平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

コード・ブルー 第9話~藍沢先生ってそんなだった? あなたはトロントに行くべきだと思う

2017年09月12日 | 職業ドラマ
 車椅子のラグビー選手・両角孝平(成田瑛基)って、藍沢(山下智久)のことですよね。

 自分の実力だけを信じ、尖ってて、他人のことなんか気にしない。
 そんなエース両角が<パスを出す面白さ>や<仲間の力を引き出す面白さ><チームプレーの楽しさ>を知ってしまった。
 それは
 大人になったということなのか?
 丸くなったということなのか?
 後退したということなのか?

 この両角を見て藍沢は何を思ったのだろう。
 少なくとも白石(新垣結衣)は〝そんな藍沢は藍沢でない〟と思っている。
 同時に、第1話で語っていたように〝救命にいなくても藍沢が命と向き合っていてくれる医者であってくれればいい〟と思っている。

 このふたりの関係は面白いなぁ。
 距離がありながら、お互いのことを本当によく理解している。
 そんなに理解し合っているのならもっと距離を縮めちゃえよ、と思うのだが、いつも他人行儀。

 ふたりともクソ真面目なんですね。
 個人的なことよりも目の前の患者と向き合い、命を救うことにしか興味がない。
 白石の場合は、これに〝チーム作り〟が加わる。

 で、僕は、他人とそんな距離を取ってしまう白石が好きです!←結局、そこかいっ!
 チームが育ってきたことを橘(椎名桔平)にホメられて、「みんなのお陰です」と謙虚に言い、あとで嬉しそうに微笑む白石が好きです!←だから、もういいって!

 登場人物たちに次々と訪れた転機。
 彼らはどんな結論を出すのだろう。

 この作品(シーズン3)、白石だけが、大きなドラマもなくニュートラルなんですよね。
 リーダとしての力不足など、多少の揺れはあるが、彼女だけは変わらない。
 ヒロインとして面白い立ち位置。
 とはいえ、藍沢と白石の距離が縮まって恋愛ドラマに発展するのは違う気がするしなぁ。
 でも、藍沢が救命に残るという判断をした理由には、白石の存在もあるんじゃないかなぁ?
 そこらへんを想像させてしまうの所も面白い。
 どなたか藍沢×白石の薄い本を作ってくれないだろうか?(笑)

 さて次回、藍沢と白石の距離はどのくらい縮まるのだろう?


※追記
 夕方の『みんなのニュース』のインタビューでガッキーが言っていたけど、白石と緋山(戸田恵梨香)のシーンは監督の「カット」がなかなか掛からないそうだ。
 だから必然、アドリブで芝居を続けることになる。
 どこまでがアドリブなのかを推測してみるのも面白いかもしれません。

コメント
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