平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

多様性の街・秋葉原~この街に国家主義者・安倍晋三は似合わない

2017年07月08日 | 事件・出来事
 一週間前、都議選の応援演説で安倍首相は自分を批判する人たちに叫んだ。
「こんな人たちに負けるわけにはいかない」

 小さいね。
 こう叫ぶことを〝強いリーダー〟だと思っているのかね?

 アーノルド・シュワルツェネッガーはカリフォルニア州知事選の時に生タマゴをぶつけられた。
 この時にシュワルツェネッガーが言った言葉は、
「ベーコンも投げて」
 ベーコンエッグをつくるからベーコンも投げてくれ、とユーモアで返したのだ。
 田中角栄は批判を受けると、「大変勉強になった」と言ってカネまで渡した(笑)
 カネを渡すのはどうかと思うが、セコい安倍ちゃんなら絶対にしないだろうな。
 器の大きさでは、シュワルツェネッガー>安倍、田中角栄>安倍 だろう。

 海外では、演説で反対の声をあげる人たちは〝プロテスター〟と呼ばれ、当然の行為として認められているそうだ。
 ところが、わが国の官房長官・菅義偉は「選挙妨害」。
 ………………

 安倍内閣になってから、国民の分断が始まっている。
 安倍支持と反安倍。
 これらがくっきりと分かれる。
 アメリカでも、トランプ支持と反トランプで分断がおこなわれているが、時代はこういう風潮なのだろうか?
 本当にイヤな時代になったね。
 子供が権力を握ると、こういうことになる。

 この分断が究極まで行くと、権力者に拠る反対者への弾圧が始まるだろう。
 現に自民党の工藤彰三衆院議員は、首相の街頭演説にヤジを飛ばした人たちに対して「テロ等準備罪で逮捕すべし!」と主張したフェイスブックの投稿に「いいね!」ボタンを押していた。
 この件が発覚して工藤議員は「誤って押してしまった」と弁明したらしいが、果たして本当か?
 心の中には「批判者を弾圧してしまえ」という思いがあるのではないか?
 そして、工藤が共感した「テロ等準備罪で逮捕すべし!」という言葉にこそ、テロ等準備罪(=共謀罪)の本質が現われている。
 テロ等準備罪は、テロ防止の法律なのではなく、政府の批判者を取り締まる法律なのだ。
 ………………

 最後は秋葉原について。
 秋葉原について、こんなツィートをしている方がいた。

『秋葉原はオタクの街だけど、ネトウヨの街じゃない。オタク≠ネトウヨ。さまざまなジャンルのオタクがあの街で過ごしやすいのは、秋葉原がなんでも許容される多様性の街だからだ。それは本来、ネトウヨイズムとは真逆なもの。安倍さんがネトウヨの支持を期待して秋葉原に来るの、本当にやめて欲しい』

 至言ですね。
 安倍晋三のつくろうとしている社会は〝多様性〟からはかけ離れたもの。
 もし彼が多様性を重視しているのなら、「こんな人たちに負けるわけにはいかない」などという偏狭な言葉は出てこない。
「同人誌は著作権違反」
「ロリコン、BLは公序良俗に反する」
「ケーキ屋を和菓子屋へ」
 こんなふうに規制され、管理され、空気を読み、忖度し、許容範囲がどんどん狭くなって、息苦しい社会になっていく。


※関連サイト
〝自民党の歴史的惨敗”にとどめを刺した珍言・暴言を一挙公開!(文春オンライン)

コメント (2)
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