ゾウさんと暮らす

85歳の 夫ゾウさんとの
二人暮らし。 わたし 82歳。  

𤭯を ささげ持つ 女性埴輪 

2017年12月29日 00時10分28秒 | ・歴史 ・歩く

𤭯    はそう)

昨日の ブログに 書いたこと。 

岩手県での展示があったとき 

埋文 ? の 学芸員さんに  

「 𤭯 は どのように 使った、と 思われていますか 」

 と 訊ねた。 

「浜松に 𤭯 を 持った女性の 埴輪がある」

(だった かな?) と 聴いた ような。 

xxxxxxxxxx

その 𤭯 が 見つかった。

浜松で あることを 頼りに なんども 潜入して やっと 

郷ヶ平 古墳 出土 の 人物埴輪

を 見つけた。 記事は 

静岡県浜松市の郷ヶ平古墳群

6世紀後半、前方後円墳を含む)から、

儀式に使う土器を ささげ持つ巫女を 表現した埴輪

が出土している。

 だった。 写真も あった。

頭部がない。 胸から下も 欠けている。

顔に 当たる部分に 「𤭯」と 言われているものが

両手で 持ちあげられている。

その手が 巨大で 最初から 「顔を隠すため」では

ないか と 思わせるほどだ。

  もっとも 私が 思う 「𤭯」とは

   異なった 形。

急須のような 注ぎ口が しっかりと ついているから 

   素人の私は これを 𤭯 とは 言いたくない。

上半身に身につけている 衣裳の模様は

実に 大胆。 赤と 濁った 緑。

2色の 斜めの 格子柄 は 古墳時代の 巫女を 想像できる。

その 彩色に 上から下方 へ

尖ったもので 引っ掻いたような 線が 入っている。

顔がなくて 下半身が ない ことに よって 

その模様を 際立たせている、、、ようだ。

xxxxxxxxxx

これ。

以前に みたことが ある ような 気がする。

記憶を たどった。

盛岡でみたのは 6年ぐらい前。

骨折を した ばかり ?

杖を 持っていたこと、など 思い出した。

調べたことが あるように 思えてきた。

xxxxxxxxxx 私は

胴部に 孔が開けられ、

上部には 胴丈よりも高い広口部がついた

独特の形をした 須恵器を 「はそう」と 思っている。

けれど、浜松のも それは それで 面白い。

この写真からは、管は 本体と 同材で

つくられているようにも 見える。

写真を ここに 添付できないのが 残念だ。

xxxxxx

ともかく 気になっていた 

儀式に使う土器を ささげ持つ巫女を 表現した埴輪

を 年内に さがしだすことが できた。

博物館には 常時 展示されているのだろうか。。。。。

いつか 浜松へ 行けるだろうか。


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