします。






名古屋より来てくれた孫たちと元日二度目のうぬまの森に上りました。

年中のRちゃんは元気いっぱいで坂道もさっさと、、、、
でも2歳のMちゃんにとって坂道はちょっときついようでお父さんの肩車で上りました。










眺望の丘の方向指示版に腰かけて~~~~

Rちゃんはサンタさんからもらったという子供用スマホで上手に写真撮影してご機嫌です。






展望ひろばにある展望塔に上って~~~

ここからは南に木曽川や犬山城、小牧城、そしてその先に名古屋の中心地のビル群が一望でき
北には連なる峰々が眺められます。






帰りの坂道より、うっすらと雪をかぶった御嶽山が望めました。

今年も佳い一年でありますように~~~