ソーラー充電を始めよう １１ （いよいよパネルの設置なんだが） (2016/12/1)

　色々な準備を重ねて今日はいよいよパネルの設置だ。



　パネルの給電ケーブルにはコルゲートのガードをつけた。



　架台が低いので架台に乗せた後からパネル側からボルトを入れるのは難しい。あらかじめボルトとワッシャーをパネル側に通して、輪ゴムで仮固定。（乗せたら輪ゴムを切断する）

　午前中は奥の習い事があるので、帰ってきてからパネルを上げようと思ってのんびり準備をしていたら、一昨日もお世話になった「もりのくま」さんが早い時間から応援に駆けつけてこられた。このブログを見て今日はパネルを上げるということで来て下さったとのことで、大変うれしいことだ。

　「もりのくま」さんにはしごの下から持ち上げていただいて、あっさりとパネルが3枚屋根に上がった。いやいや、来ていただいてよかった。奥の力ではパネルはなかなか上の方まで持ち上がらないところだった。パネルは受光面の養生と作業中の発電を避けるために、受光面だけ段ボールをかけている。

　当面の山を越えたところで、しばらく二人でコーヒータイムを楽しんで、「もりもくま」さんは帰っていった。これからは一人で黙々とナット締めだ。最初は一番前のパネルに取り掛かる。パネル下の作業空間が狭いので両手を入れてボルトとナットを締めるということができない。

　そこで架台にボルトを入れたら仮固定の輪ゴムを切って、少しパネルを上に持ち上げてボルトとワッシャーをパネルのフレームに瞬間接着剤で固定する。しばらく待ってから架台の下からワッシャーとスプリングワッシャ、ナットで締め付けるという段取りだ。

　ところが下から差し込むワッシャーやスプリングワッシャーがずり落ちてうまくいかない。そこでこの3点をゴム系の接着剤で仮固定してからボルトに差し込むようにした。





　狭いところには手が入っていかない。そこで発泡ポリスチレンの板にくぼみをつけて三点セットを乗せて上からフレーム（ボルトが接着されている）を少しずつ下げながらナットを締めるという方法で固定した。試行錯誤、悪戦苦闘で時間はかかったが最前部のパネルは固定できた。



　次は最後部のパネル。これは架台が横向きなので作業がしやすくて、これまでの技を使ってすぐに固定できた。が、ここでもうすぐ17時で薄暗くなってきた。



　中間のパネルはパネルのボルトを架台に仮止めして本日の作業は終了だ。今夜は強い風が吹きませんようにとねがいつつ、ビールを飲む。天気予報では１～２メートルの風のようだ。

　「もりのくま」さんに早い時間に来ていただいたので本当に助かった。ありがとうございます。午後からのんびりやっていたらとんでもないことになるところだった。



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